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うさぎの寝床の作り方4つ|寝床に必要なものや作る時の注意点

うさぎの寝床の必要性

ケージや部屋さんぽをさせる時などに使用するペットサークル、うさぎを飼うのに必要なものはいろいろあります。

うさぎを飼ってる人やこれからうさぎを飼うという人にも、ケージの中に寝床があるメリット、またその必要性について説明していきたいと思います。

隠れ家の役割になる

うさぎは狭い所に入りこんだり、おもちゃのトンネルをくぐったりと、隠れるのが大好きです。ケージの中に藁マットを敷き、その上に木製のトンネルをかぶせてやると大変喜びます。

うさぎは音に敏感ですが、普段と違う物音に不安を感じた時などは、即座にトンネルの中に隠れます。うさぎは少し暗くて囲まれた場所があると安心するので、そこは寝床でもあり大切な隠れ家になります。雷や外から騒音が聞こえる時も、耳をピンと立ててトンネルに隠れて様子を伺っています。

うさぎにとってはケージが家なら、ケージの中の隠れ家は部屋のような役割です。

休憩場所になる

うさぎは夜行性なので、昼間は寝て過ごすことが多いです。飼い主さんが昼間外出していても、うとうとしながら留守番してくれています。遊んでいる時もケージに戻って隠れ家で休憩したり、遊んだ後も毛づくろいをしてリラックスするなど、うさぎにとって隠れ家は寝床でもあり、大切な場所です。

さらにうさぎが快適に過ごせるように、季節によって寝床の床材を変えてやるのも良いです。藁マットは自然素材でかじっても安心ですし、うさぎも好んで年中快適です。夏はひんやり素材のプレートやマット、冬はミニ毛布や小動物用ヒーターを敷くと良いでしょう。

安心して眠れる場所を確保できる

うさぎは神経質な面があり、環境などの変化に弱い動物です。好奇心旺盛な面もありますがいつもと同じ、いつもの場所、というのが一番安心して過ごせます。トイレや隠れ家の位置といった、うさぎのケージの中のレイアウトを変えたりすると、戸惑ったり落ち着かなくなることもあります。

赤ちゃんうさぎの飼い方としてまず、うさぎがだいたい決めた場所にトイレを設置し、よく寝ている場所に寝床を作るということが大切です。うさぎがどのように過ごしているかを観察し、お気に入りの位置を見つけてやると、そこが安心して眠れる場所になります。

うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの4つ

ここでは、うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの4つを、詳しく説明していきたいと思います。
うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの
  • うさぎの寝床をDIYで作るために必要なものb1:木箱
  • うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの2:のこぎり
  • うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの3:やすり
  • うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの4:クッション

うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの1:木箱

うさぎのサイズに合わせた木箱を用意します。

うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの2:のこぎり

木箱に穴を開けるために、のこぎりを用意します。

うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの3:やすり

ささくれを削るために、やすりを用意します。

うさぎの寝床をDIYで作るために必要なもの4:クッション

完成した木箱の底に敷くために、クッションを用意します。

うさぎの寝床をDIYで作る方法4つ

ペットショップやうさぎ専門店で木製のトンネルや、他にも寝床になりそうな物を購入することもできますが、うさぎの寝床は手作りすることができます。作り方も難しくないですし手作りすることで、飼い主さんの愛情も込められます。

飼っているうさぎの大きさに合わせて、手作りするとよりピッタリの物ができるのでDIYがです。

ここではご紹介した4つの寝床作りに必要な物を使って、うさぎの寝床の作り方を紹介していきます。

うさぎの寝床をDIYで作る方法1:うさぎの大きさに合わせたサイズの木箱を用意

うさぎの寝床の作り方として、まずうさぎの大きさに合わせたサイズの木箱を用意します。うさぎは寝床の中で寝る時、手足が隠れるように体が丸くなった状態で寝る時もあれば、手足を伸ばして長く伸びて寝る時もあります。さらにはお腹を見せて横になった状態で寝ている時もあります。

このような状況を考えると、うさぎの大きさピッタリの木箱を用意するよりも、よりリラックスできるように少し大きめを用意するのが良いです。

うさぎは寝床を眠るだけでなく、毛づくろいをしたりリラックスするためにも使います。隠れ家にもするし、出たり入ったりして楽しみ、最高の遊び場にもなります。

もちろんレイアウトを考えた上でケージのサイズに合ったものを選びますが、うさぎが快適に過ごせて、眠ったり遊んだりするのにちょうど良いサイズを用意するのが良いでしょう。

