ボールパイソンとはどんな蛇?
ボールパイソンという蛇を知っていますか?ボールパイソンとは、世界的にがあるペットスネークの一種です。
現在では様々な色や模様がいるボールパイソンですが、一体どんな蛇なのでしょうか。ボールパイソンの特徴や生息地をはじめ、どんな餌を食べるのか、寿命や販売価格についてご紹介していきます。
現在では様々な色や模様がいるボールパイソンですが、一体どんな蛇なのでしょうか。ボールパイソンの特徴や生息地をはじめ、どんな餌を食べるのか、寿命や販売価格についてご紹介していきます。
ボールパイソンの生息地
ボールパイソンの生息地は、アフリカ大陸中部から西部までと広い地域で生息しています。
ボールパイソンの生息地の環境は暖かく、寒い時でも最低気温は17℃、暖かい時は最高気温35℃にまで上がります。日本のように四季はなく、雨季と乾季があるだけです。
ボールパイソンの生息地の環境は暖かく、寒い時でも最低気温は17℃、暖かい時は最高気温35℃にまで上がります。日本のように四季はなく、雨季と乾季があるだけです。
ボールパイソンの特徴
危険を感じるとボールのように丸くなって頭を隠すことから、その名がつけられたボールパイソン。正式名称はボールニシキヘビと言います。
ニシキヘビと聞くと大きなものを想像しますが、最小で120㎝、最大で180㎝とボールパイソンはニシキヘビの中でも小柄な部類です。
そんなボールパイソンの特徴はがっしりとした太さのある胴体です。ですが、そんな見た目とは裏腹に大人しくて臆病な性格をしています。
動き回ることが少なく、噛みつくこともほとんどないので初心者にも飼いやすいといわれています。
ニシキヘビと聞くと大きなものを想像しますが、最小で120㎝、最大で180㎝とボールパイソンはニシキヘビの中でも小柄な部類です。
そんなボールパイソンの特徴はがっしりとした太さのある胴体です。ですが、そんな見た目とは裏腹に大人しくて臆病な性格をしています。
動き回ることが少なく、噛みつくこともほとんどないので初心者にも飼いやすいといわれています。
ボールパイソンの餌
ボールパイソンの餌はマウスです。犬や猫と違って毎日餌をあげる必要はありません。
幼体時は週に2回、成長するにつれて週に1回、2週間に1回と頻度を減らしていきます。ほとんどの子が1匹マウスを食べたらそれで終わるので、胴体の一番太いサイズくらいの大きさのマウスを与えてあげましょう。
幼体時は週に2回、成長するにつれて週に1回、2週間に1回と頻度を減らしていきます。ほとんどの子が1匹マウスを食べたらそれで終わるので、胴体の一番太いサイズくらいの大きさのマウスを与えてあげましょう。
ボールパイソンの寿命
ペットとしてボールパイソンをお迎えするにあたって気になるのは寿命ですよね。ボールパイソンの平均寿命は20年です。
30年以上生きる子も珍しくはないため、環境を整えてあげれば長生きしてくれます。
30年以上生きる子も珍しくはないため、環境を整えてあげれば長生きしてくれます。
ボールパイソンの販売価格
ボールパイソンの価格は幅が広いです。ノーマルタイプであれば5,000~10,000円程になります。
ですが、世界中でいろんなモルフが生まれているため、柄が美しいモルフであれば30万円を超えることもあります。
ちなみにモルフとは品種のことを指し、有名なものはアルビノというメラニン色素が薄い個体などがいます。
ですが、世界中でいろんなモルフが生まれているため、柄が美しいモルフであれば30万円を超えることもあります。
ちなみにモルフとは品種のことを指し、有名なものはアルビノというメラニン色素が薄い個体などがいます。
ボールパイソンの大きさを知る必要性
ペットスネークとしてのボールパイソンですが、飼育するにあたって、大きさを知る必要があります。
なぜボールパイソンの大きさを知る必要性があるのかをここではご紹介していきます。
なぜボールパイソンの大きさを知る必要性があるのかをここではご紹介していきます。
ボールパイソンの大きさを知る必要性1:1mを超える巨体
ペットショップで売られているボールパイソンの大きさは数十㎝程度です。その大きさは子供サイズのため、まだまだ大きくなる可能性があります。
ボールパイソンは大人で120~180㎝と1mを超える大きさに成長します。もちろん、成長するにつれてゲージの大きさも変える必要があります。
