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かわいいモルモットの生態とは?飼う際の注意点や触れ合い方も紹介

「動物園で抱っこしたモルモットがすごくかわいいと思ったから飼ってみたい」
「モルモットの生態ってどんな感じなの?」
「モルモットともっと仲良くなって、かわいい姿を見たいけれど、どうしたらいい?」
モルモットを飼ってみたいと思っても、一体どんな動物なのかわからず、飼育をためらっていることはないでしょうか。

モルモットは色や毛の長さなどの種類が豊富で、臆病ですが懐いてくれるととてもかわいい動物です。

この記事ではかわいいモルモットの生態や、飼う際の注意点や触れ合い方を紹介しています。

本記事を読むことで、モルモットの生態や飼う際の注意点がわかり、飼育への不安が減るでしょう。

モルモットが気になる方は是非チェックしてみてください。

かわいいモルモットの生態とは?

はじめに、かわいいモルモットの生態について詳しくご紹介させていただきます。

モルモットにはどんな種類がいるのか、鳴き声や寿命、値段、魅力など、飼う前に確認しておきましょう。
是非チェックしてみてください。

モルモットの種類

モルモットには、多くの種類が存在します。
その中でも特に人気がある、イングリッシュ、クレステッド、アビシニアン、シェルティ、テッセル、スキニーギニアピッグについてご紹介します。

一番スタンダードなモルモットは、イングリッシュという種類です。
短毛で丸みのある体をしており、毛の色や模様も様々でとてもかわいいモルモットです。

クレステッドは頭につむじがあるのが特徴です。

アビシニアンは巻き毛が特徴で、もふもふとしたかわいい姿をしています。

シェルティはストレートの長毛で手触りがとてもここちいいのが特徴です。

テッセルは長毛ですが柔らかいウェーブがかかっています。

スキニーギニアピッグは、毛がないモルモットで、子豚のような姿をしています。

このように、モルモットと言っても様々な種類が存在し、またその模様や毛の色も千差万別です。

見た目が同じ個体は存在しないので、お迎えする子を選ぶ楽しみもあるでしょう。

モルモットの鳴き声

モルモットはよくおしゃべりをします。
「プイプイ」「キュキュイ」などかわいい声で鳴くのが特徴です。

声の大きさは犬や猫よりも小さいですが、様々な声で鳴きます。
個体ごとに違いますが、甲高い声で鳴くときは飼い主に何かを伝えたい、訴えたいときです。
低い声の時は、危険が迫っていたり警戒していたりするときによく出す声です。

よくおしゃべりを観察することで、鳴くときの高低や強弱など、モルモットが何を伝えたがっているのか判断できるようになるでしょう。

モルモットの寿命

モルモットの平均寿命は、4~9年ほどと言われています。

もちろん個体による寿命がありますし、飼い方によってはもっと早く死んでしまうことや、もっと長く生きることもあります。

寿命は飼い主の飼い方による影響も多いので、ストレスをかけないようにして、大事にモルモットを飼育するようにしましょう。

モルモットの値段

モルモットの値段の相場は、約5,000円です。

ただし、珍しい毛なみや色などの場合は、10,000円以上する場合もあります。
自分がほしい色、毛なみをよく検討してから購入するのがいいでしょう。

相場よりもあまりにも安い場合は、何か病気を抱えていたりする可能性もありますので、安い理由を確認しておきましょう。

モルモットの魅力

モルモットはずんぐりむっくりしたフォルムがかわいい生き物です。

ぼってりと太ったようにも見え、丸いフォルムはとてかわいいでしょう。

モルモットの鳴き声も「プイプイ」「キュキュイ」と鳴くのもかわいいでしょう。

モルモットは基本的に穏やかで臆病な動物ですが、お世話をしていると懐いてくれます。
懐いてくれるとさらにかわいいと感じるでしょう。

モルモットとハムスターの違い

モルモットとハムスターは、体の大きさ以外にも、しっぽや頬袋、活動時間などに違いがあります。

モルモットの体の大きさは、約20~30cmですが、ハムスターは約13~19cmで、ハムスターのほうが小柄です。

他にも、ハムスターはしっぽと食べ物をため込んでおける頬袋がありますが、モルモットには両方ともありません。

また、モルモットは昼行性で人間と同じ生活リズムを送っていますが、ハムスターは夜行性なので、夜に活動します。

このように、モルモットとハムスターは同じげっ歯類ですが、大きな違いがあります。

モルモットを飼う際の注意点

それではここから、モルモットを飼う際の注意点について、詳しく解説していきます。

どんなものを食べるのかや温度管理など、飼う前に一度確認して、無理のない範囲で飼うことができるか確認しましょう。

食べ物の場合

モルモットは基本的に草食動物なので、「牧草」「モルモット用のペレット」「野菜」を食べます。

モルモットはよく食べる動物なので、牧草はたっぷりと与えましょう。
また、ペレットは牧草だけでは補いきれない栄養素を補給するために重要な餌です。
定期的に与えるようにしましょう。