うさぎの寝床をDIYで作る方法2:のこぎりで穴を開ける

うさぎの寝床の作り方2つ目として、はじめに用意した木箱にのこぎりで穴を開けていきます。出入りするうさぎの動きを考えて穴をあける位置を決めますが、完成した寝床をケージの中に設置することも考えて、餌入れや給水ボトル、トイレを使ううさぎがストレスなくスムーズに動ける同線を確保してやることが大切です。

穴は2か所あると出入りしやすいですし、うさぎも喜んで遊んでくれます。穴の開け方としてはトンネルの形にすると体を伸ばしたうさぎが窮屈にならないですし、ちょっと寝床が汚れてしまった時のお手入れもサッと手を入れて拭く事もでき、飼い主さんにとっても使いやすいです。穴を2か所開けるならもう一つは丸くくり抜くと変化があってうさぎも楽しんでくれるでしょう。

うさぎは寝床の上に上がるのも好きなので、上でもくつろげるようにするために穴は側面だけに開けるのが良いです。高さも、うさぎが飛び降りても危なくない高さにしましょう。

うさぎの寝床をDIYで作る方法3:ささくれを削る

うさぎの寝床の作り方3つ目として、のこぎりで開けた穴のささくれを、やすりを使って削っていきます。うさぎのおもちゃは木製のものが多く、かじって遊ぶものもあるので、木箱で作る寝床もかじってしまう可能性があります。しかし、うさぎにとってかじることはストレス解消にもなり、歯をすり減らすためにも大切なことです。

寝床のささくれは、のこぎりで切った部分がひどく尖っていないか、うさぎが出入りしても体を傷つけたりせず安全かをチェックしながら削っていくと良いです。

板などを切ってやすりで削るという作業ができれば、寝床の他にもおもちゃやケージから出る時のスロープも作ることができます。作り方は簡単なものから少し凝ったものまで様々ですが、うさぎはすぐにかじってしまうので、頻繁に買い替えるよりもDIYで手作りした方が経済的だという場合もありますし、何よりうさぎのために愛情を込められるのがDIYの良い部分です。

うさぎの寝床をDIYで作る方法4:木箱の底にクッションを敷く

うさぎの寝床の作り方として最後に、これまで制作してきた木箱の底にクッションを敷いて完成させます。クッションの種類もいろいろありますが、木箱の底である床面はうさぎが体をつけて眠る大切な部分で、敷布団の役割です。通気性も良くて年中使用できる藁マットや、タオル生地のもの、ひんやり素材、毛布まで様々です。

うさぎの好みに合ったものを選ぶのが一番ですが、お手入れのしやすさも飼い主さんにとっては重要です。藁マットはかじるので消耗品ですが、クッションは洗えるものが便利です。また夏にはひんやりプレート、冬にはペットヒーターがどちらも小動物用でペットショップにありますが、こちらを使用すれば汚れた時も拭くだけなので、お手入れもしやすいです。

うさぎがリラックスできる素材で、寝床のサイズに合ったものを選びましょう。以上がうさぎの寝床の作り方です。

うさぎが安心できる寝床に必要なもの5つ

ここでは、うさぎが安心できる寝床に必要なもの5つについて、詳しく説明していきたいと思います。
・うさぎが安心できる寝床に必要なもの1:うさぎ専用のケージ
・うさぎが安心できる寝床に必要なもの2:ペレットとペレットの入れもの
・うさぎが安心できる寝床に必要なもの3:給水ボトル
・うさぎが安心できる寝床に必要なもの4:トイレとペットシーツ
・うさぎが安心できる寝床に必要なもの5:牧草

うさぎが安心できる寝床に必要なもの1:うさぎ専用のケージ

まず最初に、うさぎ専用のケージが必要です。うさぎの種類にもよりますが、大きくなることも想定して、大きめのケージを選ぶと良いでしょう。

うさぎが安心できる寝床に必要なもの2:ペレットとペレットの入れもの

ケージを選んだら、中に必要なものを用意します。うさぎには体重に合わせて決められた量のペレットを、毎日与えます。うさぎが使いやすいタイプのペレット入れも用意しましょう。

