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うさぎをお迎えする前に知っておきたい事|飼い方と注意点3つ

うさぎを飼う前に知っておきたいこととは?

うさぎを飼うと一度決めた場合は、最後まで決して捨ててはいけません。うさぎは1羽だけでは生きていけないので、最後まで面倒を見る必要があります。

ここからは、うさぎを飼う前に知っておくべきことを詳しく見ていきましょう。

うさぎの種類

うさぎの種類は色々とありますが、飼うのに最適な種類を紹介します。

人懐っこさが特徴的な「ネザーランド・ドワーフ」
遊び好きで垂れ耳が特徴的な「ロップイヤー」
優しくて温和な「ダッチ」
長い飾り毛がチャームポイントの「ライオンラビット」
毛が長く垂れ耳が可愛い「アメリカンファジーロップ
綺麗なグレーカラーで聡明な「チンチラウサギ」
ふわふわの毛が特徴的な「アンゴラウサギ」
ビロードのような肌触りの「ミニレッキス」
白地に黒のアイラインが特徴的な「ドワーフホト」
うさぎの中では最も大きい「フレミッシュジャイアント」

うさぎの性格

うさぎはほとんどが大人しい性格ですが、甘えん坊だったりやんちゃだったり、好奇心が強い物が多いです。喜怒哀楽がはっきりしていて表情豊かですが、種類ごとで異なると言われているため飼う際にはどの種類を飼うかに関して検討しましょう。

人間の性格が1人1人違うように、うさぎも個体で違いがあります。共通する部分は臆病で、大きい音が苦手な点です。

うさぎの鳴き声

うさぎは鳴き声ではなく、正確には音を鳴らしています。鼻や喉で音を鳴らしており、うさぎは発する音で感情を表すため飼う際の参考にしましょう。

リラックスしている時は「プープー」「クークー」と、小さく鼻を鳴らすように発します。甘えたい時、おやつが欲しい時、嬉しい時は「プゥプゥ」「プップッ」「プープー」と、高い音を発します。

ストレスや不安を感じている時は「ブーッ」「ブーブー」「ブッブッ」という大きめの低い音を発し、痛がっている時や苦しい時には「キー」「キュー」「キュッキュッ」といった高い音を発します。

うさぎの寿命

うさぎの寿命は平均で8年程と言われており、それ以上生きる場合がありますが、飼う時の状況ごとで寿命の長さが異なっています。うさぎはとても繊細で、具合が悪くても飼い主に隠してしまうため、病気やケガをしていないかを毎日チェックするようにしましょう。

半年に一度の頻度で、健康診断に行って診てもらうのも健康的に生きていける方法です。ただしうさぎを診てもらえる獣医を事前に調べておくことが重要です。

うさぎを飼う前に知っておきたい注意点3つ

うさぎを実際に飼う際に、オスとメスで性格に差がとてもあるので注意しましょう。オスは縄張り意識が強く、メスは大人しいですが子育て中は性格が荒れている場合がほとんどです。

ここからは、うさぎを飼う前に知っておきたい注意点を詳しく見ていきましょう。

うさぎを飼う前に知っておきたい注意点1:うさぎはデリケートな動物

うさぎを飼う際にしっかり意識すべきことは、うさぎはとてもデリケートな動物であることです。生後間もないうさぎはすぐに命を落とす危険性があるため、初めてうさぎを飼う方は生後2ヶ月以上の物を飼うようにしましょう。

うさぎの世話をする場合は、部屋を綺麗にしておくことが大切です。また、大きい声で怒鳴ったり驚かせるようなことはしてはいけません。

うさぎを飼う前に知っておきたい注意点2:うさぎを飼うと家を空けづらい

うさぎはとても寂しがり屋なので、家を少し留守にしただけでストレスを感じます。大きな音や急激な環境の変化、スキンシップの過不足などストレスを感じる原因は色々です。ストレスを感じている際には、後ろ足で地面を強く蹴る習性があります。

野生のうさぎは地面を蹴る音で仲間に危険を知らせますが、ペットで飼ううさぎの場合はストレスや不満があることを知らせている証拠です。寂しい時や餌が足りない時、運動不足の時、ケージを掃除してほしい時に主に行います。

うさぎを飼う前に知っておきたい注意点3:においや抜け毛が気になる人は注意

うさぎを飼う際には、臭いや抜け毛も注目されているポイントです。うさぎ自体には体臭がありませんが、尿に臭いがあります。トイレ以外で排泄を行った際は、拭き取ったティッシュをトイレに置いておくと、ティッシュの臭いでトイレの場所を覚えてくれるでしょう。

