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うさぎとモルモットを一緒に飼うためには?飼い方を徹底解説

うさぎとモルモットの生態

ハムスターほどポピュラーではありませんが、根強いファンがいるモルモット、大人しい性格とふわふわの触り心地がのうさぎ。

モルモットは体内でビタミンCを合成できないため、専用のペレットを与える必要があります。餌の種類が異なるうさぎと一緒にモルモットを飼うには気をつける必要があります。

うさぎとモルモットは見た目がカワイイですが、一緒に飼うには注意が必要です。

うさぎの病原体

実はうさぎはモルモットに対して、強い病原体を有する病気を媒介するといわれています。

うさぎには病状が出ないようですが、モルモットには感染してしまうことがあるので、一緒に飼育するにあたって、同じケージで飼育することは無理です。

しかし実際にうさぎとモルモットが一緒に生活している話を聞きますから、同じケージではなく、別々のケージで飼うことで折り合いをつけましょう。

うさぎとモルモットを一緒に飼う方法

うさぎとモルモットを一緒に飼うのは可能ですが、ただ一緒に飼えばいいというわけではありません。

一緒に同じ部屋で飼うなら、気をつけることが多く、うさぎにとっては問題ない細菌がモルモットにとっては大きな問題になります。そのため、うさぎとモルモット、それぞれにゲージを割り当ててやる必要があります。

お世話は、「餌やり」「お水の取り換え」「トイレ・ケージの掃除」が必要で、ウサギは2週間に1回は「ケージの徹底清掃」「爪切り」をしてあげる必要もあります。
一緒に飼う方法
  • ゲージを清潔に保つのは大切
  • ストレス対策を行うことは必要

1:ゲージを清潔に保つ

ゲージ内を清潔に保つことは、病気の予防に繋がります。特にうさぎのオシッコが蒸発しないよう、ペットシートをこまめに交換することが重要です。うさぎのオシッコが蒸発するとモルモットの病気に繋がるためです。

そして同じ食べものを食べたり、同じ水を飲むと口や鼻を合わせることで菌が伝染るので、同じでゲージで一緒に飼うのはNGです。

週に一度くらいの頻度では床材を取り替え、ケージを掃除する必要があります。

2:ストレス対策を行う

モルモットは用心深く臆病なので、飼育環境を急に変えると怖がり、エサや水を口にしなくなる場合があり、うさぎもケージ内にずっと入っているとストレスが溜まります。

なのでうさぎは外に出して一緒に遊んであげたりすることが重要です。モルモットの場合は神経質なために興奮しすぎるとストレスになるので、やさしく撫でてやることで安心感を与えてあげることができます。

うさぎは餌をあげながらブラッシングしたり、触って遊んであげたりしてくださいね。

うさぎとモルモットを飼うときの世話にかかる手間3つ

うさぎとモルモットの世話は難しいことではありません。大切なのはストレスをなくし、うさぎとモルモットに合わせた別々の食べものを用意することです。

ほかにも掃除や外に出したり、トイレ対策などをすることが重要で、モルモットは寒さに弱い生きものなので、冬場は温室管理に注意して飼育してくださいね。
価格
ケージ3000円前後
巣箱700円前後
床材700円前後
トイレ500円前後
トイレ砂400円前後
牧草500円前後
食器500円前後
給水器500円前後
ブラシ500円前後

1:ゲージの掃除

うさぎとモルモットは別々のケージで飼わないといけないので、ケージの掃除は大切ですし、モルモットは排泄量が多いので連日ケージの掃除は必要です。

掃除せずに放置してしまうと悪臭がするだけではなく、ダニやノミがついたり、皮膚病になって体調を崩してしまい病気になりやすいので注意が必要です。

ペットシートの交換も大切です。

2:お散歩

ペットは適度な運動が大切で、体調を整えるにも散歩などといったゲージから出しての触れ合いが必要です。

ウサギは散歩が大好きで、自分からケージに戻らないので抱っこしてケージに戻しますが、モルモットは20分くらい散歩すると自分でケージに戻ります。

太ったり、運動不足にならないように運動をさせましょう。ストレスの軽減にもなります。

3:臭い

ペットを飼う際に気になるのはニオイです。うさぎやモルモット自体は草食なので体臭自体は臭くはないですが、排泄量が多いので、フンのニオイはします。

なのでこまめにケージを掃除をすることや、トイレ用砂を使うなどの対策を取ればニオイが軽減されます。

そしてケージから出した際にオシッコ(とくにモルモットのオシッコのニオイは強烈なので)を部屋でするので、ソファやクッションは注意が必要です。

うさぎとモルモットの違い3つ

うさぎにはお風呂が必要ありませんが、モルモットはお風呂に入れてあげることができます。イヤがる個体を無理矢理お風呂に入れることは避けてください。

またうさぎは体内でビタミンCを作れますが、モルモットは体内でビタミンCを合成することができないため、モルモットにはビタミンCのサプリメントが必要です。

1:性格

モルモットはとても臆病で神経質、用心深い性格で、飼育環境が急に変わると怖がってエサや水を取らなくなります。

うさぎは恥ずかしがりやの慎重派ですが、仲よくなれば飼い主さんになつく愛情豊かで、自由奔放でわがままな部分があり、飼い主の言うことを聞かないことがあります。

しかし自分がリーダーになろうとするウサギがいるので、自由奔放には気をつけることが必要で、鳴かない上、トイレもしつけられるので1人暮らしにはとても飼いやすいペットだといえます。

2:飼育方法

エサはうさぎもモルモットもメインフードは一緒ですがモルモットにはサプリメントが必要で、うさぎのほうが多く食べますし、モルモットは水分を多く飲みます。

ケージも別々にしないと病気が移ってしまうので、ケージが2個が必要で、モルモットの糞尿の掃除はウサギの3倍必要です。

臆病なので、いきなり触ったり抱き上げたりすることはせず、少しずつ仲よくなるのが飼育のポイントで、うさぎとモルモットは会わせるのは飼い主が一緒にいるときにしましょう。

3:噛み癖

ウサギは驚いたりするときは噛んだりしますが、それ以外は多少のイヤなことでも噛むことはないです。

モルモットはブラッシングをしようとしてイヤがられて噛むし、エサと間違えて噛まれてタイヘンですが、ブラッシングと顔の前に手を出すのを止めると噛むのも止めます。

うさぎもモルモットも本気で噛むことはないです。

うさぎとモルモットと一緒に暮らそう!

うさぎやモルモットは一緒のケージに入れるのはダメですが、別々のケージで飼育して、気をつけることで一緒に暮らすことができます。

ケージの掃除や1日の糞尿の世話をしないといけないので面倒ですが、うさぎやモルモットは人によく懐き、感情豊かなペットです。

よく観察して触れ合いながら、工夫しながら飼育しましょう。
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