うさぎが安心できる寝床に必要なもの3:給水ボトル

水を飲むために給水ボトルを用意します。お皿でも与えられますがひっくり返してしまう場合があるので、衛生面でも、ボトルをします。

うさぎが安心できる寝床に必要なもの4:トイレとペットシーツ

トイレも、いたずら防止のために固定できるタイプが良いでしょう。トイレのうさぎが乗る網の下に、ペットシーツを敷いてやります。

うさぎが安心できる寝床に必要なもの5:牧草

うさぎの主食である牧草を入れます。ペレットは一日に与える量が決まっていますが、牧草は常に食べられるようにたっぷり用意しましょう。

うさぎの寝床を作る時の注意点

うさぎにとって快適な寝床の作り方に、注意する点がいくつかあります。うさぎが過ごす環境やレイアウトに気を付けたり、危険な部分はないか、などという点です。ここでは、3つの注意点をあげて作り方を説明していきたいと思います。

部屋のはじに寝床を作る

まず、うさぎにとって良いレイアウトで設置する寝床の作り方は、ケージの中でもはじに寝床を設置するという作り方です。うさぎは比較的隅っこや奥が好きなので、ケージの中でもはじの方に寝床を作ると落ち着いて過ごせます。

餌入れや給水ボトル、トイレの位置にもよりますが、特に牧草やペレット入れを設置したうさぎが食事をする場所と対角になるように設置する、という寝床の作り方が最適です。そうすることで食事をする場所と休憩する場所、というようにうさぎがケージの中できちんとメリハリをつけて生活するようになります。また食事をする場所とトイレは、できれば離して設置するのが理想的です。

うさぎの体の大きさやケージのサイズによって作り方も変わってきますが、赤ちゃんうさぎでトイレのしつけがまだという場合は、うさぎがここと決めた場所にまずトイレを設置するという作り方が、その他のレイアウトを決めやすくなるので良いでしょう。

温度差の少ない場所にする

うさぎにとって快適な寝床の作り方で、温度差を少なくするというのは飼い主さんが特に気を付けてあげたい注意点です。うさぎにとって温度差はストレスや体調不良の原因にもなるので、1年を通して18度から25度ぐらいを保った温度設定が望ましいです。

温度差の少ない環境の作り方は、季節によって加湿器、除湿器などの家電をうまく使うことです。扇風機やサーキュレーターも、エアコンと同時に使用すれば室内の空気を循環させて一定にしやすくなるのでです。

冬は冷え込む朝晩に、ケージカバーでケージを覆うと冷気が入りにくくなりますし、夏は氷まくらを入れるとうさぎも過ごしやすくなります。氷まくらの作り方は、ペットボトルに水を入れて凍らせたものをうさぎが濡れないように、また冷たくなりすぎないようにタオルでしっかり包み取れないように固定します。温度差の少ない場所の作り方は、工夫次第で様々です。

高いところに設置しない

うさぎの寝床の作り方、最後の注意点は寝床を高いところに設置しないということです。うさぎは高さがある場所に上がるのも好きで、そのままくつろいだり、上がったり下りたりして遊ぶこともあります。ケージ内にロフトがある場合もですが、飛び降りた時に怪我や骨折をしてしまうことがあります。うさぎの骨はもろく骨折しやすいので、気にかける必要があります。

うさぎに飼い主さんの目が届かない時間は、ケージ内から高さのあるものは除いた方が安全でしょう。物音に驚いて飛び降りてしまうこともあります。寝床に関しては、高すぎないサイズで作り方を考え、飼い主さんがしっかりチェックして安全だと判断した場所に設置するようにしましょう。またシニア期になると動きが穏やかになり遊び方も変わってきますので、年齢を考慮した作り方も大切です。

うさぎの寝床の作り方から注意点をあげてきましたが、どれも快適に過ごしてもらうために重要なポイントです。

うさぎの寝床を作るポイントを知ろう

うさぎにとって快適な寝床が必要なこと、作り方や注意点をお伝えしてきました。どれもうさぎを飼育するために重要なことですが、やはり一番のポイントは安全で、安心できる環境を与えてあげることです。うさぎが喜ぶ姿が見られると、幸せな気持ちになるでしょう。
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