cms-import-animaroll-wp

うさぎを外飼いしても平気?屋外でのうさぎの飼い方と注意点

うさぎは外飼いできる?

うさぎは騒音被害が少ないため、マンションやアパートなどの集合住宅でも気軽に飼い始めることができるペットです。しかし室内で飼う時もそれなりの悩みがあるでしょう。そんなときに外飼いをしようかと検討している飼い主さんもいます。

今回はうさぎの外飼いができるか考えていきましょう。

結論:環境があれば外飼い可能

結論から言うと、うさぎは外飼い可能です。しかし環境が整っていることが条件です。今回はうさぎの外飼い条件や注意すべき事をしっかりと紹介していきますので、ぜひとも参考にしてください。

うさぎは草食で弱い動物です。外には鳥や野良猫などの天敵もいますから環境を整える事はペットを飼う上で必ず行なわなくてはいけない事です。もしも条件が揃えられない場合は、しっかりと環境を整えてから再度検討してください。

うさぎを外で飼うとき注意するべき点

それではさっそく今回のメインであるうさぎの外飼いするときに注意しなくてはいけないポイントについてご紹介していきましょう。

外飼いのときに注意するポイントは7つです。多いように思うでしょうが、生き物を飼うということはそれだけでは実際まかなえない程繊細で大変な事です。しっかりと学んでください。
注意ポイント
  1. 直射日光が当たらない場所を選ぶ
  2. 外飼いに向いている種類を選ぶ
  3. 多頭飼いする場合は必ず仕切りを設ける
  4. 夏や冬など気温の変化が激しい時tは屋内に
  5. 風通しの良い小屋を作ってあげる
  6. 脱走防止のフェンスは必須
  7. 餌はやり忘れのないように

うさぎを外で飼うとき注意するべき点1:直射日光が当たらない場所を選ぶ

まずうさぎを外飼いするときに注意すべきポイントは、直射日光が当たらない場所を選ぶということです。うさぎは温度差に敏感なため、夜は冷えるのに昼間に直射日光が当たり続けるような外飼いは無理です。

ハウスをもうけたり、影ができる場所も多い環境にして外飼いを始めましょう。もしも外が苦手そうだったら、室内飼いからスタートさせて外に出る時間を増やしていきましょう。焦らずに慣らす事が必要です。

うさぎの警戒心をといてあげなくてはいけません。

うさぎを外で飼うとき注意するべき点2:外飼いに向いている種類を選ぶ

うさぎを外飼いするときには、外飼いに向いている種類を選ぶことを意識してください。では、いったいどのような種類のうさぎが外飼いに向いているのかというと、「雑種」です。

純血種のうさぎは、雑種よりも体が弱い事が多いです。うさぎ自体も弱い生き物ですが、多少は強い事が多いのが雑種です。また国内系のうさぎがです。海外の品種だとそもそも日本の四季の変化に対応しにくいため弱っていってしまいます。

ペットショップでは雑種や国内系うさぎの情報を集めましょう。

うさぎを外で飼うとき注意するべき点3:多頭飼いする場合は必ず仕切りを設ける

うさぎは縄張り意識がとても強いため、多頭飼いは注意しなくてはいけません。特にオス同士は争いになってしまう可能性が高まります。かならず仕切りを付けたりゲージを分けて飼ってあげてください。

多頭飼いをしたいときには、ゲージのまま対面させて少しずつ一緒にいる時間を作っていくといいでしょう。うさぎは繊細な生き物なのでストレスを与えないように、いつまでも無理そうな反応をする場合には別の場所で飼うようにしてください。

うさぎを外で飼うとき注意するべき点4:夏や冬など気温の変化が激しい時tは屋内に

続いてのご注意いただきたいポイントは、気温の変化が激しい時の対応です。まずは室内に入れてあげてください。真夏や真冬はもちろんのこと、体調が悪そうに見えたら梅雨の時期も注意しましょう。

元々、自然界にいてもうさぎは気温の変化になかなかついていけません。季節の変わり目に体調を崩して死んでしまううさぎもいます。ペットショップなどで管理されていたうさぎは、室内飼い向けの体質になっているのでさらに難しいということです。

うさぎを外で飼うとき注意するべき点5:風通しの良い小屋を作ってあげる

外飼いで注意すべきポイントは風通しの良い小屋を作ってあげることです。ウサギは湿気に弱い生き物です。耳の中に水分が溜まると体調を崩すこともあります。うさぎは耳に特徴がある生き物なので、そういったことはよく勉強していきましょう。

風通しが良い小屋は、暑い時にも避難できますし危険な動物に襲われた時に逃げ込めて身を守れるのでです。また、外飼いの時には屋根はかならずつけてください。屋根が無い外飼いはできません。

