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サバンナモニターって飼育しやすい?性格や特徴を含めてご紹介

サバンナモニターの特徴

サバンナモニターの正式名称はサバンナオオトカゲといい、オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲです。

サバンナモニターはオオトカゲの一種ながら、その可愛さと飼いやすさからペットとしてとてものあるトカゲです。

とてもおとなしい性格のサバンナモニターが多く初心者にも飼いやすいといわれています。

今回はそんなサバンナモニターの特徴や性格、種類、飼育方法、餌などをお伝えしていきます。

サバンナモニターの特徴1:オオトカゲの1種で小さな恐竜のような姿

サバンナモニターはアフリカ大陸に生息するオオトカゲでは最小種で小さな恐竜のような姿をしています。

他のオオトカゲと比較してふっくらとした体形で、全長は約1mほどになります。ペットとして日本にも輸入されています。

サバンナモニターのモニターというのは日本語で監視者という意味があります。

これは木の上から獲物を狙う姿から名付けられました。普段は地表に住みながら木に登ることも上手なオオトカゲです。

サバンナモニターの特徴2:昼行性で地上に住んでいる

サバンナモニターは昼行性で地上性。基本的に雨の降る時期に活動し、乾期は他の動物や地面にできた穴(アリ塚や倒木の樹洞)などにひっそりと隠れ、休眠を行うといわれています。

獲物が豊富で見つけやすい雨の降る時期(約8ヶ月間)に大量に獲物をとらえて自分の蓄えとします。どれほどの量を食べてしまうかというと、なんと一日に体重の10%もの量を食べることも可能です。

そのために胴体から尻尾まで太くずんぐりとした体付きをサバンナモニターはしています。

サバンナモニターの特徴3:大きさは約90~120cm

サバンナモニターはとても可愛く飼育環境なつくことが多いトカゲですが、成体になると約90cm~120cmにもなるトカゲです。メスはオスよりも小さく約60cm~70cmほどに成長します。

アフリカに生息するオオトカゲの中では最小種ですが、人間が個人でペットとして飼育できるトカゲの中ではかなり大型のトカゲになります。

そのためサバンナモニター飼育には大きなケージが必要になったりと小さく可愛い幼体ですが、きちんと将来のことも考えて飼わなくてはいけません。

サバンナモニターの特徴4:生息地はアフリカのサバンナ

野生のサバンナモニターはアフリカのサバンナに生息している。しかし、サバンナ以南にも生息しています。

サバンナでは草原を好むが、森林地帯、半砂漠地帯、岩場などさまざまな場所に生息している。雨季に活動し、乾季に休眠することから多湿な環境を好んで、水浴びも行います。

そのため飼育する際もサバンナモニターが水浴びできるスペースを作ってあげましょう。

サバンナモニターの特徴5:模様の種類が豊富

サバンナモニターの種類や品種を紹介します。

サバンナモニターにはモルフが豊富で高いがあります。ノーマルなモルフに比べて明るい色をしているのがパステル。白い体をしている個体や薄い模様がはいる個体がアルビノです。

アルビノはメラニン色素が先天的に欠乏することによって起きるのでサバンナモニターの目の色も赤くなっています。

アルビノの個体は視力が弱い、紫外線への耐性がないことが多いため自然界で生き延びていくことは非常に困難です。

サバンナモニターは飼育しやすい?

お伝えしたようにサバンナモニターはとてもおとなしい性格で人に慣れやすく、好奇心うずらな個体が多いです。そのため初心者にも比較的飼いやすいオオトカゲです。

飼育方法に関しては他のオオトカゲの仲間であるチモールモニターなどと大差ありません。しかし、大型のトカゲのため飼育には適切なスペースが室内に確保できることが前提となります。

これからサバンナモニターの飼育について、その特徴や性格、必要な飼育用品、餌など詳しくお伝えしていきます。
サバンナモニターの飼育の特徴
  • 飼育ケージは床面積があるものがよい
  • 温度管理・湿度管理・紫外線管理を行う
  • 餌にはカルシウム剤をかける。      
  • 肥満には注意!命取りになることも・・・

