「アルゼンチンテグーを飼育するにはどのようなものが必要なの?」
「アルゼンチンテグーは飼育に向いているの?」
「アルゼンチンテグーはどのような病気にかかる可能性があるの?」
このようにアルゼンチンテグーを飼育する際に発生する悩みによって、躊躇している方はいらっしゃいませんか?
本記事ではアルゼンチンテグーの種類から飼育に必要なもの、飼育方法などをご紹介します。またアルゼンチンテグーの習慣から起こる注意するべき病気もまとめています。
この記事を読むことで、アルゼンチンテグーを飼育するイメージを考え、飼育する際は、どのようなことに注意をすることで、1日でも長く一緒に過ごすことができるのかが分かります。
アルゼンチンテグーの飼育を考えている方は、ぜひ本記事をチェックし、アルゼンチンテグーの育て方の参考にして下さい。
「アルゼンチンテグーは飼育に向いているの?」
「アルゼンチンテグーはどのような病気にかかる可能性があるの?」
このようにアルゼンチンテグーを飼育する際に発生する悩みによって、躊躇している方はいらっしゃいませんか?
本記事ではアルゼンチンテグーの種類から飼育に必要なもの、飼育方法などをご紹介します。またアルゼンチンテグーの習慣から起こる注意するべき病気もまとめています。
この記事を読むことで、アルゼンチンテグーを飼育するイメージを考え、飼育する際は、どのようなことに注意をすることで、1日でも長く一緒に過ごすことができるのかが分かります。
アルゼンチンテグーの飼育を考えている方は、ぜひ本記事をチェックし、アルゼンチンテグーの育て方の参考にして下さい。
アルゼンチンテグーってどんな生き物?
アルゼンチンテグーとは「テユー科」に分類される大型トカゲ類の仲間です。日本では2021年に岡山県のマンションで飼育されていた個体が脱走した事件で一躍有名になりました。
ここではアルゼンチンテグーがどういった生き物なのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ここではアルゼンチンテグーがどういった生き物なのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
生息地
アルゼンチンテグーは南米の東部から中部を原産とする種です。名前にアルゼンチンの国名を冠しますが、ブラジルやパラグアイ、ウルグアイなどにも生息しています。
生息環境は熱帯雨林から半砂漠まで幅広く、水場の近くを好みます。
米国南部では、原産国である南米からペットとして輸入されたアルゼンチンテグーの野生化が問題視されています。アルゼンチンテグーは巣穴を掘る性質を持つため、本来の生育環境とは異なる気候でもある程度適応し、生き残ることができると言われています。
生息環境は熱帯雨林から半砂漠まで幅広く、水場の近くを好みます。
米国南部では、原産国である南米からペットとして輸入されたアルゼンチンテグーの野生化が問題視されています。アルゼンチンテグーは巣穴を掘る性質を持つため、本来の生育環境とは異なる気候でもある程度適応し、生き残ることができると言われています。
見た目と大きさ
孵化まもないアルゼンチンテグーは美しいエメラルドグリーンをしていますが、成長と共に色が代わり、最終的には黒と白のまだら模様に変わります。そのため、アルゼンチンブラックアンドホワイトテグーとも呼ばれています。
生体の大きさは、オスの最大が120センチから140センチと言われ、メスの場合は90センチ近くまで成長します。成熟した個体の場合、大きさはもちろんのこと、顎や尾の付け根の形状から容易に雌雄を判別できます。
生体の大きさは、オスの最大が120センチから140センチと言われ、メスの場合は90センチ近くまで成長します。成熟した個体の場合、大きさはもちろんのこと、顎や尾の付け根の形状から容易に雌雄を判別できます。
性格
大きな体とは対照的に、アルゼンチンテグーは危険性の低い生き物です。しかし、食に貪欲なため、空腹時には噛みつく恐れもあります。生体の顎の力は大変強力ですので、噛みつかれないよう注意しましょう。
人に積極的に危害を加えるおそれのある動物は、特定動物に指定され飼育許可が必要となりますが、アルゼンチンテグーの飼育に許可などは必要ありません。
なお、どの生き物にも言えることですが生物には個体差があり、中には乱暴な性格の個体もいますから、日々の世話には注意を払うようにしましょう。
人に積極的に危害を加えるおそれのある動物は、特定動物に指定され飼育許可が必要となりますが、アルゼンチンテグーの飼育に許可などは必要ありません。
なお、どの生き物にも言えることですが生物には個体差があり、中には乱暴な性格の個体もいますから、日々の世話には注意を払うようにしましょう。
食性
野生下でのアルゼンチンテグーは、幼体のころに昆虫やクモ、カタツムリといった無脊椎動物を捕食します。
体が大きくなるにつれタンパク質を多く求めるようになり、魚や他のトカゲ類、小動物など、様々な脊椎動物を捕食するようになります。時には果物類を口にすることもあります。
