小動物チンチラの寿命と寿命をのばす飼い方・ギネス記録

チンチラとは、チンチラ科チンチラ属に分類される齧歯類に分類される動物です。見た目は、ネズミやハムスターに似ていますが、チンチラは体長30cmと大きく、実はモルモットの仲間です。最近では、ペットとしてが出てきています。モコモコの毛とクリクリな目、見た目がとても可愛らしいのが、が出た理由でしょう。

では、寿命はどのくらいなのでしょうか。チンチラの平均寿命は、10年～15年と言われています。病気にもかかりづらいので、ペットとして飼うのには、とても最適と言えるでしょう。チンチラ以外の動物の平均寿命も見てみましょう。

フェレットも最近では、ペットショップなどで良く見かけるようになりました。フェレットのつぶらな瞳と、長い胴に短い手足が特徴です。一般的に猫よりも人間に懐きやすい事から、ペットとしてのが出てきたのでしょう。そんな可愛らしいフェレットの平均寿命ですが、6年～10年と言われています。

チンチラは、見た目がネズミみたいなのでとても勘違いされやすいのですが、実はチンチラは、モルモットの仲間なので、ネズミとは全く関係がないのです。チンチラとは全く別の動物ですが、ネズミの平均寿命はどのくらいなのでしょうか。

ネズミの種類にもよりますが、私達にとても身近なドブネズミですと、その平均寿命は約3年と言われています。また別のネズミのハツカネズミですと、1年～1年半年と短命と言われています。

うさぎは、昔からペットとしてが高い動物です。そんなうさぎの平均寿命は、5年～10年と言われています。少し前までは平均寿命約5年と言われていましたが、最近では、正しい飼育方法が改善されてきたため、昔よりも寿命が伸び、長生きができるようになりました。

チンチラの平均寿命は、10年～15年と言われていますが、平均寿命よりも長生きをしたチンチラは存在するのでしょうか。

実際にギネス記録を持っているチンチラが存在しています。ギネス記録を持っているチンチラは、ドイツ生まれのRadar君というチンチラで、その驚異的な年齢は何と、29歳229日です。平均寿命寿命の約2倍も生きたという事になります。

この驚異的な記録は、更新される日が来るのでしょうか。今から飼う方も、もう既に飼っている方も大切に育てれば、大長寿になれるでしょう。

さて、寿命を伸ばす飼い方などあるのでしょうか。チンチラも動物ですから、いつかは寿命がきてしまいますね。チンチラの平均寿命は、上でも述べたとおり10年～15年と言われていますが、これはあくまでも平均です。飼い主さんが大切に育てれば平均寿命よりも遥かに超える事ができます。

逆に、飼育を怠っていると平均寿命よりも早く亡くなる可能性もあるでしょう。長生きさせる秘訣は、チンチラの生活環境をしっかり整えてあげる事がとても大切になってきます。そこでチンチラの上手な飼い方をこれからご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

まず揃えてほしいものが大きいゲージです。チンチラは、運動がとても大好きな動物で、特にジャンプを得意とします。時には1ｍ近くジャンプする事があります。そこで必要になってくるのが大きいゲージです。

大きいと言っても、横に大きいのはもちろんですが、縦にも大きいゲージが好ましいです。高さは最低1ｍはあると良いでしょう。それに加えて、チンチラは齧ることが好きなので、チンチラに齧られても壊れないような丈夫なゲージを選んであげるのがポイントです。

ゲージに合わせてチンチラが休める場所、巣箱ですが、巣箱は逆に木製のものが良いです。木製なので齧られてしまいますが、そこは消耗品と考えて、壊れたりしたら新しいものに取り替えてあげるのが良いでしょう。

犬や猫と同じく、チンチラは温度調節が苦手です。暑さ･寒さにとても弱い動物です。そこで常にエアコンが必要になりますが、気になるのが光熱費です。そこで少しでも光熱費を抑えるためにも、夏場は、ペット用のひんやりシートなどを利用したり、日陰を作ってあげたりしましょう。

冬場は、ペット用のパネルヒーターなどを上手く利用し、暖かくしてあげましょう。チンチラにとって最適な気温は、15度～20度です。また、湿度が高いと体調を崩しやすくなりますので、除湿機など有効的に使いましょう。

このように、チンチラは温度にとても敏感な動物と言えます。大切な家族ですから、チンチラにとって最適な環境になるように心掛けてあげましょう。

チンチラのエサとなるのが「牧草」です。牧草は固めのものを選んであげると良いでしょう。歯の健康にも繋がります。また、ペットショップなどに売っている、チンチラ用のペレットなどがありますが、あげる時には、気持ち少な目に留めておきましょう。

大体大さじ1杯くらいが良いです。太り過ぎを防ぐためにもエサのあげすぎには注意しましょう。チンチラは夜行性ですので、チンチラが活発になる前の夕方頃に、エサと水を交換してあげると良いです。また、水は毎日新しいものに取り替えてあげましょう。

チンチラにとって砂遊びは、健康を保つためにも必要不可欠な事です。どういう事かと言いますと、チンチラは、皮膚から「ラノリン」という物質を出すのですが、これの役割は、毛のコーティングや、断熱効果を得るためです。

簡単に言いますと「皮脂」という事になります。しかし、この「ラノリン」という物質は、自然に蒸発したりしないので、それを落とすために砂遊びが必要です。人間で言うと「お風呂」の代わりです。また、砂は何でも良いという事ではなく「チンチラ専用の砂」というものがありますので、そちらを買ってあげましょう。砂遊びは、毎日5分～10分程度してあげるのが目安となります。

ペットを飼うときに一つの目安となるのが「値段」です。これから家族になるペットなのに値段で決めるなんてと思われるでしょうが、タダではペットを飼えないのは事実です。

チンチラは、どのくらいの値段なのでしょうか。これは、販売店によって多少値段は変わりますが、目安として「5万円」と覚えておきましょう。また。同じ種類のチンチラでも、生まれた日によっても多少値段が変わってきます。

それ以外にも大きく値段が変わってくる要因は、チンチラの毛の色です。チンチラの毛の色には7種類あり「スタンダードグレー」「シナモン」「ブラックベルベット」「ブラックエボニー」「ホワイト」「パイド」「バイオレット」です。

やはり、あまり多く出回っていないカラーのチンチラが値段が高くなります。

いかがでしたか。チンチラの平均寿命や、飼い方など参考になったでしょうか。チンチラは、その見た目の可愛さから、現在、のペットとなってきています。

アパート住まいの方や、小動物を飼いたいと考えている方にぴったりの動物と言えるでしょう。そして実際にペットショップなどに行って、好みの毛の色や、値段、ペットショップの店員さんに、その子の性格などを聞いて判断するのがよいでしょう。

簡単に判断をせず慎重に決めて、家族に迎えてあげましょう。