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人懐っこい動物15選|1人暮らしでも飼いやすい条件もあわせて紹介

「人懐っこい動物を飼うとどんな良いことがある?」
「人懐っこい動物をペットとして飼いたいけど、1人暮らしでも飼える?」
「1人暮らしの人はどんな動物が飼いやすい?」
ペットを飼う人が増えている昨今、人懐っこい動物は大人にも子どもにも人気です。しかし、特に1人暮らしの人はペットを飼育することに対して不安があるでしょう。

この記事では、15種類の人懐っこい動物を紹介します。また、1人暮らしでも飼いやすい条件もあわせて解説するため、この記事を読めば1人暮らしの人でもペットを飼うことへの不安を解消できる一助となるでしょう。

この記事を読んで、人懐っこい動物にはどんな動物がいるか、自分にはどんな動物を飼うのが合っているのか、確認してみてください。

ペットを飼うメリットとは?

ペットを飼う最大のメリットは、ペットと触れ合うことで愛しく、幸せな気持ちになることです。特に、人懐っこい動物を飼っている場合は、それが顕著になるでしょう。

仕事や勉強で忙しかったり、悩みがあって心が疲れたりしても、ペットの存在が癒しとなり、安心やリラックスにつながります

また、ペットが犬など散歩を必要とする動物の場合、飼い主の運動不足が解消されます。すると、快眠や快食になったり、健康的にダイエットできたりするでしょう。

さらに、人懐っこい動物の存在は子どもの情操教育にも効果があったり、夫婦のコミュニケーションを密にする材料の一つとなる可能性があります。また、ペットのお世話は生活に張りと安らぎをもたらせるでしょう。

人懐っこい動物15選

前述したとおり、人懐っこい動物を飼育することによって、飼い主に多くの良い影響を与えます。そのため、多くの人がさまざまなペットを飼っており、ペットからの癒しを享受しています。

現在、日本では犬や猫を始め、さまざまな動物を飼うことができます。ここからは、15種類の人懐っこい動物を見ていきましょう。

ペットを飼う前に確認しておきたいのが、ペットの価格や寿命、エサ代、飼育に必要な設備、散歩の必要性などです。また、飼育しやすさも大きなポイントになります。

決して人懐っこい動物を目にして衝動買いなどすることなく、事前にしっかりとリサーチして、覚悟を持って飼い始めましょう。

1:インコ

インコは個体によっては飼い主の手に乗ったり、言葉を覚えたり、名前を呼んだら近づいてきたりする場合もあり、人懐っこい動物と言えるでしょう。インコの寿命はおよそ7~15年です。

インコは広くペットショップで売られており、1万円前後から数万円で購入できます。飼育に必要な設備は鳥カゴやエサ入れ、水浴びの容器などです。それ以外に、エサ代が月に2,000~3,000円程度必要になるでしょう。

注意するポイントとしては、頻繁に鳴くため1人暮らしで飼う場合は防音対策を行う必要があることです。また、人懐っこい動物であるがゆえに、コミュニケーションの時間が少ないとストレスで毛をむしってしまう場合があります。

2:モルモット

モルモットは体の大きさが20~25㎝のげっ歯類です。ハムスターよりも大きくてウサギよりも小さく、人懐っこい動物のモルモットは人気のペットです。毛の色は白や黒、ブラウンなど、さまざまな色や柄をした個体がいます。

モルモットの性格は臆病でおとなしく、鳴き声や臭いはほとんどないため、集合住宅でも飼いやすいでしょう。屋内で飼うペットとしてほとんどデメリットがない動物と言えます。

モルモットの寿命は4~8年程度で、値段は数千円ほどで購入できます。必要な設備はケージや床材、隠れ家となる家などが必要です。エサ代は他の小動物と同様に、2,000~3,000円程度でしょう。

3:猫

猫は犬と人気を二分する人懐っこい動物です。ただし、猫は犬と異なり必ずしも散歩が必要ないことと、留守番中に大きな声で鳴くことは少ないため、留守番をさせやすいでしょう。

ただし、留守中にいたずらをされないよう、工夫する必要があります。また、部屋が狭い場合はキャットタワーなどを用意し、運動不足を予防したりストレスを解消できたりする空間を作りましょう。

猫の購入価格は品種や血統、年齢などよって大きく異なり、数万~20万円ほどです。また、譲渡会で保護猫を譲り受ける場合もあります。エサ代はおよそ2,000円~3,000円ほどですが、その他に予防接種やダニ・ノミの駆除費用も必要になります。

