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【時代別】恐竜の種類一覧|海/飛ぶ/角のある/草食/肉食

・有名な10種類の古生物・名前一覧

を誇る恐竜の中で、さらにの恐竜を表であいうえお順に紹介します。
恐竜の名前種類時期
アンキロサウルス恐竜白亜紀
ステゴサウルス恐竜ジュラ紀
スピノサウルス恐竜白亜紀
ティラノサウルス恐竜白亜紀
トリケラトプス恐竜白亜紀
パキケファロサウルス恐竜白亜紀
パラサウロロフス恐竜白亜紀
プテラノドンは虫類白亜紀
ブラキオサウルス恐竜ジュラ紀
モササウルスは虫類白亜紀

時代別生物の変化

中生代

恐竜は中生代に栄えていました。中生代は三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つの時代に分類することができ、その各時代により生物の種類が変化しています。

三畳紀について

三畳紀の頃の地球の気候は温度が高く、乾燥していました。そのため乾燥に強い種類であるは虫類が繁栄していました。他には6メートルにもなる両生類の仲間がいました。三畳紀の中期からは、最初の恐竜の種類になるエオラプトルやヘレラサウルスなどが誕生しました。しかしこの頃の恐竜は後の恐竜に比べると、小型の種類ばかりでした。

この三畳紀の時代に海に住むは虫類の仲間が現れました。この種類のは虫類はひれではなく、水かきのついた指がありました。

三畳紀に現れた生物の種類には、他に翼竜とほ乳類がいます。この2種類の生物はどちらも体が小さかったとのことです。なおアルゼンチンの「月の谷」では、三畳紀における最古の恐竜の種類の化石が発見されています。
三畳紀の生物種類備考(大きさなど)
エオラプトル恐竜1.5メートル。雑食。
ピサノサウルス恐竜1メートル。草食。
プラテオサウルス恐竜最大10メートル。草食。三畳紀における恐竜としては大型の種類です。
フレングエリサウルス恐竜6メートル。肉食。
ヘレラサウルス恐竜3メートル。肉食。
タニストロフェウスは虫類6メートル。肉食。
ノトサウルスは虫類最大7メートル。肉食。
マストドンサウルス両生類最大6メートル。肉食。
メトポサウルス両生類3メートル。肉食
アデロバシレウスほ乳類十数センチ。食性不明。最古のほ乳類とされています。
イスチグアラスティアほ乳類3.5メートル。
エクサエレトドンほ乳類1.8メートル。草食。

ジュラ紀について

ジュラ紀は熱帯の気候の時代でした。地球全体が今より暖かく、南極や北極の氷は凍ってはおらず、そのため海の面積が今より広い状態でした。それにより気候が安定し、降雨量も多かったと見られ森林が内陸部まで広がっていました。豊富な食料によるためか、草食性の種類の恐竜は巨大化していき、それに合わせて肉食の恐竜も巨大化した種類が増えました。

この頃になると地上では大型の種類のは虫類は絶滅しました。しかし空では翼竜、海では魚竜といったは虫類の分類される種類の生物が栄えました。さらにジュラ紀は最古の鳥の種類にあたる始祖鳥が現れ、胎盤を持つ種類の最古の哺乳類も現れました。この頃の植物の種類は裸子植物でした。
ジュラ紀の生物種類備考(大きさなど)
インロング恐竜1.2メートル。草食。
カマラサウルス恐竜18メートル。草食。
グアンロング恐竜3メートル。肉食。
シンラプトル恐竜7.6メートル。肉食。
チャオヤングサウルス恐竜1.1メートル。草食。
マッソスポンディルス恐竜最大5メートル。草食。子育てをしていたと言われています。
マメンチサウルス恐竜22メートル。草食。非常に長い首を持ちますが、首を高くあげることはできませんでした。
プテロダクティルスは虫類(翼竜)最大2.5メートル。肉食。世界で初めて発見された翼竜です。
テムノドントサウルスは虫類(魚類)10メートル。肉食。
始祖鳥鳥類50センチ。肉食。恐竜と鳥類両方の特徴を持っていました。
ジュラマイアほ乳類最大10センチ。胎盤を持つものとしては最古のほ乳類です。