うさぎには抜け毛が多い種類もあり、抜け毛を飲み込んでも毛玉として吐き出せません。抜け毛対策として、体を優しくブラッシングしてあげることが大切です。

お迎えしてからのうさぎの飼い方5つ

生後2ヶ月以上のうさぎでも、初めての場所に連れられたらとても驚くでしょう。うさぎを飼う際の注意点としては、事前に部屋を清潔に保っておくことが大切です。ここからは、うさぎを家に迎え入れた際に飼い方を詳しく見ていきましょう。

お迎えしてからのうさぎの飼い方1:うさぎの餌とお水の与え方

うさぎは草食動物なので、イネ科の牧草を中心に与えると喜んで食べてくれます。また野菜や体重1.5%未満の量のフードも喜びます。しかし種類ごとで食べてくれる餌や量に違いがあるため、うさぎを飼う際には種類をしっかり把握しておくようにしましょう。

年齢に合った餌を与えることが重要で、餌1つ違うだけで健康に育ってくれます。次に給水器に関しては、床に置くタイプの物よりボトル式で吊るすタイプの物がです。給水器から飲んでくれない場合は、固定式の水入れを使うと水を飲んでくれます。

お迎えしてからのうさぎの飼い方2:ケージから出して運動

家に迎え入れてから1週間以上経てば、うさぎは人間の生活に慣れてくれます。狭いケージの中にずっと閉じ込められている状態だと、逆にストレスを溜めてしまうため、1日に数時間は庭やベランダ、部屋の中で運動させるようにしましょう。

部屋の中で運動させる場合は、家電のコードや家具をかじらないように注意しましょう。その対策ができない場合はなるべく外に出すようにするか、柵で囲ってうさぎが走り回れる区域を限定するようにしましょう。また外に出す場合、雨天時は絶対に出してはいけません。

お迎えしてからのうさぎの飼い方3:ケージやトイレの掃除

うさぎを飼うとなると、ケージやトイレの掃除を定期的に行わなければいけません。ケージやトイレは床が網目になっている物がです。

食べ残しや排泄物が下に全部落ちるので、手入れがしやすいだけでなく通気性に優れています。

またうさぎの種類によっては、網目状の物よりプラスチックや木のすのこの方が適している場合があるため、購入前にペットショップに確認しましょう。トイレの中に入れるトイレ砂は、うさぎ専用の物か天然素材の物がです。

お迎えしてからのうさぎの飼い方4:体調を観察して心配なことは病院へ相談

うさぎを飼う際は、何かあった際にうさぎを診療してもらえる動物病院を必ず探しておきましょう。獣医においては犬や猫をメインに診ている場所がほとんどなので、うさぎに詳しい獣医さんが近くにあるかどうかをチェックしておく必要があります。

野生のうさぎにおいては、肉食動物に食べられる場合が多いため、基本的に体調不良を隠したり鳴き声を発さないという特徴があります。様子に異変がある場合は、病気がとても進行していたという場合もあるでしょう。

お迎えしてからのうさぎの飼い方5:汚れがひどい時はお風呂に入れる

うさぎは飼う飼わない関係なく、自分で毛づくろいを行う習性があるため無理にお風呂に入れる必要はありません。万が一お風呂に入れた際は、よく乾かさなければ病気になる場合があるため、まずはお風呂に入れない方が無難です。

うさぎをお風呂に入れた場合は、シャンプーや汚れをしっかりと洗い流し、ドライヤーでしっかりと体を乾かすことが大切です。

またお風呂よりブラッシングの方が大切です。

お迎えしたうさぎのしつけのやり方と注意点

うさぎを飼う際に、しつけ方や飼い方は最も大切な部分となります。うさぎの習性を事前に学んでおき、しっかりと理解した上で向き合っていかなければいけません。ここからは、うさぎを飼う際のしつけ方や注意点について詳しく見ていきましょう。
うさぎを躾けるポイント
  1. 褒め方
  2. 叱り方
  3. トイレの場所
  4. 噛み癖

お迎えしたうさぎのしつけのやり方と注意点1:うさぎは環境の変化にストレスを感じやすい

うさぎを飼う際のしつけ方として、環境の変化でストレスを与えないように注意しましょう。環境の変化に慣れる速度は、うさぎの年齢や性別、種類、性格で異なります。

年齢においては、赤ちゃんうさぎが気温の変化に最も弱いです。大人の場合は、家を引っ越したり飼い主が変わると、食欲や元気をなくしたり、イライラしやすくなる傾向にあります。

