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うさぎを飼うのは大変?初心者向けうさぎの飼い方や飼いやすい種類とは

初心者がうさぎを飼うのは大変?!

初心者にうさぎは飼いやすい動物です。

とっても可愛らしいうさぎ。鳴き声もなさそうだし、ウサギのブログをみても、飼うのが簡単そうです。

うさぎを飼うのに必要な道具や費用、うさぎの性格や大変さなどを知ってからお家に迎えてあげましょう。

初めて飼うときは初期費用が必要

うさぎを飼うにはお金がかかります。

初めてうさぎを飼うときには、ケージなどたくさん用意するものがあって大変です。ペットショップからお迎えする場合は、うさぎの代金もかかってきます。

の品種だと高額な場合もあるので、しっかり考えてからお迎えしましょう。万が一のためにペット保険への加入も視野に入れて予算を考えた方が良いでしょう。

世話の手間や飼育費を知ろう

犬や猫よりは簡単ですが、それでもお世話は必要です。

うさぎを飼うのに毎日必要なお世話には、食事やお水の交換があります。トイレ掃除とケージの掃除も匂いを考えると毎日行った方が良いでしょう。大変ですが、運動も毎日させてあげてください。

1〜2か月に1度は爪切りも必要です。食器も消毒しておくと衛生的にも安心です。また年に1度は病院で健康診断もしてもらうといいでしょう。

うさぎの飼える部屋が必要

ペットの飼育可能な住宅が必要です。

賃貸住宅の場合はペットを飼うことが可能かどうかしっかり確認しましょう。場所によっては犬猫は不可でもうさぎは飼うことができる場合もあります。鳴き声静かでも、不可のところで内緒で飼うのはいけません。

うさぎにパーソナルスペースはそれほど広くは必要ないですが、運動には一般的に1畳ほどの広さがあれば良いとされています。

ケージのスペースの他に散歩ができる広さを確保しましょう。

初めてうさぎを飼う前の注意点とは

初めてうさぎを飼う前に知っておきたいことがあります。

ペットショップでウサギの赤ちゃんをみたりして、「かわいい」という思いだけでは乗り越えられない大変なことがいくつかあります。うさぎを飼う前に、大変に感じるリスクもしっかり知っておきましょう。

初めてうさぎを飼う前の注意点1:換毛期は抜け毛がすごい

うさぎには夏毛と冬毛があります。

私たちも季節によって衣替えするように、うさぎも夏毛と冬毛の入れ替わりがあります。この入れ替わる時期が換毛期です。うさぎにとっても換毛期は体力を消耗する大変な期間です。

春と秋の2回の換毛期は、抜けた毛でもう一匹うさぎが作れそうなくらい抜けます。大変ですが毎日しっかりブラッシングしてあげましょう。室内で飼ううさぎのためにお掃除も毎日しましょう。

初めてうさぎを飼う前の注意点2:長時間家を留守にできない

お留守番はできません。

うさぎはとても神経質な動物です。ちょっとしたことで餌を食べなくなってしまうこともあります。うさぎにとって餌が食べれないことは、とても大変なことです。

仕事中の留守番程度であれば大丈夫ですが、1泊で家を空けるお留守番はさせない方が良いでしょう。ペットシッターに頼んだり、大変ですが連れて行くのを検討しましょう。

初めてうさぎを飼う前の注意点3:部屋んぽの時間は目を離せない

部屋んぽをさせているときは目を離さないでください。

お部屋の中での散歩、略して部屋んぽ。でもお部屋には危険がたくさんあるので、目を離さずに見守りましょう。

部屋に落ちている小さなものはなんでも口にしてしまいます。誤飲すると大変なので、お掃除をしておきましょう。電源コートなど硬めのものもかじってしまうので、部屋んぽするスペースはネットや段ボールなどで区切った何もないスペースが良いでしょう。

そもそもうさぎは草原の動物なので、毎日しっかり運動させてあげないとストレスがたまったり運動機能の低下にもつながります。そうなってしまっては大変なので部屋んぽしましょう。

