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部屋が臭い?気になるモルモットのにおいの原因と11個の対策法

モルモットは臭くなりやすい?

モルモットは、においがきつい動物でもあるため、飼育する際にあらかじめ覚悟しておくことをします。飼育する前ににおいに対する対策方法を身につけておけば匂い問題を解決することができます。

モルモットのにおいの特徴

モルモットは可愛らしい外見でのあるペットですが、匂いが臭いという特徴があります。

モルモットのにおいはスカンクの匂いに近いです。また、排せつ物の匂いも独特であるため、対策をしていないと室内が臭くなってしまいます。

主に、モルモット自体から発せられる匂いであるため、排せつ物の除去やゲージ内を清潔にしていてもにおいが軽減しないことが多いです。

モルモットのにおいに対して正しい知識を身につけ、対策を行うようにしましょう。

においが気にならないペットの種類

モルモットはにおいが気になる動物であるため、においに敏感な人やにおいを気にせずにペットを飼育したい人は違う動物を飼うことをします。

比較的爬虫類は匂いを発することが少なく、特に匂い対策をする必要がありません。しかし、どのペットにも対して言えることですが、清潔な状況を維持していないとにおいがしてしまいます。

ゲージ内を定期的に綺麗にすることはもちろんですが、ペット自体をお風呂などで綺麗にできる場合はお風呂に入れてあげることをします。
においが気になるペット
  1. ハムスター
  2. ハリネズミ
  3. デグー
  4. うさぎ
  5. チンチラ

モルモットのにおいの原因とは?

モルモットのにおいの原因を突き止めることで対策を行いやすくなります。モルモットににおいの原因は複数存在しているため、においを軽減させるためには複数の対策を併行して行う必要があります。

モルモットのにおいの原因1:糞尿

モルモットのにおいの原因は糞尿によることが多いです。そのため、ゲージ内を常に清潔にしておくことである程度においを抑えることが可能です。うんちが臭い原因はうんこの種類によって変わってきます。

健康なうんちの色は黒っぽい便になります。しかし、与えるエサの色によって白い便になったり、緑の便になることもあります。色よりも形に注目するようにしましょう。

便の形がバナナうんちであれば健康的な証拠であるため、問題ありませんが、液状のうんちは下痢を起こしている可能性があります。

モルモットのにおいの原因2:発情期

哺乳動物の多くが、発情期になると独特のにおいを発するようになり、モルモットも例外ではありません。哺乳動物の種類によって、雄と雌でにおいを発しない場合もありますが、モルモットは雄・雌関係なく発情期になるとにおいます。

多くの動物が発情期が決まっていることに対してモルモットはほぼ一年中発情期であるため、におい対策をすることも難しいです。

また、雄と雌どちらも繁殖期になると匂いが出るようになりますが、雄の方がにおいがきつい傾向があります。できるだけ匂い対策を少なくしたい場合は雌を購入しましょう。

オス

雄の方がにおいがきついと紹介しましたが、その理由には発情期の期間が影響しています。メスは半月程度ごとに発情期が訪れることに対して、雄の場合は一年中発情期です。

常に発情期に発するにおいを出すため、対策することも非常に困難です。発情期に発する臭いは糞尿とは異なるにおいであるため、複数のにおいが混じり合ってより臭く感じてしまいやすいです。

ちなみに動物のペニスは隠れていることが多く、簡単に見極めることができません。

メス

雌は発情期になっても雄のような独特のにおいをだすことがありません。におい対策をできるだけしたくない場合は雌を購入することをしますが、簡単に雄か雌かの判断をすることが難しいです。

ペットショップなどで購入する際には、独自の知識で性別を判断するのではなく、ショップ定員の人に聞くことをします。

他の動物と同じように肛門を観察すれば判別できますが、非常に形が似ています。雌に発情期がないこともあり、おとなしい期間が長い特徴もあります。

モルモットのにおいの原因3:皮脂腺からの分泌液

モルモットがにおいがひどい原因に皮脂腺から分泌される液が大きく影響しています。

皮脂腺は肛門付近にあるため、排せつ物が匂っていると勘違いしてしまうことも多いですが、排せつ物とは違うにおいがします。

肛門付近の皮脂腺はモルモットだけではなく、人間にもあり、分泌されることで肛門を守る働きがあります。モルモットの場合は分泌液ににおいがあることで臭く感じてしまいます。