凶暴な個体もいるので注意

サバンナモニターはとてもおとなしく人に慣れやすい個体が多いですが、すべてのサバンナモニターがというわけではありません。

なかには気性が荒くなかなか人になつかなかったり、凶暴な個体もいるので注意が必要です。

小さい幼体のころはとてもかわいいですが、成長し成体になったころに、凶暴でもしっかりと飼育が続けていけるか考えてからサバンナモニターを迎えてあげて下さい。

慣れたらハンドリングもできる。

サバンナモニターは人になつきやすいオオトカゲです。

春頃から幼体が大量に輸入されるため安価な値段で入手することができます。幼体のころから飼育をすることで人間になつきやすいとされています。

人に慣れてくるとハンドリングも行うことができます。

成体になってからの飼育では、なかなか人になつくことが難しくなってしまうため幼体からの飼育をします。

歯は鋭く噛まれたら大怪我する可能性も

人に慣れやすくおとなしい性格の個体が多いサバンナモニターですが、おとなしいとはいえオオトカゲの一種であり扱い方を間違えると大怪我をする可能性があります。

噛まれる可能性が状態は、人の腕などが獲物に見えている時、サバンナモニターが嫌がることをされた時、サバンナモニターが興奮している時だと考えられます。

安全に飼育を行うためにはこれらの点に注意が必要です。

サバンナモニターを飼育するときの注意点

サバンナモニターの飼育のためにそろえなければいけないものを紹介します。

飼育に必要なものは、ケージ、床材、餌、カルシウム剤、紫外線ライト、バスキングライト、遠赤外線ライト、爬虫類用サーモスタットなどです。

ケージに関しては爬虫類用のケージのほか、熱帯魚用の大型水槽や収納ケースなどで代用することが可能です。

床材はデザーサンドなどを使い砂を敷いて下さい。冬場か乾燥しがちなので湿り気があるヤシガラマットが良いでしょう。

幼体は水浴びをすることがあるので体がすっぽり入るくらいの大きさの水入れを用意してあげましょう。

生体販売価格は約1万円

サバンナモニターの生体販売価格は3千円から1万円となっています。入手方法としては爬虫類ショップや爬虫類販売イベントなどで入手できます。

春頃から幼体の輸入が増えるため、安価で入手することができます。

初期費用は約10万円

サバンナモニターを飼育するための初期費用はおよそ10万円です。

迎えるにあたって必要なのは、ケージ、床材、餌、カルシウム剤、紫外線ライト、バスキングライト、遠赤外線ライト、爬虫類用サーモスタットです。

初期費用だけでも10万円と高額となるのを覚えておいて下さい。

平均寿命は約10年

サバンナモニターの寿命は約10年です。

飼育上、運動不足や餌のあげすぎにより肥満になることにより短命になることが多くあります。そのため5年ほどで亡くなってしまうことも珍しくありません。

エサは昆虫や小魚

サバンナモニターが幼体のうちはコオロギやドュビアなどの昆虫がメインです。

幼体の時期は食べたい分だけ与えて構いません。成長して成体になったら補食として鶏ささみやハツ、冷凍うずらをあたえてください。

温度は30度前後で管理する

飼育ケージ内の温度は、クールスポットとホットスポットの2種類用意します。クールスポットは25℃から30℃、ホットスポッットは35℃から40℃ほどがよいでしょう。

初心者でも飼いやすいサバンナモニター!ポイントをふまえて飼育しよう

性格がおとなしく人に慣れやすい初心者にも飼いやすいサバンナモニターです。

幼体のころは小さくかわいいですが将来的に1m程に成長しオスでは繁殖期に気性が荒くなることがあることを頭にとどめておきましょう。

サンバンナモニターの寿命は約10年と長い時間を共にするペットでもあります。ペットとして迎えたら最後まで面倒見る覚悟をし、計画的に飼いましょう。

これらのポイントをふまえて小さな恐竜と呼ばれるサバンナモニターを迎えてあげましょう。
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