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猫草の水栽培・土での育て方とコツ|無印/冬/えん麦/種から

更新日:2023年12月08日

猫草は、猫が好んで食べることからこの名前が付けられました。ホームセンターやペットショップで販売されていますが、猫を飼っている人なら自宅で育てたいという人も多いのではないでしょうか。今回はそんな猫草の育て方について解説します。

猫草の水栽培・土での育て方とコツ|無印/冬/えん麦/種から

猫草とはどんな草?

猫草は猫が良く食べる草の総称です。1種類だと思われがちですが、実際にはいろいろな植物が猫草と言われています。入手は比較的簡単で、ペットショップ・ホームセンター・フラワーショップなどで購入することができます。

猫草の種類

猫草は猫が食べる草全てに当てはまる名称で、実にさまざまな植物が存在しています。その中でも代表的なものを3つ、ご紹介しますが今回は一般的に猫草と知られている「えん麦」の育て方についてご紹介していきます。

えん麦

えん麦(えんばく)は「カラスムギ」という名称で呼ばれることもあるイネ科の植物です。ビールやウイスキーの原料、またシリアルの材料としても使用されてる穀物です。猫はこのえん麦のほか、イネ科の背丈の低い草を好んで食べると言われています。

レモングラス

レモングラスはハーブの1種で、よくベトナム料理のトムヤムクンなどに使用されています。猫はこのレモングラスもよく食べます。レモングラスはえん麦と同じくイネ科の植物で、レモンの匂いのある植物です。

キャットニップ

キャット日賦は一般的にハーブの1種として知られている植物ですが、猫を飼っている人の間では「またたび」と同じように、猫が気持ちよくなる効果をっていることで知られています。

また、キャットニップと似た効果のあるハーブの「キャットミント」も割と猫が食べる草として知られています。その効果や香り、猫の食いつき具合はキャットニップには劣ります。

猫が猫草を食べる理由は?

さまざまな動物の生態が明らかになっている昨今ですが、猫が猫草を食べる理由については、はっきりとした理由がまだ解明されていません。しかし4つの仮説が考えられています。

仮説1:毛玉を吐き出すため

猫を飼っている人ならおなじみの「毛玉」、これは猫が体をなめて毛並みを整える際、胃の中に入った毛の塊です。猫草を食べることによって胃腸を刺激して、毛玉の嘔吐を誘発しているのではないかと考えられています。

自然環境下にいる野良猫はトラやライオンのように、獲物をバリバリと頭から食べてしまいます。もちろん、皮や毛、そして骨の一部など消化されないものも食べてしまいます。そのような消化されにくいものを吐き出そうとして、雑草などを食べているのでは、とも考えられるでしょう。

食物繊維を摂ることで便秘予防をしている

猫は肉食性の動物なので、便秘のしやすい動物です。そのため、猫草を食べることで食物繊維をある程度摂取し、便秘を解消しているという説です。毛づくろいの時に胃腸に入った毛も、便と一緒に排出するという目的もあると考えられています。

足りないビタミンを補うため

猫が好んで食べる猫草には、ビタミンの葉酸(ようさん)などが多くふくまれています。葉酸は別名ビタミンM、もしくはビタミンB9とも呼ばれているビタミンで、体内で赤血球を作り出すのに必要なビタミンです。

しかしこの説は、キャットフードのみで葉酸不足を起こしている猫はほとんどいないため、可能性は低いと言えます。
次のページ:種から猫草を育てるにはどうする?

初回公開日:2018年02月13日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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