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うさぎはどうして横になるの?理由やうさぎの気持ちをご紹介!

うさぎが横になる理由とは?

うさぎが横になるところを見たことがありますか?うさぎといえば、走っている姿や座っている姿を想像しますが、ゴロンと横になることもあります。

初めて見る方は、その見慣れぬ姿にびっくりして心配になってしまうことも。そこでうさぎが横になる理由についてを詳しく解説していきます。
うさぎが横になる理由
  • リラックスしている
  • ご機嫌な気持ちを意味している
  • 飼い主に慣れている
  • 眠くなって寝ている
  • 暑くてバテていることも?

うさぎが横になる理由1:リラックスしている

うさぎのごろ寝とも言われますが、後ろ足を伸ばし横になっているときは、うさぎがリラックスしている状態です。安全だとわかっている場所で、よく横になる姿が見られます。

子ウサギのときは特に、警戒心がなく無防備なので、どこでも転がって横になる光景を目にします。足を伸ばして横になるのは、すぐに動くことができないため、ここには危険がないと安心している証拠です。

うさぎが横になる理由2:ご機嫌な気持ちを意味している

機嫌が良いときも、うさぎは横になることがあります。うさぎは機嫌が良いとぷぅぷぅと鳴いたり、鼻でつんつんしたり、しっぽを振ってダッシュしたりします。

ひとしきり走り回ったあと、「ちょっと休憩」と言わんばかりに少しの間横になり、また急に走り出す。そんなときはテンションが上がっており、楽しい気持ちが表れています。

うさぎが横になる理由3:飼い主に慣れている

わざわざ飼い主のそばに来て、横になるときがあります。飼い主にとても慣れていて、飼い主のそばがリラックスできる場所だと認識しています。

体をぴったりとつけるように横になったり、近くで横になって足先だけ触れている場合もあります。

いずれの場合も、警戒心を持っている相手の前でうさぎは無防備な体勢をしないので、飼い主に心を開いており、安心している証です。

うさぎが横になる理由4:眠くなって寝ている

眠くて寝ているときも、横になっていることがあります。寝ているときはあまりかまわずにそっとしておいてあげましょう。

目を細めたり閉じて寝ているときは、完全に飼い主や家を信頼している表れであり、とても良いことです。

うさぎは警戒心の強い動物のため、「いつでも逃げられる」という状態を保つために目を開けて寝ることが正常です。なので、目を開けていても寝ている場合があります。

うさぎが横になる理由5:暑くてバテていることも?

体を伸ばして横になっているときは、暑さでバテている可能性があります。うさぎは汗をかかないため、暑さを感じると体を伸ばし、表面積を増やすことによって熱くなった温度を逃がそうとします。

猛暑真っただ中はエアコンで室温管理をしますが、注意するのは暑くなり始めの「エアコンをつけるにはまだ早いかな」という時期です。

気温が上がって横になる時間が増えているようなら、室温を調節してあげましょう。

横になるときの具体的な仕草

うさぎが横になるときの仕草には、いくつかのパターンがあります。パターンを知ると、うさぎがどんな気持ちで横になるかが分かって面白いです。

ここから、うさぎが横になる具体的な仕草3つをご紹介します。おうちのうさぎさんに当てはめて読んでみてください。

仕草1:豪快にバタンと倒れる

「コテン寝」、また「バタン寝」とも言われる、豪快にバタンと倒れて横になるうさぎの仕草。

初めて見る人は、誰もがおどろくことでしょう。倒れたあとしばらく動かないため、わたしも初めて見たときは何が起きたのか分からず、病気なのではととても不安で慌てた記憶があります。