飼育下ではタンパク質を中心とした内容で給餌が行われますが、バナナやブドウ、マンゴーといった果物を食べる個体もいるそうです。
体が大きくなるにつれタンパク質を多く求めるようになり、魚や他のトカゲ類、小動物など、様々な脊椎動物を捕食するようになります。時には果物類を口にすることもあります。
飼育下ではタンパク質を中心とした内容で給餌が行われますが、バナナやブドウ、マンゴーといった果物を食べる個体もいるそうです。
寿命
適切な飼育環境にあるアルゼンチンテグーは15年から20年ほど生きると言われています。
しかしながら、食生活の偏りや飼育環境から短命に終わる場合もありますので、日ごろの世話にはなるべく気を配るようにしましょう。
しかしながら、食生活の偏りや飼育環境から短命に終わる場合もありますので、日ごろの世話にはなるべく気を配るようにしましょう。
アルゼンチンテグーの入手方法
半目で爆睡中のトントン嬢。#アルゼンチンテグー pic.twitter.com/1ZgIgQlBF9
— すーさん@story (@mhcmcQT2b8rkgvr) January 27, 2022
興味深い生態を持つアルゼンチンテグーですが、日本では入手ができるのでしょうか。南米原産の大型爬虫類と聞くと、入手が難しいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ここではアルゼンチンテグーの入手方法や気になるお値段について紹介します。
ここではアルゼンチンテグーの入手方法や気になるお値段について紹介します。
販売場所
アルゼンチンテグーは、日本でも比較的入荷の多いトカゲです。一般的な爬虫類を取り扱うショップであれば、容易に出会うことができるでしょう。
なお、2013年より動物愛護法が改定されて以来、爬虫類は購入者が実際に個体を確認し説明を受ける対面販売が義務付けられました。個人相手にインターネット上でのみ売買成約をする方式は違法ですので、そのような販売店は利用しないように気を付けましょう。
出典:第一種動物取扱業者の規制|環境省
参照:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/trader.html
なお、2013年より動物愛護法が改定されて以来、爬虫類は購入者が実際に個体を確認し説明を受ける対面販売が義務付けられました。個人相手にインターネット上でのみ売買成約をする方式は違法ですので、そのような販売店は利用しないように気を付けましょう。
出典:第一種動物取扱業者の規制|環境省
参照:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/trader.html
値段
価格は個体の産地や成長度合いにもよりますが、5万円から10万円程度で金額の幅があります。
爬虫類の場合、体格が立派になればなるほど価格も上がっていき、体色の出方などによっても値段が変わることがあります。予算には余裕を持って、実際に店舗で見て気に入った子を選ぶと良いでしょう。
爬虫類の場合、体格が立派になればなるほど価格も上がっていき、体色の出方などによっても値段が変わることがあります。予算には余裕を持って、実際に店舗で見て気に入った子を選ぶと良いでしょう。
アルゼンチンテグーの飼育に必要なものと選び方
#爬虫類好きさんと繋がりたい#アルゼンチンテグー#レッド
— A.G.REPTILES (@A_G_REPTILES) December 31, 2021
哲子?部屋んぽしてるの知らずコタツの中にいてびっくりwww
って訳で部屋んぽ中? pic.twitter.com/11BrQd5DOU
続いてはアルゼンチンテグーの飼育に必要なものを紹介します。
適切な飼育環境はアルゼンチンテグーの健康に欠かせません。寿命を全うさせてあげるためにもしっかりと準備をしていきましょう。
適切な飼育環境はアルゼンチンテグーの健康に欠かせません。寿命を全うさせてあげるためにもしっかりと準備をしていきましょう。
ケージ
テグーは100センチ近く成長する大型のトカゲです。そのため、飼育用のケージも大型のものを用意しましょう。
個体により最終的なサイズに差はありますが、成体の飼育には最低でもケージサイズは横180センチ以上のものが好ましいです。そこまで大型のケージは一般に販売がないため、自作か特注の必要があります。
最大サイズまで成長しきっていない場合は上記より小さなケージでも飼育可能ですが、最終的にはケージを変えなければいけないことを忘れないようにしましょう。
個体により最終的なサイズに差はありますが、成体の飼育には最低でもケージサイズは横180センチ以上のものが好ましいです。そこまで大型のケージは一般に販売がないため、自作か特注の必要があります。
最大サイズまで成長しきっていない場合は上記より小さなケージでも飼育可能ですが、最終的にはケージを変えなければいけないことを忘れないようにしましょう。