4:リス

リスの性格は臆病で神経質な面もありますが人懐っこい動物でもあり、個体によっては飼い主の手から直接エサを食べたり撫でたりすることもできるでしょう。

リスの中でも代表的な種類のシマリスは、体長12~15㎝ほど、しっぽの長さが8~11㎝ほどです。寿命は6~10年程度で、他の小動物より若干長いでしょう。

シマリスの購入費用はおよそ7,000~1万円程度で、種類によっては数万円することもあります。かなりの運動量が必要なリスの飼育には、ケージのほかに登り木なども用意する必要があります。

ケージから出す場合は、家具の間から出られなくなったり、ケーブルをかじって感電したりする危険性があるため、十分に注意が必要です。

5:フェレット

フェレットは温厚でありながら好奇心旺盛、かつ人懐っこい動物です。また、鳴き声は少なく日中のほとんどの時間は眠っているので、1人暮らしの人も飼いやすいペットでしょう。

体長は40~50㎝程度で、寿命はおよそ6~10年ほどです。ふさふさの毛が愛らしいフェレットですが、毛の色は白や茶色、黒などです。

およそ2万~5万円程度でペットショップに売っています。用意する設備はケージやトイレ砂などで、初期費用に数万円が必要です。また、エサ代は月に2,000~3,000円程度になります。

散歩は不要ですが、リードをつけて散歩することも可能です。また、体を洗う、爪切り・耳掃除などこまめなお世話が必要になります。

6:ハムスター

ハムスターは小さくて可愛らしいだけでなく、1,000~4,000円ほどと手ごろな値段で購入できるうえ、飼い主の手の上でエサを食べてくれるなど、人懐っこい動物でもあります。

寿命は2年~3年と短いため、長く一緒に過ごしたい人には向かないでしょう。

飼育にはケージや水入れ、トイレ、砂、敷材などを用意します。エサ代は月におよそ1,000円程度です。お世話もエサやりと水替え、トイレ掃除が中心で、初めてペットを飼うという人におすすめです。

鳴き声はほとんど気にならない程度ですが、夜行性のため夜間に回し車の音が気になる場合があります。また、ケージの外に出すと、壁や柱を噛んだり家具の隙間から出てこない場合があるため、注意が必要です。

7:犬

人懐っこい動物と言えば、犬をおいてほかにないでしょう。なおかつ、1人暮らしにおすすめなのは、広いスペースがいらない小型犬です。

ただし、賃貸物件で犬を飼う場合は、たとえペット可の物件でも飼えない種類があるため、事前に確認しましょう。また、無駄吠えしないようなしつけも必要です。

犬を購入する場合は、猫と同様犬の年齢や血統、品種などによって異なりますが、10万~30万円程度かかります。また、譲渡会で譲り受けることも可能です。

犬の寿命は12~15年であり、散歩やワクチン接種の必要もあるため、最後までしっかりとお世話をする責任と覚悟を持って飼い始めましょう。なお、エサ代は月に2,000~4,000円程度です。

8:マイクロブタ

マイクロブタやミニブタという品種はなく、大きさによって区別されます。マイクロブタとミニブタの成体の体重はそれぞれ18〜40kg、40〜70kgほどです。

ただし、100kgを超えてしまう場合もあるため注意が必要です。マイクロブタは雑食性でブタ用フードやドッグフード、野菜や果物など何でも食べます。また、ブラッシングやシャンプー、爪切りをする必要があります。

マイクロブタは賢く、陽気な人懐っこい動物です。一方で、寂しがりやで大きな声で鳴く場合もあります。1頭20万~40万円ほどで販売されており、10〜15年ほど生きるでしょう。

なお、マイクロブタは家畜の扱いになるため「家畜伝染病予防法」が適用され、飼い主は毎年定期報告書を提出する必要があります。

出典:「家畜伝染病予防法」 第12条の4定期の報告|農林水産省
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=326AC1000000166

9:ウサギ

ウサギは鳴き声がほとんどなく、運動量も多くを必要としないため、1人暮らしでも飼いやすいペットです。寂しいと死んでしまうと言われるウサギですが、実際は1羽で飼育してもストレスで死ぬことはありません。

しかし、ウサギは基本的に人懐っこい動物なので、一緒にいるときは適度なスキンシップをとってあげましょう。また、ケージから出して走り回る時間も必要です。

ウサギの大きさは20~50㎝程度で、寿命は5~10年ほどです。ウサギをペットショップで購入する場合は3,000~2万円ほどで、ケージやトイレ砂などの準備が必要になります。エサ代は月に3,000~5,000円程度です。