うさぎを外で飼うとき注意するべき点6:脱走防止のフェンスは必須

外飼いをするには脱走対策をしっかりとしなくてはいけません。うさぎは脚力がとても強くてジャンプが得意なので、高さのあるフェンスが必要です。ウサギの大きさや能力によって乗り越えられるフェンスの高さが異なりますので、見極めてください。

方法としましては、ゲージに入れて天井を開けます。そして上からおやつなどで釣ってみましょう。ゲージが簡単に越えられるなら、倍くらいの高さを用意した方が良いです。成長にあわせてフェンスは作り替えましょう。

うさぎを外で飼うとき注意するべき点7:餌はやり忘れのないように

外飼いだと、慣れないうちはつい存在を忘れてしまいがちです。うさぎは鳴き声も無いし、あまり自分たちから人間に寄って行ったり窓を叩いたりはしないからです。

その結果、餌やりを忘れるのはとても重大なミスです。生き物は水や食べ物が無いと生きていけません。それらを飢える事がないように用意する事は飼い主としての義務です。

外飼いであっても時間を守って餌を与えましょう。もしも夏などで水が早く減るときにはかならず余分に補給してあげてください。

うさぎを外で飼う際の小屋の作り方

それでは、続きましてはうさぎを外飼いするときに欠かせない、専用の小屋の作り方をご紹介していきましょう。うさぎを外飼いするためには安全で、一定の強度を持っている小屋でないといけません。

費用もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にして小屋を造ってあげましょう。
ワイヤーネット100円
屋根用木材1000円
固定ワイヤー100円
ウサギさんのケージ

うさぎを外で飼う際の小屋の作り方1:大きめのケージ屋根を二重につける

まず、外飼いケージで1番大切なのは屋根です。大雨ならもちろん室内へ避難させますが、小雨や飼い主が雨に気付くまでの間にうさぎが身を守れるように屋根付きにしなくてはいけません。

屋根は二重にするといいでしょう。雨洩れなどで簡単に壊れてしまうと、うさぎの耳に水が入ってしまう可能性が高まりますし、修理が大変なのでできません。初めての小屋作りのときほど、慎重にしっかりとした作りを心がけましょう。

運動不足はストレスになるので大きめにすると良いでしょう。

うさぎを外で飼う際の小屋の作り方2:小屋は高床にする

続いて気をつけなくてはいけないのが、高床式にするということです。高床式とはケージが地面についているのではなくて浮いているデザインの小屋のことです。これによって、浸水するトラブルや、地面からの熱をシャットアウトすることができます。

環境の変化に弱いうさぎを外飼いするときには、高床にして落ち着いて体を休められるようにしてあげましょう。きっとうさぎも信頼してくれてよく懐くようになっていくでしょう。

うさぎを外で飼う際の小屋の作り方3:その中に屋内用のケージを入れてあげる

最後にしたいのは屋内用の小振りなケージを入れておいて上げる事です。日本でペット販売されているうさぎはほとんどが「あなうさぎ」です。そのため狭い場所を安全な場所と感じます。

ぜひお庭やベランダに広い小屋スペースを作って、その中にケージを入れましょう。寝る時にさらに外敵から身を守るために使ったり、実際に外敵から襲われてしまった時に逃げ込む時に使えます。

このように、外飼い小屋は安全であるということが大前提です。

夏や冬など気温変化が激しい時期の対処法

うさぎは温度差に弱いと言いましたが、実際に環境づくりはどのように行なえば良いのでしょうか。うさぎを飼うのが初めてという方も、以前からうさぎ飼いな方も、しっかりと学んでおきましょう。

気温変化が激しい時期の対処法1:対策グッズをケージ内に入れてあげる

まずは対策グッズをケージに入れることです。夏ならば冷却シートや天然石でできたクールパッドなどを日陰になるところに敷いてあげれば、一休みできるでしょう。他にも凍らせたペットボトルを安全にカバーして、保冷剤代わりにできるアイテムもあります。

冬にはもこもこの素材のペットルームを置いたり、ヒーターやホットパットを置いて上げましょう。新鮮な水であれば、多少温めてあげても良いです。反応を見て好みを知りましょう。

気温変化が激しい時期の対処法2:屋内に避難させてあげる

とくに高温や低温の季節には、かならず環境が整っている屋内に入れてあげてください。うさぎは繊細な生き物なので温度変化やそれに伴って感じるストレスで弱っていってしまいます。

人間よりも反応が薄いので気付きにくいということを、よく念頭において判断してください。基本的には30度以上になる時や25度以下になるときを目安にしてください。

うさぎを外飼いする前に環境の準備はしっかり行おう

いかがでしたでしょうか。うさぎの外飼いは可能ですが、条件をしっかり満たさなくてはいけません。鳴き声も無くて比較的、臭いなどもしないため飼いやすいうさぎですが安全などを確保しなくては飼い始めることができません。

ちゃんと最後まで面倒を見れるとわかったときには、ぜひ家族として迎え入れてあげましょう。
モバイルバージョンを終了