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スキニーギニアピッグの特徴と飼い方|飼育に必要なものも紹介

「スキニーギニアピッグを飼ってみたい!けれどどうやって家にお迎えするのかわからない」
「スキニーギニアピッグの餌や飼い方がわからない」
「スキニーギニアピッグのことをもっとよく知りたいけれど、まとまった情報がない…」
愛らしい見た目で人を魅了するスキニーギニアピッグですが、まだ知っている人が少なく、お迎えの仕方や飼い方に詳しい人が少ないですよね。

本記事では、スキニーギニアピッグの基本的な情報から飼うために必要な知識、飼育するにあたって手に入れたいアイテム等をまとめてあります。

この記事を読めばスキニーギニアピッグのことを詳しく知ることができ、家にお迎えして一緒に生活することが可能になります。

スキニーギニアピッグのことを知りたい、飼育してみたいという方はぜひ参考にしてください。

スキニーギニアピッグの特徴



スキニーギニアピッグは、小さいブタか細身の小ブタかのような名前ですが、ゲッシ目テンジクネズミ科というモルモットの仲間です。毛がないことが特徴なので、一般的にモルモットと聞いて想像する姿とは異なるものの、人に慣れやすく楽しく飼うことができます。

まずはスキニーギニアピッグの特徴、生息地や性格などの基本的な情報を詳しくご紹介します。

スキニーギニアピッグの生息地

スキニーギニアピッグの生息地はありません。スキニーギニアピッグはペットとして品種改良をされたモルモットになるので、野生には存在しないのです。

1990年代には愛玩動物として認知、定着しており、現在は世界中で愛されている動物です。

スキニーギニアピッグの性格

スキニーギニアピッグは人に懐きやすく、声でコミュニケーションを取ることができます。こちらの存在をわかってもらえれば比較的早く慣れてくれるので、飼育しやすいと言えるでしょう。飼い主に甘えることもあります。

注意したいのは、慣れやすい反面怖がりで神経質な一面も持っていることです。これはモルモット特有の性格の特徴でもあります。

大幅な環境の変化や大きな物音はストレスになります。また、頻繁にゲージから出して撫でるなど、構いすぎるのもあまりよくありません。

スキニーギニアピッグの寿命

スキニーギニアピッグの平均的な寿命は5~8年前後と言われています。

一般的なモルモットでは4~8年前後と言われているので、大体同じくらいです。環境や飼い方、個体差で寿命は変化します。

スキニーギニアピッグの購入方法と価格の目安



スキニーギニアピッグは小動物専門店やペットショップで購入することができます。まずは店舗に電話等で問い合わせるとよいでしょう。

スキニーギニアピッグをペットショップで購入する際の価格の相場は、大体2~5万円です。ペットショップや地域によって価格は違うので、ぜひ運命のスキニーギニアピッグと出会えるといいですね。

スキニーギニアピッグの飼育に必要なもの



ここからはスキニーギニアピッグを実際家で飼う予定の方必見の、飼育に必要なアイテムを紹介します。

スキニーギニアピッグにとって最高の住環境を用意してあげてください。
  • ケージ
  • 床材
  • ヒーター
  • 巣箱
  • 給水器
  • 餌入れ
  • トイレ

