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フェレットの年齢を人間に換算するとどれくらい?長生きするコツも紹介

「うちのフェレットって人間に換算するとなるのかな」
「フェレットの寿命はどのくらい?」
フェレットを飼っている人なら、飼っているフェレットが、人間に換算すると何歳なのか、どうしたら長生きするのか悩みや不安があると思います。
 
そこで本記事では、フェレットは人間に換算すると何歳くらいなのかや、飼育方法を通して、長生きさせる方法を紹介します。

この記事を読めば、きっとあなたもフェレットを飼いたくなるでしょう。また、あなたのフェレットも注意しなければならないポイントを守って飼えば、長生きするのではないでしょうか。

「早くお別れがくるのはいやだ」というあなたも、不安な気もちをすっきりさせて、フェレットがいる楽しい生活をたくさん楽しんでみてください。

フェレットの年齢を人間換算するとどれくらい?

犬や猫よりも早く年齢があがり、人間の10倍もの速さです。
以下がフェレットの年齢を人間の年齢に直したものです。

・1ヶ月→3歳
・3ヶ月→5歳
・6ヶ月→12歳
・1年→26歳
・2年→36歳
・3年→46歳
・4年→56歳
・5年→66歳
・6年→76歳
・7年→86歳

フェレットの平均寿命

平均寿命は5年から10年だと言われていて、4年からシニアになる年齢と言われています。
イギリスのフェレットは8年から10年ほどで、狩猟用フェレットは10年から12年ほどだと言われています。

年齢によるフェレットの変化

年齢とともに少しずつ様子が変わるのは、人間と同じです。

フェレットがどんな、成長をしていくのか見てみましょう。

赤ちゃんの頃

生まれたての赤ちゃんの体重は、約6gから12gくらいです。

大人のフェレットは、ほとんど鳴きませんが赤ちゃんはお腹が空いた時などには、鳴いてお母さんフェレットに知らせます。

また、生後2ヶ月頃までにペットショップデビューをします。

この年齢のフェレットは、硬い餌をあげると消化によくないので、水でふやかしてやわらかい状態にしてあげてください。

実は、野生のフェレットはいないとされていてヨーロッパケナガイタチもしくは、ステップケナガイタチを家畜化したものと言われています。

成長期の頃

もっともやんちゃで、何でも興味を示し愛くるしい年齢です。
そんな年齢の時期こそ、注意することがあります。

遊ぶのが大好きなので、ゴム・シリコン・発泡スチロールなどを噛んで、誤飲してしまう事があるので注意しましょう。
また、毛色も変わっていく時期です。

大人の頃

やんちゃだったフェレットも、落ち着いてくる年齢です。

成長の過程で「大人痩せ」という現象があります。
今まで、ぽっちゃりして幼児体型だったのが、生後1年くらいで本来のフェレットらしいほっそり体型になります。

「うちの子最近、痩せてきたけど大丈夫?」「もしかして、悪い病気でも罹ったのかな」と心配するかもしれませんが、成長の過程で痩せるので大丈夫です。もし、不安な場合は獣医さんに相談してみてください。

高齢期に向かう頃

約4歳からシニアだと言われています。人間の年齢にすると、定年の頃に近い時期です。

また、シニアの年齢になると足腰が弱くなったり、目が見づらくなってきたりするので、ケージから出して遊ぶ時などには、段差や危険はないかなど気にしてあげるといいでしょう。

フェレットの価格目安

価格の相場は、3万円から5万円くらいです。年齢によっても多少前後します。

犬や猫と違い避妊・去勢をした子たちが売られています。なので、その手術代金も含まれているのではないでしょうか。

また、フェレットは海外のファームと呼ばれている所から輸入されてきます。ファームによって体つきや性格など特色が違う為、値段が高くなることがあります。
高いフェレットだと、20万円くらいする子もいます。

フェレットを飼育するのに必要なもの

ここからは、フェレットを飼育するのに必要なものを紹介します。

1つずつ、飼うのに必要なものを見ていきましょう。

ケージ

フェレットは地面で生活しています。高さがあると登って落下する事があり危険なので、高さのあるケージより、床が広くて掃除がしやすいものがおすすめです。

また、すり抜ける名人なので網は細かいものがよいです。

トイレ

フェレットは角に糞をする習性があります。
三角のトイレも販売されていますが、失敗しやすいので身体がすっぽりと入る大きさの四角のトイレを用意してあげましょう。

トイレの砂は固まらないタイプがおすすめです。
固まるタイプだと、餌だと間違えて食べてしまう子もいます。

給水器

フェレットはよく水を飲みます。
なので、毎日新鮮な水が飲めるようにしましょう。

夏場は、水が腐りやすいので朝晩新しい水に取り替えてあげましょう。

餌入れ

餌入れは軽い容器だと、餌をこぼしてしまう事があります。
少し重みがあり、清潔に保つ事のできる陶器のものがおすすめです。

フェレットに長生きしてもらうためのコツ

長生きさせるには、育て方や環境に大きく影響しています。特に、室温を適温に保つこと・食事に気を付けること・ストレスに気をつける・かかりつけの病院を決めて定期的に健康診断を受けること、などが重要です。

