cms-import-animaroll-wp

ヤモリとカナヘビの違いは?イモリやトカゲとも比較してくわしく解説

私たちの身近に生息しているヤモリとカナヘビを子どもの頃に捕まえたり、あるいは飼育していたりしていたことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし、どちらも「トカゲ」と一括りにしてしまい、ヤモリとカナヘビを完璧に見分けられる人は、そう多くないのではないでしょうか。

今回の記事は、ヤモリとカナヘビの特徴などについてまとめています。

是非、この記事を読んで頂き、それぞれの特徴を押さえ、見分けられることができるようにしてください。

ヤモリとカナヘビの違いや見分け方

ここからはヤモリとカナヘビの違いや見分け方について解説していきます。今回は、「生物学的分類」を始めとした4項目をピックアップしていきます。

ヤモリとカナヘビの違いや見分け方についてご興味がある方は、参考にしてください。

生物学的分類

ヤモリは有鱗目ヤモリ科に分類される爬虫類の仲間です。様々な種類のヤモリが世界中に生息していますが、主に日本で生息している種類はニホンヤモリになります。

見た目

ヤモリは、体色変化の性質を持つため背景色に同化している事が多く、見かける場所によって色が変わる事が特徴です。建物に張り付いている時は、灰色でコンクリートの壁に似ている色をしています。

それに対しカナヘビは、茶色でザラザラとした皮膚が特徴で、側部には黄色のラインが入っています。ヤモリ、イモリ、トカゲと比べ尻尾がとても長いです。

見かける場所

ヤモリは夜行性で、夜間に光につられて集まってくる昆虫が主な餌になります。主に建物の壁や、自動販売機に張り付いているところを見かける事が多いです。

カナヘビは昼行性で、草むらや石垣に生息している事が多い傾向にあります。主に擬木柵や石垣の上で日光浴をしている姿を見かけます。

見かける時間帯

ヤモリは夜行性で、夜間に活動します。建物の壁や、自動販売機に張り付いている姿がよく見られます。

対するカナヘビは昼行性です。昼間に、日光浴をしている姿を見かけることも多いのではないでしょうか。

ヤモリやカナヘビと間違えやすいイモリやトカゲとの比較

次にヤモリとカナヘビ似ていて、間違えやすいイモリとトカゲとの比較もご紹介します。

ヤモリ、カナヘビ、トカゲ、イモリの主な特徴は
・ヤモリは夜行性で壁に張り付いている事が多い
・カナヘビは昼行性で、茶色で尾が長い事が特徴
・トカゲは昼間に活動していて、黒色で皮膚に光沢がある
・イモリは水中や、川の近くに生息している
共通点も多いですが、異なる特徴もあります。

上記の特徴から主に、ヤモリ、カナヘビ、トカゲ、イモリは色と生息地域及び、活動時間で見分ける事が可能です。

また、以下に簡単な4匹の特徴の比較についてまとめました。一目でそれぞれの特徴がわかるので是非、参考にしてください。
ヤモリカナヘビトカゲイモリ
生物学的分類爬虫類爬虫類爬虫類両生類
見た目全身が黒色でお腹が赤い皮膚がザラザラしていて尾が長い黒色で光沢がある鱗がある
活動時間帯夜行性昼行性昼行性夜行性
生息場所建物の近辺草むらなど草むらなど水中や川の近くなど

違いを知ってヤモリとカナヘビを見分けよう!

ヤモリとカナヘビの大きな違いは昼行性と夜行性という点です。

昼間に活動しているのがカナヘビ、夜間に活動するのがヤモリです。また、皮膚の色や光沢もそれぞれ特徴的なので、見分けるためのポイントになります。

是非、今回ご紹介した特徴を覚えて、ヤモリ、カナヘビ、イモリ、トカゲの4種類を見分けられるようになりましょう。
モバイルバージョンを終了