白亜紀について

白亜紀は大陸の分断が進み、地域によっては四季のある気候が現れる場所も出始めました。その中で花を咲かせることのできる被子植物の種類が現れました。被子植物は恐竜が昆虫に花粉や種を運んでもらい、存在する地域を増やしていきました。

大陸が分断されたことで恐竜たちも独自の進化を遂げ、多くの種類の恐竜が現れました。さらに翼竜に替わり、鳥類が繁栄を始めました。大型の種類の翼竜は生き残りましたが、鳥類の数が多かったと言われています。そして白亜紀の終盤に、恐竜の大量絶滅が起きました。
白亜紀の生物種類備考(大きさなど)
イグアノドン恐竜9メートル。草食。
エオティラヌス恐竜4メートル。肉食。
ゴルゴサウルス恐竜最大9メートル。肉食。
ネオベナトル恐竜4.7メートル。肉食。
ペレカニミムス恐竜2メートル。雑食。
モササウルスは虫類最大18メートル。肉食。魚類の絶滅と入れ替わるように誕生しました。トカゲの仲間ですが、海へ進出した生物です。
プテラノドンは虫類(翼竜)9メートル。肉食。
ベルゼブフォ両生類40センチ。肉食。巨大なカエルで、恐竜の赤ちゃんを食べることがあったと言われています。
イクチオルニス鳥類24センチ。肉食。鳥類は恐竜の獣脚類から進化したと言われています。イクチオルニスの嘴には歯が残っていました。

海の生物の種類

中生代の地上は恐竜が繁栄していましたが、海の中は巨大なは虫類が繁栄していました。
生物の名前時代備考(姿など)
アーケロン白亜紀4メートル。カメの仲間ですが、甲羅は持っていませんでした。隙間のあいている骨格が硬い皮膚で覆われていました。
イクチオルニス三畳紀後半からジュラ紀前半にかけて2メートル。尾びれや背びれを持つイルカに似た姿をしていました。
フタバサウルス白亜紀7メートル。日本で発見された生物で、首長竜の仲間です。
プレシオサウルスジュラ紀5メートル。首長竜の仲間になります。
モササウルス白亜紀最大18メートル。トカゲの仲間から進化しました。

空の生物の種類

三畳紀後期から空を飛ぶは虫類の種類である翼竜が現れ、白亜紀には恐竜の種類である獣脚類から進化した鳥類が現れました。
生物の名前時代備考(種類など)
イクチオルニス白亜紀鳥類。24センチ。肉食。
ケツァルコアトルス白亜紀は虫類。10メートル。肉食。
コンフキソルニス白亜紀鳥類。70センチ。肉食。
シノルニス白亜紀鳥類。13センチ。肉食。
ディモルホドンジュラ紀は虫類。1.4メートル。肉食。
ニクトサウルス白亜紀は虫類。2メートル。肉食。
プテラノドン白亜紀は虫類。最大9メートル。肉食。
プテロダクティルスジュラ紀は虫類。最大2.5メートル。肉食。

食べ物別恐竜の種類

草食の恐竜

三畳紀

三畳紀の草食恐竜5種を以下に表であげていきます。三畳紀は恐竜が少ない時期でした。
恐竜の名前備考
エオクルソル完全に近い形の化石が発見されています。足が速かったとみられています。
テコドントサウルス最初に発見された三畳紀の恐竜ですが、発見当初は別のは虫類の化石だと考えられていました。
ピサノサウルス丈夫な顎を持つ恐竜です。
メラノサウルス体重は1.3トンにもなったとみられています。
リオハサウルス20体以上の骨格が見つかっています。