ゲージが大きくなって置く場所がない、ということにならないように成長後はどれくらいの大きさのゲージがいるかなども飼う際に考えておきましょう。
ボールパイソンは大人で120~180㎝と1mを超える大きさに成長します。もちろん、成長するにつれてゲージの大きさも変える必要があります。
ゲージが大きくなって置く場所がない、ということにならないように成長後はどれくらいの大きさのゲージがいるかなども飼う際に考えておきましょう。
ボールパイソンの大きさを知る必要性2:飼育条件に含まれる
ペット可の物件であれば、ボールパイソンのような大きくなるヘビも飼っていいのでしょうか。
基本的に、ペット可の賃貸物件は、犬、猫を想定していることが多いです。そのため、ペット可なら何でも飼っていいとは限りません。ヘビは犬や猫とは違って、それほど臭いも気にしなくていいし、ケージで飼育するので床や壁紙を傷つける心配は少ないでしょう。
ですが、飼育する場合は大家さんや不動産会社に相談して飼ってもいいか確認しましょう。
基本的に、ペット可の賃貸物件は、犬、猫を想定していることが多いです。そのため、ペット可なら何でも飼っていいとは限りません。ヘビは犬や猫とは違って、それほど臭いも気にしなくていいし、ケージで飼育するので床や壁紙を傷つける心配は少ないでしょう。
ですが、飼育する場合は大家さんや不動産会社に相談して飼ってもいいか確認しましょう。
ボールパイソンの大きさを知る必要性3:価格にも影響
ボールパイソンは価格の幅は広いですが、子供や大人でかなり大きさは変わり、その大きさによっても価格に影響することもあります。
そのため、ボールパイソンをペットショップなどで購入する際には、価格と併せて大きさもチェックしましょう。
そのため、ボールパイソンをペットショップなどで購入する際には、価格と併せて大きさもチェックしましょう。
ボールパイソンの大きさを選ぶときの注意点
ボールパイソンをペットショップなどで選ぶときの注意点をご紹介します。
せっかく飼育するなら、健康体の子を、健康に育ててあげたいですよね。ボールパイソンの大きさを選ぶときにはどんなことに気をつける必要があるのでしょうか。
せっかく飼育するなら、健康体の子を、健康に育ててあげたいですよね。ボールパイソンの大きさを選ぶときにはどんなことに気をつける必要があるのでしょうか。
ボールパイソンの大きさを選ぶときの注意点
- 痩せている個体は避ける
- 子供の個体は価格が高い
- 大きければ重くなる
ボールパイソンの大きさを選ぶときの注意点1:痩せている個体は避ける
ボールパイソンの大きさを選ぶときに気を付けることとしては、痩せている個体は避けることです。
痩せている個体は、何らかのトラブルを抱えている可能性が考えられます。飼い始めて餌を与えれば大丈夫と考える人も多いですが、初心者がそれをするにはリスクがあります。
そのため、ボールパイソンの大きさを選ぶときは、痩せている個体は避けましょう。
痩せている個体は、何らかのトラブルを抱えている可能性が考えられます。飼い始めて餌を与えれば大丈夫と考える人も多いですが、初心者がそれをするにはリスクがあります。
そのため、ボールパイソンの大きさを選ぶときは、痩せている個体は避けましょう。
ボールパイソンの大きさを選ぶときの注意点2:子供の個体は価格が高い
ボールパイソンの価格は、ノーマルタイプであれば5,000~10,000円ですが、子供の個体はさらに価格が高くなることもあります。
ボールパイソンを飼育するうえで、子供の個体か大人の個体かどちらを選ぶべきか、飼育環境や価格を見て考えても良いでしょう。
ボールパイソンを飼育するうえで、子供の個体か大人の個体かどちらを選ぶべきか、飼育環境や価格を見て考えても良いでしょう。
ボールパイソンの大きさを選ぶときの注意点3:大きければ重くなる
ボールパイソンの大きさを選ぶときは重さを気にしてみるのも一つの手です。一般的なボールパイソンの重さは大人であれば2㎏にもなります。
当然大きさがあれば体重も重くなります。時には3~4㎏になることもあるので、大人のボールパイソンを飼うなら大きさを選ぶときには見た目の大きさだけでなく、体重も気にしてはいかがでしょうか。