分泌液が分泌されることはいたって健康である証拠であるため、肛門付近が濡れていても問題ありません。

モルモットのにおいの原因4:牧草

モルモットの主食は牧草ですが、ペットとして飼う場合は市販されたエサやほうれん草などの野菜を上げることが多くなってしまいます。

牧草を与えなくても体調が崩れることはありませんが、においの原因に牧草を与えていないことが関係してきます。牧草には多くの食物繊維が含まれることで、腸内環境を整える働きがあります。

そのため、エサを牧草にするだけでもうんちが臭いことがなくなります。また、牧草を与えることでうんこの色にも変化があらわれてくるため、臭くない便だと認識することもできます。

モルモットが臭いときの対策法11個

モルモットが臭いと感じた場合は、原因に適した対処方法を行うことをします。

モルモットは可愛いにも関わらず匂いがあることで可愛らしさが半減してしまうこともあり、におい対策をして懐かせましょう。
必要な物かかる費用
床材800円
殺菌剤1,200円
トイレの砂1,000円
エサ500円
体をふくシート600円
去勢手術1,0000円
ケージ3,000~5,000円
ヒーター5,000円
ブラシ400円
お風呂用ケース600円

モルモットが臭いときの対策法1:床材をこまめに変える

モルモットのにおい対策としてまず、床材を定期的に交換することが効果的です。

一般的にモルモットの床材に牧草を使用していることが多いですが、交換頻度が長引いてしまうと糞や尿が染みついてしまい、ひどい匂いになってしまいます。

匂い対策として床材を交換することは小動物を飼う際の常識ですが、モルモットの場合は、交換したほうがよい理由がもう一つあります。

モルモットは牧草が主食でもあるため、エサの量が少ないと尿がしみこんだ牧草を食べてしまい、一層糞や尿が匂ってしまいやすくなります。

モルモットが臭いときの対策法2:雑菌の繁殖を防ぐ

においを軽減するためには、雑菌の繁殖を抑えることが必要になります。モルモットの体の部分で最も雑菌が繁殖しやすい場所は肛門です。

そのため、肛門を綺麗にしてあげることでにおいを抑えれることができます。

また、肛門を綺麗にすることは肛門についている糞だけではなく、上記で紹介した皮脂腺の分泌液も拭きとることができ、一石二鳥のにおい対策です。

しかし、肛門は敏感な部分でもあるため、ゆるま湯などで慎重に拭きとるように心がけましょう。

モルモットが臭いときの対策法3:トイレ砂を使用する

ゲージ内にトイレの砂を設置することで、におい軽減になります。トイレの砂は排せつ物のにおいを分散させることを抑制できる働きがあるため、排せつ物のにおいを大幅に削減することが可能です。

ゲージ内にトイレの砂を設置していない人は必ず用意するようにしましょう。トイレの砂を毎日交換することが理想的であり、床材の交換頻度を少なくできるメリットもあります。

トイレの砂は毎日交換しても一か月500円程度あれば十分であるため、モルモットを飼育する維持費用が極端に増えることはありません。

モルモットが臭いときの対策法4:えさを変える

モルモットのにおい対策に、エサを変えることでも改善することができます。上記でも紹介したようにモルモットの主食は牧草であるため、牧草を与えればにおいの軽減にもつながります。