初めてうさぎを飼う前の注意点4:費用がかかる

初期費用と毎月の費用がかかります。

飼うためには、ケージやトイレ、移動用のキャリーケース、食器も必要です。給水期やかじり木、寝床も必要です。お手入れ用のブラシや爪切りも必要です。最初に必要なものを揃える費用が必要です。

毎月の費用も、餌代に牧草、おやつ代がかかります。トイレ砂とペットシーツ代もかかります。

うさぎ自体の購入費もあるので、お迎えしてから大変だと焦らないようにしっかり予算を考えてから飼いましょう。

初めてうさぎを飼う前の注意点5:充分な広さの部屋を準備する

運動に1畳ほどの広さが必要です。

部屋んぽさせてあげるための最低でも1畳ほどの広さと、ケージを置くスペースが必要です。スプレー行動や、トイレの漏れなどでケージ周りも汚れや少なっていますので、少し余裕を持った配置が必要です。

うさぎは草原の生き物なので、本来は広い縄張りを持つ動物です。運動不足の解消とストレス解消のために、大変ですが毎日しっかり運動させてあげましょう。

初めてうさぎを飼う前の注意点6:近くの動物病院の場所を確認する

小動物を診察できる病院を確認しておきましょう。

うさぎを飼うのは一般的になってきたとはいえ、犬や猫よりもマイナーな生き物です。大きさも小さいので、小動物もしっかり診察してもらえる病院を調べておきましょう。連れて行くのが大変ではない距離の病院を探せると良いでしょう。

いざという時が来たら、小動物は容体の変化が早い傾向があります。何か起こってからでは大変です。前もって調べておきましょう。

初心者にうさぎの種類

初心者が飼いやすいうさぎの種類があります。

うさぎも種類によって飼いやすさにさがあります。しつけの大変さのほかにも入手のしやすさも違ってきます。

初心者でも飼いやすい種類のうさぎを紹介しましょう。
種類特徴費用飼いやすさ
ネザーランド・ドワーフ世界最小の品種      体重:0.9〜1.2Kgどこでも手に入りやすく安価 10,000円〜50,000円個体差が大きい ☆☆☆
ロップイヤー垂れ耳が特徴的      体重:1.3~2.5k比較的手に入りやすい 15,000円〜50,000円なつきやすい  ☆☆☆☆ 
ライオンラビット顔まわりのたてがみが個性的  体重:2~3kg専門店にはいる 20,000円〜70,000円甘えん坊    ☆☆☆☆
チンチラウサギチンチラに似たグレイカラーの毛並み    体重:2.5~3kg専門店でもなかなかいない 40,000円〜80,000円かしこくてなつきやすい     ☆☆☆☆☆

初心者にうさぎの種類1:ネザーランド・ドワーフ

うさぎの中でも最少の品種のネザーランド・ドワーフ。名前にあるようにオランダで品種改良されたアナウサギです。

カラーバリエーションも多く、よく飼われている品種です。耳が短めで顔が丸いので成体でもどこか仔うさぎの雰囲気を醸し出します。

感情表現が豊かで、撫でて欲しいアピールをしたり、機嫌が悪いときは床を叩いたり鼻を鳴らしたりします。

性格は個体によって極端で、なつきやすい個体と気が強い個体に分かれます。気性が荒いと飼うのは大変です。

初心者にうさぎの種類2:ロップイヤー

ロップイヤーはその名のとおり垂れ下がった耳が特徴のウサギです。最近は品種改良により小型の個体も増えてきました。

ホーランドロップイヤーやイングリッシュロップイヤーなど数品種あるが、まとめてロップイヤーと呼ばれることが多いです。

子供の時は耳が垂れていないことが多いので、飼い始めの時は立ち耳のこともあります。成長とともに耳が垂れていきますので、観察するのも楽しいです。

好奇心旺盛な性格ですが、優しい性格でなつきやすいです。初心者向けのウサギでしょう。耳が垂れているのでお手入れが少し大変です。の品種なのでペットショップでもよく見かけます。

