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モルモットのポップコーンジャンプとは?理由や嬉しい時の仕草も紹介

ポップコーンジャンプという言葉を知っていますか?

なんだか、美味しそうな名前ですが、これは小動物の見せる仕草の名前です。
見た目の可愛いモルモットは、仕草もとても可愛いものです。

この記事で分かることは、ポップコーンジャンプがどんなものか、それをする理由や嬉しい時の見せる仕草、またポップコーンジャンプするモルモット以外の小動物について紹介しています。

ポップコーンジャンプの可愛らしい仕草や、それをする理由に興味のある人、モルモットを飼ってみたくて仕草の理由が気になるという人は、ぜひ記事を読み進めてください。

この記事を読んだ後には、ポップコーンジャンプがどんなものか、また、それをする時のモルモットの気持ちが分かるようになって、よりモルモットの見せる仕草に興味が湧いてくるでしょう。

モルモットがするポップコーンジャンプとは

ポップコーンジャンプとは、小動物そのなかでもモルモットが見せるジャンプのことです。

名前の由来は、そのとおり、ポップコーンが弾ける様子に似ていることから名付けられました。

小さな体を捻りながら、短い足で一生懸命にぴょんぴょんと飛び跳ねる姿は、とても愛らしく、どこか面白く、癒される仕草です。

ポップコーンジャンプは、あまり頻繁に見られるものではないので、モルモットを飼っている人からすると見れると嬉しい仕草とも言われています。

モルモットがポップコーンジャンプをする理由

モルモットは、犬や猫のような愛情表現はしないと考えられがちですが、そんなことはありません。

モルモットや小動物も、その仕草から、今どのような感情を持っているかを知れます。

では、ポップコーンジャンプをするのはどんな時で、どんな感情を表現しているのかを紹介していきましょう。

ただし、ポップコーンジャンプは、頻繁に見られるものではなく、モルモットの飼い主の中には、この仕草を見るのを目標にしている人もいるくらいです。

ポップコーンジャンプが見られないからといって落胆する必要もありません。一緒に過ごす中で気長に観察してみましょう。

嬉しい時

ポップコーンジャンプは、意味のない運動ではなく、嬉しいときや興奮しているときにすることがあります。

子どもが嬉しい感情を表すのに、ぴょんぴょんと飛び跳ねることがありますが、モルモットのポップコーンジャンプもそれと同じです。

実際、ポップコーンジャンプは、子どものモルモットに起こりやすいので、子どもの感情表現と同じではと考えられています。

例えば、ケージの外に出た時、好物を貰えた時、嬉しくてテンションが上がった時など、気持ちが高まったときにポップコーンが弾けたようにジャンプします。

モルモットが嬉しいと思うお世話をして、ポップコーンジャンプが見られたら飼い主も嬉しいですね。

嫌なことがあった時

ポップコーンジャンプは、嬉しい時だけでなく、嫌な時など、マイナスの感情を表現していることもあります。

触られたり、抱かれるのが苦手なモルモットは、触られると嫌がってポップコーンジャンプするのです。

ジャンプだけでは、嬉しいのか嫌なのか判断しにくいこともあります。

そんなときは、ポップコーンジャンプ以外の、鳴き声や体をねじって逃げようとする素振りなどから、モルモットが嫌がっているのかを判断すると良いでしょう。

もし、嫌がっていそうならやめてあげましょう。

どんなモルモットでもポップコーンジャンプをする?

可愛らしいポップコーンジャンプですが、どんなモルモットでもするのかというと、そうではありません。

ポップコーンジャンプは、若いモルモットによく見られますが、高齢になるほど減っていきます。

はっきりとした理由は分かりませんが、体が重くなるとジャンプしにくくなることや、年齢を重ねるにつれて徐々に穏やかな性格になり過度な感情表現がなくなることが原因かと言われています。

そのため、ポップコーンジャンプをよくするモルモットは、若い証拠とも考えられているのです。

モルモットが嬉しい時にする仕草は?