大きさ、体重を店員さんに聞いたりして、大きさを把握しておき、飼ってみたら大きすぎて手に負えないということは絶対に避けましょう。
当然大きさがあれば体重も重くなります。時には3~4㎏になることもあるので、大人のボールパイソンを飼うなら大きさを選ぶときには見た目の大きさだけでなく、体重も気にしてはいかがでしょうか。
大きさ、体重を店員さんに聞いたりして、大きさを把握しておき、飼ってみたら大きすぎて手に負えないということは絶対に避けましょう。
ボールパイソンの飼育方法
初心者にも飼いやすいといわれているボールパイソン。飼いやすいから飼育方法に気を使わなくていいかと言われればそうではありません。
ここではケージの大きさや温度管理、餌のやり方など、ボールパイソンの飼育方法をご紹介します。
ここではケージの大きさや温度管理、餌のやり方など、ボールパイソンの飼育方法をご紹介します。
ボールパイソンの飼育方法
- 横幅のあるケージ
- 大きめの水入れ
- 冬の温度と湿度の管理
- 餌のやり方
- 隠れ家のレイアウト
ボールパイソンの飼育方法1:横幅のあるケージ
ボールパイソンを飼育するときには、横幅のあるケージを用意しましょう。大きさの目安は、とぐろを巻いたときの三倍の大きさです。
大人のボールパイソンがとぐろを巻いたときの大きさは30~35㎝なので、その三倍というと90㎝の横幅はあるといいでしょう。
ボールパイソンは夜に立体活動を活発に行うので、高さもあって流木もあればよりボールパイソンの活動を楽しく観察できますよ。
さらに、床材としてウッドチップなどを厚めに敷くと保温性も上がるのでです。
大人のボールパイソンがとぐろを巻いたときの大きさは30~35㎝なので、その三倍というと90㎝の横幅はあるといいでしょう。
ボールパイソンは夜に立体活動を活発に行うので、高さもあって流木もあればよりボールパイソンの活動を楽しく観察できますよ。
さらに、床材としてウッドチップなどを厚めに敷くと保温性も上がるのでです。
ボールパイソンの飼育方法2:大きめの水入れ
ヘビは食事の回数は少ないですが、水入れは大きめのものを用意しましょう。頻繁に水を飲むわけではありませんが、大きめの水入れを用意することで、湿度管理にも役立ちます。
ボールパイソンの飼育方法3:冬の温度と湿度の管理
ボールパイソンの飼育に関して、重要なのが温度と湿度の管理です。
クールスポットは26~31℃、ホットスポットは35~40℃にしてあげましょう。温度計があると管理しやすいです。冬場はセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターでケージ内を保温する必要があります。
ケージ内の湿度は50~70%に保ちましょう。湿度計を用意してしっかり管理してあげましょう。
クールスポットは26~31℃、ホットスポットは35~40℃にしてあげましょう。温度計があると管理しやすいです。冬場はセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターでケージ内を保温する必要があります。
ケージ内の湿度は50~70%に保ちましょう。湿度計を用意してしっかり管理してあげましょう。
ボールパイソンの飼育方法4:餌のやり方
ボールパイソンの餌はペットショップなどで冷凍マウスがあるのでそれをあげましょう。
冷凍マウスをあげるときは、50~60℃のお湯で解凍してからあげましょう。凍った状態で与えてしまうと消化不良の原因になってしまいます。そのため、解凍したら内部まで解凍されているか触って確認しましょう。
餌をケージ内に置いてあげれば食べますが、食べない場合はピンセットなどで少し動かしながら顔に近づけてあげれば食べてくれます。
冷凍マウスをあげるときは、50~60℃のお湯で解凍してからあげましょう。凍った状態で与えてしまうと消化不良の原因になってしまいます。そのため、解凍したら内部まで解凍されているか触って確認しましょう。
餌をケージ内に置いてあげれば食べますが、食べない場合はピンセットなどで少し動かしながら顔に近づけてあげれば食べてくれます。
ボールパイソンの飼育方法5:隠れ家のレイアウト
ヘビを飼育する際は、隠れ家を置いてあげましょう。大人になる前まではウェットシェルターがです。