10:金魚

金魚を飼うメリットは、まず鳴き声や臭いなどの心配がなく、近隣住民に迷惑をかける心配がないことでしょう。また、購入費用も特殊な種類でなければ高くなく、祭りなどで金魚すくいをして持って帰った金魚をそのまま飼育することになるケースもよくあります。

ただし、飼育するには水温の調節や水質の維持、水槽の清掃など、飼育環境に気を遣う必要があります。金魚の寿命は数年から15年と長いものの、気づかない間に病気で死なせてしまっている場合も多いでしょう。

飼育するには水槽や水草、床砂などのほか、必要に応じてエアーポンプ、ろ過装置、水温計などを用意します。エサ代は月に500円ほどです。

11:デグー

デグーとは体長12〜20cmほど、体重170〜350gほどのネズミに似たげっ歯類の小動物です。芸を覚えるほど知能が高く、好奇心旺盛で人懐っこい動物です。デグーは小動物の中でも特に人懐っこい動物で、人間との相性も良く、飼い主にべったりと懐くこともあるでしょう。

デグーは2,000~6万円程度で購入でき、ハムスターやモルモットなどと同様、ケージや床材、砂、回し車などが必要になります。また、エサ代は月に1,000~2,000円程度です。寿命は5〜8年で、10年以上生きる個体もいます。

きれい好きなデグーは砂場で自分の体を洗うため、ほとんど臭いがしません。また、鳴き声も小さいうえに、お世話もエサやりや簡単な掃除など難しい作業はないため、飼いやすいペットです。

12:トカゲ

爬虫類は哺乳類より人に懐くイメージが持たれないものの、爬虫類の中には人懐っこい動物もいます。中でもトカゲは慣れてると手の上に乗ってきたり、直接手からエサを食べてくれたりすることもあるでしょう。

体の大きさや寿命は種類によって異なりますが、概ね体長15~40cmほど、5~15年ほど生きます。ペットショップで購入する場合は5,000~3万円ほどで購入できるほか、飼育にはケージやヒーター、紫外線ライト、シェルターなどが必要です。

注意すべきポイントとして、肉食のトカゲを飼う場合はコオロギやダンゴムシ、ミルワームなどを与える必要があるため、生き餌を扱うことが苦手な人は肉食のトカゲの飼育が難しいでしょう。

13:フクロウ

フクロウはコノハズクやミミズクも含めて種類が豊富です。性格も穏やかなものから凶暴なものまでさまざまですが、中には人に慣れるフクロウもいるでしょう。しかし、基本的に肉食の猛禽類であることは忘れてはいけません。

ペットとして人気があるのは、ヨーロッパコノハズクやメンフクロウ、アメリカワシミミズクなどです。体の大きさは種類によって異なり15~70cmほどで、購入費用は25万~60万円ほどです。

フクロウの飼育で重要なのはエサの問題で、肉食のフクロウには冷凍したネズミやウズラ 、ヒヨコなどを解凍してさばき、カットして与えなければいけません。

また、フクロウの寿命は10年~30年、中には40年以上生きる個体もいます。さらに、羽を開いて飛べるスペースも必要です。

14:熱帯魚

熱帯魚とは水温25度以上の温かい地域に生息する魚類のことで、非常に多くの種類がいますが、アカヒレやネオンテトラ、グッピー、エンゼルフィッシュなどが有名です。

飼育する場合は水質や水温に注意する必要があります。また、多種類の魚を飼う場合は、共食いをするケースもあるため事前に調べておきましょう。

専門店では、1匹数十円ほどから中には数十万円する魚も売られています。飼育には水槽だけでなく、ろ過装置やヒーター、水温計、底砂、水草、シェルター、塩素中和剤(カルキ抜き)や水質調整剤など、さまざまなグッズが必要です。

熱帯魚は他の動物と比べて人懐っこい動物というわけではありませんが、優雅に泳ぐ熱帯魚の水槽は部屋の雰囲気が変わり、癒しになるというメリットがあるでしょう。

15:カメレオン

カメレオンも犬や猫のように人懐っこい動物とは言えませんが、大きな目や動きが愛らしく飼育しやすいことから、特に爬虫類好きの人には人気のペットです。カメレオンの種類によって異なりますが、大きさは5~60cm、寿命は3~10年ほどです。

飼育スペースを大きくとらず、音を立てることもないため、1人暮らしの人も飼いやすいでしょう。数千円で購入することができますが、人気があり希少価値の高い種類は20万円以上する場合もあります。

エサ代は月200~600円ほどで、コオロギやゴキブリなどの生き餌を与えます。飼育ゲージや保温ライト・紫外線ライト、サーモスタット、枝、床材、霧吹き、ピンセットなどが必要になります。