ジュラ紀

以下ジュラ紀の草食恐竜10種です。ジュラ紀は恐竜の数が増えています。
恐竜の名前備考
アギリサウルス長い尾でバランスをとりながら走っていたと考えられています。
エルケツ首の長さは、胴体の2倍もあります。
オスニエロサウルス発見者の名にちなんで、オスニエリアと呼ばれていました。
ギラファティタンほぼ完全な形で見つかりました。ブラキオサウルスの仲間になります。
クリンダドロメウス尾や後ろ足はうろこで覆われていましたが、全身にさまざまな羽毛をはやしていました。
スケリドサウルス歴史上、全身の骨格が初めて明らかになった恐竜です。
ブルカノドン化石と一緒にナイフのような歯が見つかり、この恐竜のものと思われていました。後にそれは、この恐竜を食べる肉食恐竜の歯だと判明しました。
ユンナノサウルスあごにはのみのような形の歯が60本以上も並んでいます。
ルーフェンゴサウルス歯で噛みちぎった植物を、胃石で細かく消化していたことが分かっています。
レクソビサウルスこの恐竜は5メートルの大きさですが、肩にあるトゲは体の大きさの割に大きくて1メートルもありました。

白亜紀

以下白亜紀の草食恐竜10種です。
恐竜の名前備考
アルバロファサウルス日本で見つかった恐竜です。
アマルガサウルス背骨に突起が並び、特に首にあるものは鋭いとげ状になっています。
ウェルホサウルスステゴサウルスの中では唯一、白亜紀に生きていました。
シノルニトミムス3本の爪のある細長い指と長い首が特徴です。名前は鳥もどきを意味します。
ジョバリアサハラ砂漠でほぼ完全な骨格が発見されています。
ストルティオミムスダチョウのように足が速く、最大時速80キロで走ることができたと見られています。
タルキアよろい竜類に分類されますが、どのよろい竜類の中でも脳が大きかったと考えられています。
ホマロケファレ完全な頭骨と沢山の骨が見つかっています。
ミンミオーストラリアで発見されましたが、どのようにしてオーストラリアに渡ったのかは判明していません。
レバキサウルス背骨の突起が長く帆のような形状になっています。暑い気候の中で体温調節の役割をしていたと考えられています。

肉食の恐竜

三畳紀

三畳紀の肉食恐竜5種です。草食恐竜と同様、肉食恐竜の数も少ない時代でした。
恐竜の名前備考
エオドロマエウス全身の骨格や歯などの特徴より、新種の肉食恐竜に分類されています。
スタウリコサウルスステーキナイフのような歯を持っています。
セギサウルス鳥とよく似た特徴があり、鳥は恐竜から進化したという説があがった頃に注目されました。
タワ全身の骨格が見つかっています。
リリエンステルヌス鼻から後頭部にかけて薄いトサカがあります。

ジュラ紀

以下ジュラ紀の肉食恐竜10種です。
恐竜の名前備考
エラフロサウルス死んだ恐竜を食べていたのではと言われています。
クリオロフォサウルス大型の草食恐竜を獲物にしていたと考えられています。
コンプソグナトゥストカゲが丸呑みにされていた胃の化石が見つかっています。
サルコサウルス一部の化石のみが見つかっており、詳しいことはまだ謎です。
ジュラベナトルほぼ全身を羽毛で覆われていたと考えられていますが、後ろ足から尾にかけてうろこのあとも見つかっています。
スキウルミムス尾の付け根に羽毛のあとが発見されたため、羽毛の起源は今認識されているより古い可能性が現れました。
ディロフォサウルス頭部にトサカがありますが、仲間や雄と雌を見分けるのに役立っていたと考えられています。
トルボサウルスジュラ紀最大の肉食恐竜と言われています。
メガロサウルス世界で最初に学会で報告された恐竜です。
メガプノサウルス群れを形成していたと考えられています。