初心者にうさぎの種類3:ライオンラビット

顔の周りにたてがみのような毛があるウサギ。ライオンという名に反して小型の品種です。最近では品種改良により垂れ耳のライオンラビットも登場しています。

性格はおとなしく、人馴れしやすいです。飼い主の声を覚えて、撫でるのを催促したりするのはとても可愛らしいです。たてがみ部分以外は短毛の個体が多いのでブラッシングも比較的簡単です。

初心者にうさぎの種類4:チンチラウサギ

チンチラのようなグレイカラーが美しい品種。チンチラと混同されがちですが、チンチラはチンチラ科の動物で耳も丸く、チンチラウサギはウサギ科のウサギです。

性格はかしこく、好奇心旺盛です。トイレも比較的しつけやすいです。人馴れしやすいので、初心者が飼うのに向いているでしょう。

うさぎを飼う上で知っておくべきこと

うさぎを飼う上で知っておいたほうがいいことがあります。初期費用や寿命、飼いやすさなど、知っているといないとでは大変さも変わってきますので、知識を増やしておきましょう。

これから飼い始める方は特に、どのくらい費用がかかるかは大きく影響するところですので、しっかり調べておきましょう。
必要なもの初期費用継続費用寿命飼いやすさ
キャリーケース、ケージ、食器、牧草入れ、水飲み用のボトル、トイレ、ブラシ、爪切りニッパー、フード、牧草、ペットシーツ、 など必要なものを揃えるのに20,000〜30,000円+うさぎの価格3,000〜5,000円5年〜10年個体差もあるが、比較的飼いやすい。

うさぎを飼う上で知っておくべきこと1:必要なものは?

うさぎを飼うために最初に用意するものがたくさんあって大変です。

初めてうさぎを飼うときに必要なものをざっと書き出すと、うさぎを連れ帰るためのキャリーケース、うさぎのお部屋になるケージ。食器と牧草入れは、ごはんや牧草を入れる容器です。水飲み用のボトルも必要です。新鮮な水を毎日あげましょう。

トイレはケージの角に設置する三角のトイレがです。ブラッシングや爪切りが必要ですのでブラシと爪切りニッパーも用意しましょう。

この他、うさぎ用のフードやおやつに牧草などの、食べ物とペットシーツなどの消耗品が必要になります。

うさぎを飼う上で知っておくべきこと2:初期費用

だいたい30,000〜80,000円ほどかかります。

飼うのに必要な最小限のオーソドックスなものを揃えると、だいたい20,000〜30,000円ほどになります。この他にうさぎの価格が必要です。

うさぎは品種によって異なりますが、雑種ですとだいたい5,000〜10000円ほどで、純血種ですと30,000〜50,000円程度です。

これ以外にも毎月かかる餌代などが必要ですので、あとあと大変にならないように予算は余裕をもって用意しておきましょう。

うさぎを飼う上で知っておくべきこと3:継続費用

毎月の費用は比較的リーズナブル。

初期費用にかなりかかるし、ウサギのような謎の生き物は飼うのはやっぱりやめようかな、と怖気づいてしまうでしょう。でも、大変な最初の準備さえできれば、毎月の費用は比較的リーズナブルで済むのがうさぎの魅力です。

うさぎ用のフード、牧草、おやつ、ぺットシーツやトイレ砂など、消耗品で毎月3,000〜5,000円程です。

おやつも自分の食事で使う野菜などで代用できますので、ランニングコストは低いです。最初に飼育費用2ヶ月分を用意できていると良いでしょう。

うさぎを飼う上で知っておくべきこと4:寿命

だいたい5年〜10年です。

家兎の祖先であるアナウサギは野生下で4〜5年ほどの寿命があります。長生きで9年程です。家畜化され、現在はぺットとしても普及しているうさぎは品種改良などにより、大きさも毛並みもさまざまです。

ペットのうさぎは最近では10歳を超える個体もいます。フードなどが改良され、寿命も長くなってきました。

いくら長生きになっても、人間よりははるかに短命です。ペットロスによって飼い主さんの生活が大変になってしまうこともあります。先に亡くなってしまうことをしっかり理解して飼い始めましょう。

うさぎを飼う上で知っておくべきこと5:飼いやすさ難易度

個体差はあるものの、比較的初心者向けです。

ペットの代表格の犬と違い、猫とうさぎは外への散歩がいりません。この点だけでも、随分と飼いやすいです。

鳴き声もうるさくはないので、マンションなどでも飼うことができます。タッピングの際の床への振動だけは注意しましょう。

トイレも躾けることができます。なかなか最初は覚えてくれませんが、根気強く教えましょう。暑いのが苦手なので、夏はクーラーで室温を下げてあげましょう。

うさぎに必要なしつけとは?