ケージ

スキニーギニアピッグは基本的にケージ内で飼育します。

十分に動き回れる広さのものを選んであげましょう。狭すぎるものを選ぶと、スキニーギニアピッグはストレスをため込んでしまいます。

掃除のしやすいステンレスタイプがおすすめです。

床材

床材はケージの下に引いてあげるものです。

すのこ、ペットシーツ、洗えるペットシーツ、牧草等様々な種類があります。

床材は飼い主の好みで大丈夫ですが、何種類かを試してスキニーギニアピックが使い心地のよさそうだと感じるものを選んであげましょう。

ヒーター

モルモットは寒くなるとあまり食べ物も食べず、じっとしているようになります。疑似冬眠をするからです。

スキニーギニアピックも同様で、寒さに弱いため、肌寒い時期になってきたらヒーターをケージ内に設置してあげましょう。

縦置きタイプ、横置きタイプがありますので、ケージにあったものを選ぶとよいでしょう。

巣箱

野生のモルモットは土を掘った穴の中で生活しています。怖がりな性格のため、常に身を隠せる場所を用意してあげましょう。

できれば外から姿を見ることのできない、全方位を覆われて暗くなるタイプのものがおすすめです。

給水器

直に床に置くタイプのお皿でも水は飲めますが、ひっくり返す恐れもあるので、ケージに取り付けるタイプの給水器がおすすめです。

常に清潔なお水が飲めるように用意してあげてください。

餌入れ

エサを入れておく器が必要になります。

こちらは飼い主の好みの形や色のものを用意しても大丈夫です。なるべく食べやすいように、浅いタイプのものがおすすめです。

トイレ

スキニーギニアピッグは排泄物が多い動物です。そしてトイレの位置を覚えるのは少し苦手です。

根気強く教えてあげれば覚えることもあるので、トイレを用意してあげましょう。隅でトイレをする習性があるので、隅に設置してあげると成功回数があがります。

ストレスをためる場合もあるので、厳しくトイレを教えるのはあまりおすすめしません。

スキニーギニアピッグの飼育方法



スキニーギニアピッグの飼育方法を詳しく説明します。

食べさせてもいいものや日頃のお手入れ方法、トイレ等スキニーギニアピッグが家で生活していく上で大切な項目を詳しく解説しますので、参考にしてください。

スキニーギニアピッグの餌

スキニーギニアピッグの主食は「モルモット用のペレット」をあげましょう。ペレットは決まった時間にあげ、牧草は常に食べられる状態にしておいてあげましょう。

スキニーギニアピッグは食欲旺盛な動物です。フルーツや小松菜、キャベツといった葉野菜、にんじんなどの根菜も大好物なので、おやつにあげるといいでしょう。

ビタミンと糖不足にならないよう、上記の餌を毎日まんべんなく、バランスよく与えましょう。ごはんの時間はコミュニケーションのチャンスです。

スキニーギニアピッグのお手入れ

スキニーギニアピッグは見ての通り毛のない動物です。モルモットのようなブラッシングはしなくて大丈夫です。逆にブラッシングをすると皮膚を痛めてしまうことがあるので、十分注意してください。


汚れやにおいが気になる場合は、お風呂には極力入れず電子レンジで少し温めたホットタオルで優しく拭いてあげましょう。スキニーギニアピッグは体温調節が苦手なので、季節に合わせてタオルの温度を適温に調節してあげてください。

スキニーギニアピッグのトイレ

スキニーギニアピッグはモルモットと同様、排泄回数が多いです。ケージのにおいが気になってきた、汚れが目立ってきたらこまめに掃除をしてあげましょう。毎日掃除をするのがベストです。

トイレを用意してあげると覚えることもありますが、ばっちりトイレを覚えられるかどうかは個体差があります。

スキニーギニアピッグは餌を食べている最中に排泄をすることが多いので、餌の場所とトイレの位置を考えて設置すると、成功する可能性があります。

快適な温度・湿度

スキニーギニアピッグは毛のない動物です。そのため、比較的暑さには強く寒さには弱い、ということを覚えておきましょう。スキニーギニアピッグが過ごしやすい気温は20度から26度、湿度は40%から60%といわれています。

ただし暑すぎる環境はいけないので、夏場はエアコンの効いた部屋、冬場はケージ内にヒーターを入れて寒さ対策をしましょう。常に室温を気にかけてあげてください。

定期的に爪切りをする

スキニーギニアピッグも、爪が伸びます。伸びてきたなと感じたら切ってあげましょう。

ただし、個体によっては嫌がる場合もあります。上手に切ってあげる自信がないときは獣医に頼んだり、イメージトレーニングをしたりして成功させましょう。

タオルを優しく体全体に巻いてあげて、身体をしっかり固定してあげるとおとなしくなる場合もあります。その隙に爪を切ってあげましょう。

スキニーギニアピッグを飼育するときの注意点



習性や性格、飼育方法を理解した上で、今度はスキニーギニアピッグを飼育する際の注意点を挙げます。

ペットの部類ではマイナーに属するスキニーギニアピッグ。こちらの注意点をおさえて、もしものトラブル等に備えましょう。

診察してもらえる動物病院を事前に探しておく

まずは、小動物も診察してくれる動物病院を探しておきましょう。

スキニーギニアピッグはエキゾチックアニマルの部類です。動物病院は犬、猫がメインで、病院によってはエキゾチックアニマルの診察を断るところもあります。飼いはじめたらまずは近場の動物病院に電話で問い合わせるなどして、スキニーギニアピッグの診察が可能か聞いてみましょう。

被毛がないことによるリスクを認識しておく

スキニーギニアピッグはその毛のない、つるつるな身体が魅力の一つですが、毛がないせいで皮膚が敏感であることを理解しておきましょう。少しの刺激が皮膚を大きく傷つけることがあります。

普通のモルモットのようにブラッシングは必要ありません。

スキニーギニアピッグがかかる可能性がある病気



スキニーギニアピッグがなりやすい病気は皮膚疾患です。寒さにも弱く、皮膚炎や水虫にかかりやすいので、日頃から注意深く皮膚の状態を観察してあげましょう。足の裏も怪我をしていないかよくみてあげてください。

そして、体内でビタミンを作るのが苦手なので、「ビタミンC欠乏症」になりやすいです。食べ物やビタミンの入った餌を意識して与えましょう。

また、不正咬合も注意してあげてください。口元に違和感を覚えたら、動物病院の定期健診などで相談してください。

スキニーギニアピッグの特徴と飼育方法を理解しよう



スキニーギニアピッグの特徴、飼育方法などをご紹介しました。

これからスキニーギニアピッグを家に迎え、ペットとして飼いたいと思う方は、この記事を読んで飼い方をマスターし、楽しいペットライフをお過ごしください。
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