大人になってからはボールパイソンが身を隠せるほどのシェルターは売っていないので、代わりになりそうなものを用意するか、隠れ家をなしにするかになります。
その子の性格を見て隠れ家が必要かどうか判断しましょう。
大人になってからはボールパイソンが身を隠せるほどのシェルターは売っていないので、代わりになりそうなものを用意するか、隠れ家をなしにするかになります。
その子の性格を見て隠れ家が必要かどうか判断しましょう。
ボールパイソンが拒食する時の対処方法
ボールパイソンは乾季に休眠するという野生の習性があり、それよって時々長期間拒食をすることがあります。
数か月食べないなんてこともよくありますが、飼い主からすると心配になりますよね。そこで、ボールパイソンが拒食するときの対処方法をご紹介します。
強制給餌という方法もありますが、これは最終手段なのでそれ以外の方法をまず実施しましょう。
数か月食べないなんてこともよくありますが、飼い主からすると心配になりますよね。そこで、ボールパイソンが拒食するときの対処方法をご紹介します。
強制給餌という方法もありますが、これは最終手段なのでそれ以外の方法をまず実施しましょう。
ボールパイソンが拒食する時の対処方法
- 湿度を調整する
- 快適な環境作り
- 餌のあげ方を見直す
ボールパイソンが拒食する時の対処方法1:湿度を調整する
ボールパイソンが拒食する理由は、ご紹介したように乾季になると休眠する野生の習性からきています。拒食するということは、ケージ内が乾燥している可能性が考えられます。
そのため、ケージ内の湿度を調整してあげましょう。湿度を50~70%にしてあげて様子をみてください。簡単に湿度を上げるなら、霧吹きをしてあげましょう。
その際にはボールパイソンに水がかからないように気をつける必要があります。
そのため、ケージ内の湿度を調整してあげましょう。湿度を50~70%にしてあげて様子をみてください。簡単に湿度を上げるなら、霧吹きをしてあげましょう。
その際にはボールパイソンに水がかからないように気をつける必要があります。
ボールパイソンが拒食する時の対処方法2:快適な環境作り
ボールパイソンが拒食するようになったら、現在のケージ内の環境を見直してあげましょう。
常に人がいる環境にケージを置いていないでしょうか?ヘビは振動に対してとても敏感です。静かで暗い場所でそっとしてあげましょう。
ケージ内の温度は暑すぎませんか?ボールパイソンは暑さに強いですが、ケージ内の温度は適切に保つようにしましょう。
常に人がいる環境にケージを置いていないでしょうか?ヘビは振動に対してとても敏感です。静かで暗い場所でそっとしてあげましょう。
ケージ内の温度は暑すぎませんか?ボールパイソンは暑さに強いですが、ケージ内の温度は適切に保つようにしましょう。
ボールパイソンが拒食する時の対処方法3:餌のあげ方を見直す
ボールパイソンに餌を上げる時、無理やりあげていませんか?ヘビが拒食する可能性として、餌へのトラウマが考えられます。
無理やり餌をあげていたり、餌が熱すぎたりなど…。餌をあげるときは、近くに置いてあげるか、顔の近くで少し動かしてあげるようにしましょう。
また、冷凍マウスをあげる場合は、冷たくないか、熱すぎないか触って確かめてからあげるといいですよ。
無理やり餌をあげていたり、餌が熱すぎたりなど…。餌をあげるときは、近くに置いてあげるか、顔の近くで少し動かしてあげるようにしましょう。
また、冷凍マウスをあげる場合は、冷たくないか、熱すぎないか触って確かめてからあげるといいですよ。
ボールパイソンの大きさを考慮して正しい飼育を行おう
ボールパイソンは世界で愛されているペットスネークです。迫力のある大きさもさることながら、大人しい性格も愛されている理由の1つといえます。
ボールパイソンの飼育は、ケージ内環境の管理が少々大変ですが、飼いやすい部類と言われています。初めてだけど大きめのヘビを飼いたいと思うなら、ボールパイソンがです。
ボールパイソンの大きさや性格、習性を考慮して、正しく飼育して長生きさせてあげましょう。
ボールパイソンの飼育は、ケージ内環境の管理が少々大変ですが、飼いやすい部類と言われています。初めてだけど大きめのヘビを飼いたいと思うなら、ボールパイソンがです。
ボールパイソンの大きさや性格、習性を考慮して、正しく飼育して長生きさせてあげましょう。