白亜紀

以下白亜紀の肉食恐竜10種です。
恐竜の名前備考
アルバートニクスシロアリを食べていたと考えられています。
インドスクスインドにいた肉食恐竜です。
ギガノトサウルス最大級の肉食恐竜です。
コンカベナトル背中にこぶのようなものがありますが、用途は不明です。
シノカリオプテリクス長い毛のような羽毛が全身にはえていました。
シノベナトル前足に翼がありましたが、飛ぶことはできなかったようです。
バリオニクス水辺に生息し、魚を食べていたことが確認できた唯一の恐竜です。
ユティラヌス全身が羽毛に覆われていた可能性があると見られています。
リトロナクス進化型のティラノサウルスの仲間の中では、最も古いとされています。
ルゴプス動物の死肉を食べていたと考えられています。

雑食

雑食の恐竜は、あまり種類は多くありませんでした。
恐竜の名前時代備考
アフロベナトルジュラ紀アロサウルスに似た姿をしています。
アブリクトサウルスジュラ紀化石について、ヘテロドントサウルスの雌という意見があります。
アルバレッツサウルス白亜紀特に鳥に近いとされている恐竜です。
ティアニュロングジュラ紀首から尾にかけて羽毛に似たものが生えていました。
ハルピミムス白亜紀名前の由来は神話に出てくるハーピーです。
ペレカニミムス白亜紀ペリカンのような特徴を持っています。
フルイタデンスジュラ紀昆虫も食べていたと見られています。
ベイシャンロン白亜紀見つかった化石は成長途中のものでした。
ヘテロドントサウルスジュラ紀牙を持ち、植物の根を掘ったり武器に使用していたと考えられています。
リコリヌスジュラ紀化石は当初、原始的なほ乳類のものと思われていました。

角のある恐竜の種類

角を持つ恐竜は、角竜と呼ばれる種類に分けられます。この種類の恐竜は角を武器としてだけでなく、雌へのアピールや仲間を見分けるのにも役立てていたと考えられています。さらに角竜は集団での化石が見つかっていることから、群れを形成していた恐竜と考えられています。

なお角竜と呼べれる恐竜に分類された種類の中には、角を持っていなかった恐竜も存在しています。
恐竜の名前備考
アケロサウルス鼻と目の上に角が変化したと考えられるこぶがあります。
アンキケラトプス短い尾を持っていました。
エオトリケラトプス夜明けのトリケラトプスという意味があります。
ケラシノプス角を持っていませんでした。
コスモケラトプスこれまでに見つかっている角竜の中で、最も多くの角を持っています。
コリアケラトプス尾がひれのようになっていたと考えられていることから、水中生物を狩っていた可能性があります。
ズニケラトプス小型の角竜と大型の角竜を繋ぐ中型の角竜です。
セントロサウルスカナダでたくさんの化石がまとまって見つかったことから、群れで川を渡ろうとしておぼれたと考えられています。
プシッタコサウルス角も持たず、オウムのような顔つきをしています。
リャオケラトプス大型の角竜へと変化する分かれ目に位置していた角竜です。

最も大きな種類の恐竜

大きさを誇る恐竜の種類は、草食恐竜がだんとつです。肉食恐竜の種類では最も大きいと思われるスピノサウルスですら、約18メートルの大きさでした。大きな草食恐竜は首の長い恐竜がほとんどで、最大で約40メートルに達するものがいました。体が大きいことによって、肉食恐竜から身を守り、高い所の歯を食べることができました。
恐竜の名前大きさ
アルゼンチノサウルス最大40メートル
フタロンコサウルス最大34メートル
サウロポセイドン28メートル
ドレッドノータス26メートル
パラリティタン26メートル

これからもまだありえる新しい発見の可能性

これまでに述べて来た恐竜の種類についての情報は、ほんの一部に過ぎません。そして映画『ジュラシックパー』が放映された時より、恐竜の研究や新種の発見が進んでいます。これからもまだ新しい発見が発表される可能性が高いです。この先どのような恐竜の発見があるのか、期待が高まります。
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