豪快に倒れるのでびっくりしますが、その後は気持ちよく眠りはじめることが多いです。

仕草2:ゆっくりゴロンとなる

足をだらんと伸ばして寝そべっているのは、のんびりしている証拠。ときどき起きて伸びをしたり、あくびをしたりします。人と同じようにくつろいでいるときの仕草です。

何かに寄りかかって横になっているときもあります。クッションを枕にしていたり、飼い主の脱いだ服の上で手足を伸ばしていたり。

撫で撫でが好きな子は、撫で始めるとそのまま横になって寝てしまう子も多く、とても可愛らしいです。

仕草3:お腹を見せて寝る

お腹を見せて横になるときも、リラックスしているときに見られる仕草です。うさぎに限らず、動物がお腹を見せるということは、安心している状態です。

リラックスして気持ちがいいときは、ぷくぷくと鼻を鳴らしたり、グジクジと歯ぎしりをしたりすることもあります。そのまま完全に睡眠に入ると、口をもぐもぐしながら体がピクンピクンとなりますが、寝ているだけなので安心してください。

横になる以外のうさぎの仕草5選

うさぎは横になる以外に、他にも特徴的な仕草をします。それぞれに実は理由があります。

うさぎをよく観察し、仕草の理由を知ることで、異常に気付ける場合もあります。ここから、うさぎが横になる以外の仕草5つをご紹介します。

1:仰向けになる

子ウサギの中で稀に仰向けのまま寝ている子を見かけますが、仰向けの状態で休息しているのは、よほどリラックスしているということ。

ただ大人うさぎの仰向けは、本来見られることはないです。「コテン寝」する際に勢いあまって仰向けになる子がいますが、すぐに体勢を立て直します。

うさぎは仰向けにすると背骨や内臓に負担がかかるため、自発的に仰向けになることはありません。

爪切りの際など短時間であれば問題ないですが、ずっとその姿勢でいることはうさぎにとっては辛いので、長時間ひっくり返すことはやめましょう。

2:お腹を床につける

伸びをするときや、手足を伸ばして寝ているだけなら問題ありません。しかしうさぎに異常がある場合にこの行動をすることがあるのでよく観察してください。

うさぎはお腹が痛いとき、お腹を床につけては起き上がるという行動を繰り返します。この場合は何かしら、病気や体に異変を感じている可能性があるので、早めに動物病院を受診しましょう。

3:箱座り

前足を胸の下に折りたたんで座ることを「箱座り」といいます。リラックスしているときによく見られます。この体勢になったときは、眠っていることが多いです。

普通に丸まって寝ているだけならいいのですが、具合が悪いときにもこの座り方をすることがあります。

具合が悪いときは、呼吸が荒いなどの他の異常が出ていないかをチェックし、異変のサインを見逃さないようにしましょう。

4:固まる

うさぎが突然、その場で凍りついたように動きを止めて固まることがあります。これはうさぎの防衛本能で、ジッとして身動き一つせず、ここぞというときにヒラリと身をかわして逃げる技です。

うさぎをキャリーに入れようと捕まえる際に、この技を使って逃げられたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか。

身の危険を感じたとき、うさぎは全神経を使って周りの状況を確認するためにフリーズします。このとき、耳はピンと立ち、目は大きく見開いています。安全だと分かれば元の状態に戻ります。

5:後ろ足で地面を踏みつける

野生のうさぎは、巣穴の仲間への警報として足を鳴らします。家庭で飼われているうさぎも同じで、何かストレスを感じた際に、後ろ足で地面を踏みつける行動をします。

「スタンピング」「足ダン」と言われる行動で、不満があったり、機嫌の悪いとき、怒っているときに見られます。

うさぎは音や臭いに敏感です。外から聞こえる音に反応して怒っていることもあります。続く場合は身近に原因がある場合があるので、環境を見直してみるとよいでしょう。

横になるうさぎの気持ちを知って仕草の理解を深めよう

うさぎ専門店 Premium Pet Club
いかがでしたでしょうか。横になるうさぎの気持ち、その他の仕草についてを解説しました。

うさぎが横になる仕草は、リラックスした気持ちが表れており、うさぎにとって安心できる環境であるということです。

横になるところを見たことがないという方も、これから信頼関係を気付いていくことでいつか目にする機会があるはずです。

うさぎの気持ちを理解して、うさぎとより深いコミュニケーションが取れるように努めていきましょう。
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