室温を適温に保つ

体温調節が苦手なので、ケージが置いてある部屋は人が心地よいなと感じる温度管理が必要です。特にシニア世代の年齢に入ったら、気を付けないと体調を崩してしまいます。

また、留守番をさせる場合は特に、温度や湿度の管理が必要なので冷房や加湿器を使用してあげ、ケージに直接日光が当たらないようにしましょう。

食事に気をつける

高タンパク・低カロリーのフェレット専用フードがよいです。
初めての餌や見慣れない餌は食べないことがあります。数種類の餌を混ぜてあげるとよいでしょう。
また、年齢に適した餌の量や硬さを工夫すると、良いです。

人間が大丈夫なものでもフェレットが食べると病気や中毒・時には死んでしまう事があります。また、フェレットフードも色々なメーカーのものが販売されていて、値段も様々です。餌を買う時のポイントとして、裏面の成分表をしっかりとみるようにしましょう。

成分表は、その餌に一番入っている順に表示されています。最初が肉類のものを選びましょう。小麦やコーンが最初に書いてあるものは、いくら餌が安くてもやめておきましょう。体調を崩す恐れがあります。また、着色料が入っていない餌を選びましょう。

ストレスに気をつける

フェレットは非常に繊細な動物でストレスに弱いです。
ストレスがたまると凶暴になったり、ケージをかじったりすることがあります。
また、毛が抜けたり食欲不振になったりする事があります。

毎日数分でもよいのでケージから出して遊んであげて、ストレスを発散できるようにしてあげましょう。

かかりつけの病院を決めて定期的に健康診断を受ける

飼っている人は徐々に増えてきましたが、犬や猫に比べるとまだまだフェレットを専門に診てくれる病院は少ないです。

しっかり診てくれる病院を探しておきましょう。
また、どの病気も早期発見・早期治療が大切です。しっかり、日頃から観察して変わった事があったらすぐに、病院へ行き診察してもらい、1年に一度は健康診断を受けるようにしましょう。

フェレットの為に知っておきたいかかりやすい病気

フェレットは病気にかかやりやすい動物だと言われています。
いったいどんな、病気にかかやりすいのかご紹介していきます。

すい臓癌やリンパ腫、特に副腎腫瘍が多いです。

すい臓癌(インスリノーマ)
・低血糖になり、よだれがよく出たり、ボーとしたりすることがある。

リンパ腫
・血液のガン。

副腎腫瘍
・避妊・去勢によってホルモンバランスが崩れた事でおこる病気。他にも、歯や眼も病気になりやすい。

また、人や他の動物から感染する病気もあります。人のインフルエンザがうつる事もあります。

もし、インフルエンザに感染した場合はフェレットに近づかないようにしましょう。フェレットに会えないのは、寂しいですが隔離するのがよいかもしれません。治ったら、沢山お世話したり遊んであげましょう。

出典:フェレット | リバティ神戸動物病院
参照:https://www.liberty-ah.com/healthcare/ferret/

フェレットが見せる老化のサイン

自分のフェレットが年齢を重ねているのに気が付きにくいと思いますが、着実に歳を重ねています。

老化のサインは、寝てる時間が増える・毛にツヤがなくなり脱毛する・遊ぶ時間が短くなったりします。また、免疫力が落ちる為に病気にもかかりやすくなります。
ほんの小さな変化も見逃さないようにしましょう。

フェレットの年齢や長生きのコツを知って楽しく快適に過ごしてもらおう

可愛いお顔に、シュッとした体、そしてクスッと笑ってしまいそうな寝姿や仕草、本当に可愛いくて癒やされますね。

短命だと言われますがしっかりと見てくれる病院を探して、なるべくストレスなく生きられる環境を整える事で長生きもしてくれます。それが飼い主の私たちにできる事です。
長生きしてもらって、楽しいフェレットライフを楽しみましょう。
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