1人暮らしでも飼いやすい動物の条件

1人暮らしでも人懐っこい動物を飼いたいと考えている人は多いでしょう。しかし、当然のことながら、1人暮らしであれば必然的に居住空間が狭かったり留守番の時間が長くなったりする傾向にあり、それが問題となる可能性があります。

また、経済的な問題もあります。ペットを飼うと初期費用だけでなく、調子を崩した場合の病院代やエサ代、トイレ砂やペットシートの費用など、毎月相当な費用が発生するでしょう。

そのようなこともあり、なるべく飼いやすい性質を持った動物を飼う方が望ましいと言えます。飼いやすい動物の条件として人懐っこい動物であるという以外にも、以下の条件を兼ね備えているかチェックすると良いでしょう。

鳴き声が静かである

人懐っこい動物がゆえに、良く鳴く、良く吠える場合があります。特に防音効果が低い集合住宅では、近隣住民の迷惑にならないよう鳴き声が小さい、もしくは泣かない小動物や魚類、爬虫類などを選ぶと良いでしょう。

また、犬や猫のように無駄吠えをする動物の場合は苦情の原因にもなるため、ペット可の物件であっても、しっかりとしたしつけが必要です。特に、夜間の騒音は近隣住民だけでなく、自分自身にとっても睡眠不足の原因となります。

なお、鳴き声だけでなく、夜行性の小動物が発生させる回し車の音なども騒音問題の原因になることがあります。ペットを飼う場合は、動物がたてる音に関して十分に配慮しましょう。

ケージ内で飼える

1Rや1LDKなどのコンパクトな物件で暮らしているケースが多い1人暮らしの場合は、なるべく小さな動物を飼うのが無難です。

広い家の中や庭を駆け回って運動不足やストレスを解消させることはできないため、たくさんの運動量を必要とする動物や、体の大きな動物は適さないでしょう。

基本的にはあまり動かない動物や、動いてもケージ内の運動で十分満たされる動物、散歩で運動不足やストレスを解消できる動物が適しています。

また、ケージ内で飼える動物を選ぶのがおすすめです。1人暮らしの人はペットに留守番をさせることも多いため、その間はケージ内に入ってくれる人懐っこい動物が良いでしょう。また、ケージ内だけで暮らせる動物は掃除などの世話も楽です。

臭いがきつくない

ペットの身体の臭いや排泄物の臭いなどは、鳴き声と同様近隣トラブルの原因になります。飼い主自身は慣れてしまって気づかなくても、嗅覚が敏感な人や動物が苦手な人にとっては、わずかな動物の臭いが不快に感じることもあるでしょう。

まずは、なるべく臭いがきつくない動物を選ぶことをおすすめします。しかし、動物である以上ある程度の臭いは発生するでしょう。

そのため、常にペットの身体を清潔に保つ、こまめに排泄物の処理をする、定期的にケージの清掃をするなど、なるべく臭いが発生・充満しないように注意が必要です。

また、上手に消臭・除菌グッズを利用する、空気清浄機や脱臭機を活用するなど、自分ができることを検討しましょう。

留守番ができる

1人暮らしの人がペットを飼う場合、仕事などで不在の間に留守番をさせることも考慮しておく必要があります。長時間家を空けておいた結果、ペットが家の中を荒らしてしまうケースもあります。

特に、人懐っこい動物は寂しさやストレスから、暴れてしまったり、家の中のものをかじったり壊したりしてしまいがちです。

そのため、1人暮らしの人がペットを飼う場合は、おとなしく留守番できる動物を選んだり、しっかりとしつけをしたりすることが大切です。また、飼い主が家を出る前におとなしくケージ内に入ってくれると良いでしょう。

留守番ができないペットを飼う場合は、不在の間信頼できる人にあずかってもらう必要があり、大変な迷惑をかけてしまうこともあります。

人懐っこい動物を飼ってみよう

今回、1人暮らしでも比較的飼いやすい動物を紹介してきました。犬や猫を始め、1人暮らしでも飼える人懐っこい動物はたくさんいるため、自分に合った動物を選ぶ時間も楽しいでしょう。

ただし、動物には個体差があります。人懐っこい動物と言っても中にはあまり懐かない個体があったり、寿命や体の大きさが平均から大きく外れたりする場合もあります。また、病気やケガをしたら病院に連れていくなど、コストと時間をとられます。

とは言え、人懐っこい動物をペットとして飼うことで、1人暮らしの生活に喜びや癒やしをもたらすでしょう。ぜひ、最後まで育てる責任と覚悟を持って、ペットを迎えましょう。
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