性別に関しては、オスは環境に適応しやすいですがメスは警戒心が強い物が多く、新しい環境に慣れるまでケージからあまり出たがりません。

お迎えしたうさぎのしつけのやり方と注意点2:ゲージに慣れるまでは抱っこやしつけを控える

うさぎを飼う際の注意点として、ケージに慣れるまでは抱っこやしつけを控えるようにしましょう。うさぎは基本的に抱っこされることを嫌がります。しかし抱っこができなければ投薬や健康チェックを行えないため、抱っこを正しく行い抱っこを好きな子に育てましょう。

まずうさぎを持つ際の注意点として、耳は絶対に掴んではいけません。耳はうさぎにとって、とても敏感な場所になっています。抱っこをする際には、胸の下とお尻を持ち、すくい上げるように持ってあげましょう。

お迎えしたうさぎのしつけのやり方と注意点3:しつけは優しくする

うさぎを飼う際のしつけは、優しく行うと言うことを聞いてくれます。まず褒め方に関しては、物事を覚えるごとに「良い子、良い子」と優しく声をかけ、ご褒美に生野菜を細かくした物をおやつとして与えましょう。

トイレを覚えさせる際には、糞尿を拭いたティッシュをトイレに置くことが効果的です。

噛み癖を付けさせないためには、噛まれても無視をすることで、ダメなことだと言い聞かせます。

うさぎを飼育するのに必要なもの

うさぎはペットの候補としてが高くなっており、動物の中ではとても大人しいので、飼う際に近所迷惑になることがありません。

しかし正しい飼育方法や揃えておくべきものについてはあまり知られていないので、ここからはうさぎを飼う際に必要な物を紹介します。
価格
ケージ約10,000円
トイレ約1,200円
グルーミング用品約2,000円
消臭剤やお掃除剤約2,000円

うさぎを飼育するのに必要なもの1:ゲージ

ケージはうさぎの最初の縄張りになるため、安心して快適に過ごせる空間でなければいけません。家から出るときは、うさぎを必ずケージに入れましょう。ケージを検討する場合は、引き出しトレイ式ですのこがワイヤーになっている物がです。

うさぎのケージを選ぶポイントとして、うさぎが立ち上がっても頭をぶつけない高さの物や、寝転びやすい奥行きや幅の物を選ぶことが大切です。

うさぎを飼育するのに必要なもの2:トイレ

うさぎ用のトイレには、三角タイプの物と四角タイプの物の2種類があります。どちらもケージに合わせられますが、うさぎの好みに合わせて選びましょう。しかしなるべくなら、三角タイプの物を扱った方がケージを広く使えます。

ミニうさぎや子供のうさぎなら三角タイプでも問題ありませんが、大人になるにつれてお尻に合わなくなるため、うさぎがストレスを感じるようになるでしょう。うさぎが大人になった際に、トイレを守ってくれなくなった場合は、四角タイプの物に買い替えてみましょう。

うさぎを飼育するのに必要なもの3:グルーミング用品

うさぎを飼う上で、グルーミングはとても大切です。普段から抜け毛の手入れをする方は、グルーミング用のブラシを用意しておきましょう。グルーミング用のブラシには、毛が柔らかいブラシと硬いブラシの2種類があります。

毛が柔らかいブラシは、うさぎをグルーミングに慣れさせるために主に使われ、頭を撫でながら優しくブラッシングすることで抵抗を薄れさせてあげられます。一方で抜け毛があまり取れないので、ブラシに慣れてきた場合は毛の硬い物を使うようにしましょう。

うさぎを飼育するのに必要なもの4:消臭剤やお掃除剤

うさぎ用の消臭剤やお掃除剤は、ケージやトイレの掃除、トイレの躾の際に使用します。糞尿をトイレ以外でしてしまった場合は、しっかりと跡を拭いてから消臭剤で臭いを消しましょう。臭いが消えていないと、また同じ場所で糞尿をする場合があります。

消臭剤には除菌効果がある物で、うさぎが舐めても問題がない成分が含まれている物を選ぶようにしましょう。お掃除剤に関しては、クエン酸が入っている物が汚れをしっかり落とせます。

うさぎをお迎えするには知識と事前準備が大切

うさぎを飼うには、家に迎えるために環境を整えておく必要があります。うさぎを飼う前に、どんな物が必要なのかを事前に調べておきましょう。そして最後まで責任を持って育てられるかを、検討することが大切です。

ウサギは飼いやすいと言われていますが、気を付けなければいけないという点がたくさんあります。そのため、ただ可愛いと感じたからだけで安易に飼ってはいけません。
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