しかし、多くの飼い主は購入しやすいペレット状のエサを与えることが多いです。

ペレット状のエサは栄養がバランスよく配合されているメリットがありますが、本来食べる食事ではないため、糞が臭くなりやすいでデメリットがあります。

牧草やほうれん草など食物繊維が多い食事を与えてみましょう。

モルモットが臭いときの対策法5:体を拭く

モルモットのにおいの原因が、体臭の場合もあります。そのような場合はこまめに体を拭いてあげましょう。

冷たいタオルなどで拭いてしまうと寒さに弱いモルモットが驚いてしまう可能性もあるため、ゆるま湯のタオルで拭くようにしましょう。

全身を丁寧にふくことも大切ですが、きついにおいが発生しやすい肛門付近を念入りに拭いてあげることをします。拭いた後に空拭きすることを忘れないようにしましょう。

濡れたまま自然乾燥してしまうと場合によっては体調を崩してしまう可能性があります。

モルモットが臭いときの対策法6:オスなら去勢してもらう

雄は一年中発情期であるため、発情期独特のにおいを常に分泌しています。雄の場合は去勢することでにおいの元をなくすことができ、においを大幅に軽減することができます。

匂い対策に必要な費用としては高額になってしまいますが、一度手術すれば再び発情期の際のにおいが発生することがなくにおいへのストレスから解放されます。

モルモットの寿命は2~3年であるため、去勢する場合は早めに行うことをします。去勢するためには専門の病院に訪れる必要があり、手術費用もかかってしまいます。

モルモットが臭いときの対策法7:ケージをこまめに掃除する

モルモットを飼育しているとどうしてもケージ内が汚れてしまいます。毎日ケージ内を掃除することは大変なため、三日おきぐらいに掃除するようにしましょう。

一週間も放置してしまうと床材やケージ自体に匂いが染みついてしまいます。ケージの掃除をおろそかにしてしまうとうんちの量がたまってしまい、強烈な匂いになります。

ケージを掃除する場合はファブリーズや部屋の臭い取りを活用することで効率よくにおいを除去することができます。ケージを綺麗にすることは大変であるため、飼育する前に覚悟しておきましょう。

モルモットが臭いときの対策法8:体が蒸れないように温度調節

体が蒸れてしまうと人間と同じようにモルモットも汗をかき、においが発生します。汗をかかないようにするためには、体が蒸れないように温度調整することが必要になります。

蒸れやすい梅雨の季節は特に注意しましょう。例えば、小型の扇風機をケージのそばに設置したり、室温も高いのであればエアコンを活用することをします。

蒸れてしまう状態が続いてしまうと匂いだけではなくモルモットの体調を阻害してしまう原因にもなり、注意しましょう。ウンチ自体も蒸れてしまうと強い匂いに変化してしまいます。

モルモットが臭いときの対策法9:ブラッシング

モルモットは季節が変わる際に換毛といって毛が生え変わります。その際にブラッシングすることで換毛を取り除くことができ、ケージないが汚れにくくすることができます。

臭いを軽減することができ、また毛なみを綺麗にする効果もあるため、より可愛らしい外見に仕上げることも可能です。被毛をブラッシングすることで汚れを取り除くこともでき、体臭の原因を除去できます。

モルモットが臭いときの対策法10:冷たいものを与えすぎない

夏の暑さにばてないように冷たい物を与えてしまうこともありますが、いつもと違う便をしてしまいます。

健康的な場合の糞は、ネズミのふんのようにつぶつぶの糞ですが、冷たい物を与えてしまうと液状の糞をしてしまいやすくなります。

液状の糞をしてしまった原因はお腹を崩している証拠でもあるため、普通の食事に戻すようにしましょう。

モルモットが臭いときの対策法11:お風呂に入れる

お風呂に入れることで全身の汚れを取り除くことができ、清潔な状態になるため臭いが軽減されます。お風呂に入れる場合は正しい知識をもって行わないとモルモットを弱らせてしまう原因にもなります。

人間が入るお風呂では温度が高すぎるため、ぬるま湯につけるようにしましょう。また、お風呂から上げた際はできるだけ早くタオルで毛を乾かすことをします。

匂い対策をする際に気を付けたい注意点3つ

におい対策をすることで臭いを軽減することができますが、注意点を把握していないとモルモットに害を与えてしまいかねます。次に、匂い対策を行う際の注意事項を紹介します。