うさぎを飼うことになったら、今度はしつけのことも知りましょう。

うさぎは芸を覚えるのは難しいですが、飼う上で必要になることはしつけておきましょう。どんなことがしつけられて、どのように躾けるのか紹介しましょう。
うさぎに必要なしつけとは
  • トイレ
  • 噛み癖
  • 抱っこ
  • 爪切り

うさぎに必要なしつけ1:トイレ

トイレを覚えさせましょう。

うさぎのおしっこは糞と違いかなり匂います。この匂いを利用してしつけていきます。おしっこを拭いたティッシュなどをトイレに置いておくとそこでするようになります。

ちゃんとトイレでできたときに撫でてあげたり、ご褒美をあげるとトイレを理解してくれるようになります。

ストレスが溜まってくるとトイレ以外でしてしまうこともありますが、すぐに拭き取り、匂いが残らないようにしましょう。

嬉しいときや夢中になっている時もトイレ以外でしてしまうことがあります。そんなときは叱らずに処理してあげましょう。

うさぎに必要なしつけ2:噛み癖

噛むものによってしつけ方が変わります。

人を噛んでしまう場合は、怖がっていたり、縄張りを主張しているときです。人を噛んではいけないと教えることが必要です。目を隠して動きを制限することで、飼い主の方が上位だと覚えさせましょう。

ケージや食器を噛むのは欲求不満のときです。かまって欲しいときや餌が欲しいときなので、欲求を解消してあげれば収まります。

うさぎがものをかじるのは本能の部分もあるので、電気コードなど危険なものはサークルで区切るなどして、触れられないようにしましょう。

うさぎに必要なしつけ3:抱っこ

抱っこはお世話するときに必要です。

抱っこを嫌がるうさぎはお世話の時に大変です。爪切りやブラッシング、病院へ行くときなど必ず必要になるので、抱っこに慣れさせましょう。

うさぎは地面から離れるのを非常に嫌がります。抱っこするときは飼い主のお腹とうさぎのお腹が密着するようにすると安心します。

腕をうさぎのお腹の下に入れ、頭を脇腹と肘の内側に入れるのも安心する抱き方です。どうしても暴れる子は、首の後ろをつまんであげると大人しくなります。

抱っこの練習をするときは高所から落としてしまうと大変ですので、正座など座った状態でしましょう。

うさぎに必要なしつけ4:爪切り

うさぎが怪我をしないためにも爪切りはしましょう。

室内で飼ううさぎは爪が削れず伸びてきてしまいます。そのままだと爪が折れたときに出血したりしてしまいます。定期的に爪切りをしてあげましょう。

爪切りには専用のハサミ状の爪切りニッパーがあると良いでしょう。念のため、止血剤があると安心です。

抱っこで爪切りをするので、一度に1本づつでも良いので焦らず切ってあげましょう。暴れるときは目を隠して体をタオルなどで包んであげると落ち着きます。

病院やペットショップでやってもらうことも可能なので、どうしても不安なときは利用すると良いでしょう。

うさぎを飼う前にデメリットや大変さに備えておこう!

うさぎを飼う前にしつけの大変さや、必要になる費用などをしっかり理解してから飼い始めましょう。

犬や猫よりは飼いやすいとはいえ、可愛いからといって飼ってから後悔しては、うさぎもかわいそうです。飼うからには最期まできちんとお世話できるように、準備と心構えが必要です。

デメリットや大変さを知った上で、うさぎと楽しく暮らしましょう。
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