ポップコーンジャンプの他にも、モルモットは嬉しいと思ったときにする仕草がいくつかあります。

嬉しいと思った時にする仕草が分かっていれば、お世話もしやすいですし、感情表現の方法を知っていれば、一緒に過ごす時間をもっと楽しめるでしょう。

嬉しいと思った行動が実は嫌がっている行動だということもあるので、お世話しながら、よく観察してみましょう。

手を甘噛みしたり舐めたりする

モルモットの体に触ったときや、抱っこした時などに手を甘噛みしたり舐めたりするのは、嬉しいという愛情表現です。

小動物は、共通して警戒心が強く、懐きにくいという特徴があります。

モルモットもやはり警戒心が強く、懐きにくいのですが、時間をかけて愛情を注いで信頼関係を築けば、モルモットから愛情表現してくれることもあります。

警戒心が強い動物が心を開いてくれる瞬間は感動的です。

ただし、手から美味しそうな匂いがするなど、モルモットの勘違いで舐めてくることもあり、そのような場合は愛情表現とは違うので注意しましょう

ゴロゴロ鳴く

モルモットは気持ちがいい時、甘えたりする時にゴロゴロと喉を鳴らします。猫も同じく喉鳴らしますが、その行動の意味も猫とモルモットは全く一緒です。

モルモットも撫でたり抱っこしている時にゴロゴロと鳴きます。そして、嬉しい気持ちが高まるとポップコーンジャンプすることがあるのです。

ただし、このゴロゴロと鳴く行動は、威嚇でも起こります。

モルモットは、そもそも好戦的な動物ではないので、いきなり噛みついたりするようなことはほとんどありませんが、これは威嚇しているのかなと思ったら、離れるようにしましょう。

特にオス同士の場合には威嚇でゴロゴロと鳴く場合があるので、注意しましょう。

飼い主の体の上や手の中で寝る

モルモットは、飼い主に気を許した時、安心した時に、飼い主の体の上や手の中で寝ることがあります。嬉しい時とは少し意味が違うかもしれませんが、これも愛情表現の一つといえます。

そこまで飼い主に慣れてくるまでは時間もかかりますが、モルモットが手の中や体の上でウトウトする姿はとても愛らしいものです。

ただし、モルモットと一緒に寝るのは、潰してしまったり、高いところから落下する危険性もあるので、十分に注意しましょう。

ポップコーンジャンプをする他の動物

ポップコーンジャンプするのは、モルモットだけではありません。

モルモット以外の小動物でもポップコーンジャンプするものがいます。

これから紹介するどの動物も、機嫌がいい時にポップコーンジャンプします。

動物によっての多少の違いはありますが、愛らしいポップコーンジャンプを見てみたい人は、知っておいてもいいでしょう。

うさぎ

うさぎは、いつでも飛び跳ねているイメージですが、そのジャンプには種類があります。

うさぎのポップコーンジャンプは、移動のジャンプとは違い、垂直に高くぴょんぴょんと飛びます。やはり、機嫌がいい時や嬉しい時にポップコーンジャンプします。

うさぎは、他の小動物に比べてもジャンプ力が非常に高いため、驚くほどの跳躍をみせてくれるでしょう。

チンチラ

チンチラは、ぽってりとした体に似合わず、俊敏で活発な動物です。

ものすごいスピードで走り回り、壁を蹴り上げて方向転換するなど、アクロバティックな動きをします。ジャンプ力も高く、垂直に1mも飛び上がることもあります。

モルモットよりもジャンプ力が高いので、少し見た目が違いますが、これもポップコーンジャンプです。


チンチラも同じく、楽しいと思った時にポップコーンジャンプを見せてくれます。

デグー

デグーは、様々な鳴き声を出します。別名「アンデスの歌うネズミ」とも言われています。感情も鳴き声で伝えてくれると考えられていますが、ポップコーンジャンプもしてくれます。

ハムスターのような姿からは想像しづらいですが、アンデス山脈の高原地帯の岩場に住むデグーも強い脚力を持っていて、ジャンプ力も非常に高いのです。

飛び跳ね方にもパターンがありますが、やはり楽しい時、嬉しい時にジャンプするのがポイントです。

モルモットの仕草を観察してみよう

モルモットの飼い主にとって、一度は見てみたいと思うのがポップコーンジャンプです。

モルモットが子どもの時にしか見られない仕草なので、可愛さも格別でしょう。大人になるつれて体が重く不器用なジャンプになりますが、それも可愛いでしょう。

一見、感情表現がないように見えますが、仕草をしっかりと観察すればモルモットの感情も読み取れるようになるでしょう。


モルモットの様々な仕草から、面白い発見もあるでしょう。よく観察して可愛がってあげましょう。
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