野菜は、「小松菜」「大根の葉っぱ」「レタス」「キャベツ」「白菜」「ブロッコリー」「ニンジン」をよく食べます。

これらをバランスよく与えてみてください。

逆にチョコレートや化学調味料が入ったものなどは与えないようにしましょう。モルモットの健康を損ねてしまう原因になる可能性があります。

温度管理の場合

モルモットはあまりに暑かったり寒かったりすると、死んでしまうことがあります。

モルモットの飼育温度は18~24℃ほどをキープするように、エアコンをかけた部屋などで飼育するようにしましょう。

暑いと熱中症の危険がありますのでぐったりしていたらすぐに病院に連れていくようにしてください。

また、短毛の場合は長毛よりも夏の暑さに対して耐性があります。長毛のモルモットを飼う場合は、暑さには注意しましょう。
逆に短毛のモルモットは冬の寒さに弱いので、部屋を暖めるなど快適な温度を保つようにしましょう。

体のお手入れの場合

モルモットが汚れてしまっている場合、洗いたいと考える場合がありますが、基本的にモルモットは洗わなくても平気です。

ですがもし洗う場合は、ペット専用のボディソープやタオルなどを使って拭き取りましょう。
人間用だと成分が合わない場合があるため使うのはやめ、ペット用を使用してください。

また、長毛のモルモットは汚れると自分でグルーミングしますが、その際に毛を飲み込んでしまうことがあります。

モルモットは猫と違い自分で吐きだすことができないため、体内にたまっていってしまうことになるのです。

そのため、長毛のモルモットを飼うときは、ブラッシングも必要になります。
忘れずにブラッシングを行うようにしましょう。

接し方の場合

モルモットは臆病な生き物です。

かわいい生き物なので、お迎えしたら撫でたり触ったりしたいと思うことがあるでしょう。

しかしお迎えしてすぐは、知らない場所に来て警戒していることがほとんどなので、2~3日は静かな場所に置いて、スキンシップを取らないようにしてそっとしましょう。

環境に慣れてくると飼い主の手からご飯を食べたりしますので、徐々に信頼関係を築くようにしましょう。

大きな音を出すとモルモットはとても驚くので、あまり物音は立てないようにしてください。

病院が少ない

モルモットは犬や猫と違い、エキゾチックアニマルに分類されるため、対応できる病院が少ないのが現状です。

モルモットがもしも病気になったときなどに対応できる病院が家の近くにあるか、先に確認しておきましょう。

いざというときに素早く行くことができる範囲に病院があると安心です。

モルモットが喜ぶこと・上手に触れ合う方法

モルモットをお迎えする前に、モルモットが喜ぶことや触れ合う方法を知っていると、懐きやすくなりますし上手に信頼関係を築くことができます。

これから詳しく解説しますので、どんな風にすればモルモットが喜んだり、触れあったりできるのかわかるでしょう。
是非チェックしてみてください。

好物をあげる

モルモットに好物をあげることで、喜んでくれたり、上手に触れ合えたりするでしょう。

モルモットは、野菜だと小松菜、キャベツ、パセリ、大根の葉、セロリ、モロヘイヤ、にんじん、さつまいも、ほうれん草、きゅうりが好物になります。

果物だとりんご、バナナ、ぶどう、いちご、オレンジ、ももが好物です。

ただ、果物は糖分が含まれますので、与えすぎると健康を損なう恐れがあります。

好物を与えるともちろん喜んではくれますが、果物や野菜以外を食べなくなってしまうこともあるので、与えすぎには注意が必要です。

モルモット同士で遊ばせる

モルモットは本来群れを成して行動する生き物であるため、モルモット同士で遊ばせると喜びます。

ただ、モルモットは非常に繁殖能力が高いので、オスとメスを一緒に遊ばせたり、一緒のケージで飼育するときは注意が必要です。

また、モルモットの性格により、一緒に遊ばせるとケンカをすることがあります。
ケガをする危険性もありますので、ケンカしそうになったら止めるようにしてください。

一緒に遊ばせることでモルモットのストレス発散にもなりますし、かわいい姿を見ることもできるでしょう。
注意しながら遊ばせるようにしてください。

膝の上に乗せる

膝の上に乗せたり、優しく撫でてあげたりすると、モルモットは喜びます。

コミュニケーションを取ることで、飼い主との仲も深まるでしょう。
撫でられて安心しているかわいい姿を見ることができる可能性があります。

たくさんスキンシップをとるようにしましょう。

モルモットと触れ合える場所

モルモットは、動物園や公園などで触れ合うことができます。

埼玉県のさいたま市大崎公園子供動物園、宮城県の八木山動物公園フジサキの杜、愛媛県の吉田公園などがあります。

実際にモルモットに触れあってみて、かわいい姿を堪能してみてください。
是非お近くの動物園や公園などにモルモットがいるか問い合わせてみましょう。

かわいいモルモットについて知ろう

モルモットはそのかわいい見た目だったり、臆病ではありますが慣れると甘えてきたりと、とても魅力的な生き物です。

かわいい鳴き声でたくさんおしゃべりをするので、その声を聞いているだけで癒されますし、飼い主のよきパートナーになってくれます。

モルモットの生態や、飼う際の注意点や触れ合い方を知っておくと、モルモットと上手に関係を築いていけるでしょう。

かわいいモルモットをお世話する上で、この記事で紹介したことは重要です。

是非この記事を参考にして、モルモットを大事に飼育しましょう。
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