匂い対策をする際に気を付けたい注意点1:市販の消臭剤は厳禁

市販の消臭剤でモルモットのにおいを消すことはできますが、モルモットに対して作られていないため、さまざまな副作用が出てしまうこともあります。そのため、市販されている消臭剤は使用しないようにしましょう。

ケージなどのにおいを消す場合は消臭した後にしっかり拭きとることで問題は起きませんが、いくらにおいがひどいからといって直接吹き付けることはしないようにしましょう。

匂い対策をする際に気を付けたい注意点2:匂いの元を消さないと意味がない

においは元から消さないといけないことを、あらかじめ把握しておくことをします。ケージが汚れて掃除することでにおいを一時的に少なくできます。

においへの対策を行うことも大切ですが、どこから発生している匂いかを調べ、なぜ匂うのかを考えるようにしましょう。

匂い対策をする際に気を付けたい注意点3:動物向けの消臭剤を使う

上記では市販されている消臭剤は使ってはいけないことを紹介しましたが、動物用の消臭剤であれば全く問題ありません。使用する際には一回量や注意事項をしっかり把握して使用することをします。

動物用の消臭剤には、据え置きタイプとスプレータイプが販売されており、用途に合った消臭剤を購入しましょう。人間用とは、使用方法が異なることが多いです。

モルモットのにおいにグッズ5選

モルモットのにおい対策用のグッズは多く販売されています。グッズを活用することで、効率よくにおいを除去することができてです。どのようなグッズが販売されているかを知りたい人は参考にしてください。
グッズの種類費用手間
爪切り579円ツメが伸びた際
お風呂1180円週一回
体拭きシート1458円週一回
グラノーラのエサ749円糞が臭い場合
トイレの砂811円毎日

爪切り

ミニアニマン ウサギのカーブ型つめきりは、あらかじめカーブが描かれている刃が取り付けられているため、きりやすくツメの形も整えやすい特徴があります。

握りやすいグリップ設計がされていることで少しの力でもツメをきることができます。ステンレス製の刃が取り付けられていることで鋭い切れ味に仕上がっています。

使用後の刃先は除菌して保管することをします。

お風呂

モルモットをお風呂に入れる際に洗面器でも問題ありませんが、ハムスタートイレ 小動物用バスタブ を利用すれば手軽にお風呂に入れてあげることができます。

カラーバリエーションが豊富に用意されているため、好みのカラーを選ぶようにしましょう。また、さまざまな大きさで販売されており、飼っているモルモットの大きさに合うサイズがです。

体拭きシート

ジェックス ウサピカ ティッシュバリュー 70枚はモルモットに害のない成分で作られているため、気軽なく使用できるメリットがあります。

ケージ用のウェットティッシュとして使うことが多いですが、モルモット自体にも使用することができます。密封することができるケースに入れられています。

グラノーラタイプのえさ

マルカン うさぎ元気 野菜いっぱいグラノーラ 180g ML-06は多くの野菜が使用されているエサであるため、栄養バランスを取ることができます。

白っぽい便や下痢気味のモルモットに与えることで体調を改善する働きがあります。また、うんちになるまでに毛玉も一緒に糞として排出しやすくなる効果も期待できます。

モルモットのにおいにグッズ5:トイレ砂

マルカン 天然消臭トイレ砂 マルチカラー M サイズは活性炭が使用されているトイレの砂であるため、消臭効果が抜群に高いです。モルモットの排せつ物からくるにおいを最大限カットすることが可能です。

また、針葉樹から作られていることで、吸水性に優れている特徴もあり、より早くにおわなくできます。おしっこがついた床材を上に乗せておくことでトイレのしつけれます。

モルモットのにおいは掃除やアイテムで対策できる!

モルモットは可愛いペットとしてが高いですが、においがきつく室内で飼育することが難しくなりがちです。

しかし、正しい知識と対処方法を行うことでにおいの原因を除去することができ、室内でも問題なく飼育することができます。

モルモットににおいに個対差もありますが、必ずにおう動物であるため、飼育する前ににおいの対処方法を学んでおきましょう。
ペットショップのこじま
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