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床材
テグーは乾燥に弱く、湿度を高くする必要がありますので、床材はなるべく湿度を保ちやすい素材がおすすめです。
お手軽な価格で入手もしやすいヤシガラ等を利用すると良いでしょう。なお、床材の保存環境が悪いとダニが沸くことがありますのでお気を付けください。
お手軽な価格で入手もしやすいヤシガラ等を利用すると良いでしょう。なお、床材の保存環境が悪いとダニが沸くことがありますのでお気を付けください。
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霧吹きや加湿器
アルゼンチンテグーは多湿な環境を好みます。飼育における湿度は60%~70%を目安に、加湿器や霧吹きを使って調整してあげましょう。
アルゼンチンテグーが普段生活するケージの中はもちろんですが、成体の場合は部屋に出す機会も必要になりますから、運動させる部屋全体も加湿を忘れないようにしましょう。
アルゼンチンテグーが普段生活するケージの中はもちろんですが、成体の場合は部屋に出す機会も必要になりますから、運動させる部屋全体も加湿を忘れないようにしましょう。
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バスキングライト
アルゼンチンテグーのような爬虫類には、バスキングも欠かせません。バスキングとは英語で日向ぼっこを意味します。変温動物である爬虫類は自身で体温調節ができないため、日に当たることによって体温を調節しているのです。
テグーの場合、飼育温度は25℃~26℃、バスキングスポットは35℃前後が適温であると言われています。適温範囲が同じタイプのライトを選んであげてください。
なお、バスキングスポットの温度が適温より高すぎると成体の負担になり、低すぎるとバスキングスポットから離れられず結果的に低温やけどを引き起こしたりもしますから、バスキングスポットの温度管理もしっかりと行うようにしましょう。
テグーの場合、飼育温度は25℃~26℃、バスキングスポットは35℃前後が適温であると言われています。適温範囲が同じタイプのライトを選んであげてください。
なお、バスキングスポットの温度が適温より高すぎると成体の負担になり、低すぎるとバスキングスポットから離れられず結果的に低温やけどを引き起こしたりもしますから、バスキングスポットの温度管理もしっかりと行うようにしましょう。
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紫外線ライト
爬虫類の飼育において紫外線ライトも大変重要な役割を持ちます。自然下で太陽光の当たる屋外に生きている彼らは、長時間紫外線に当たらないままでいると徐々に体調を崩していってしまいます。
屋内飼育下では紫外線を発するライトを取り付けることでこの問題を解決することができます。
紫外線ライトは線量の強弱がありますが、アルゼンチンテグーの場合、紫外線量の少ないライトで事足ります。一般に熱帯・亜熱帯用として販売されているものを選びましょう。
屋内飼育下では紫外線を発するライトを取り付けることでこの問題を解決することができます。
紫外線ライトは線量の強弱がありますが、アルゼンチンテグーの場合、紫外線量の少ないライトで事足ります。一般に熱帯・亜熱帯用として販売されているものを選びましょう。
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水入れ
アルゼンチンテグーは、水が大好きです。そのため、飼育の際は水入れを忘れないように気を付けましょう。
飲用はもちろんのこと、水遊びや、脱皮前の湿度調整にも役立ちます。
ケージ内、もしくは部屋で運動の際に水浴びができるよう、大きなサイズの水入れを用意しておくと良いでしょう。成長すると体が大きくなりますから、衣装ケースなどをそのまま水浴び場として利用するパターンもあります。
飲用はもちろんのこと、水遊びや、脱皮前の湿度調整にも役立ちます。
ケージ内、もしくは部屋で運動の際に水浴びができるよう、大きなサイズの水入れを用意しておくと良いでしょう。成長すると体が大きくなりますから、衣装ケースなどをそのまま水浴び場として利用するパターンもあります。
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アルゼンチンテグーの飼育方法
水入れから飲むことを覚えてくれた?#アルゼンチンテグー#レッドテグー#サルバトールモニター#ウルグアイブラックヘッド#ブラックアンドホワイトテグー #爬虫類好きと繋がりたい pic.twitter.com/d1nFsqY9Wk
— ゆき@爬虫類垢 (@yukibkorori) April 2, 2022
アルゼンチンデグーを実際に世話をするに当たり、どのようなことを行えば良いでしょうか。
大きなトカゲですから頑丈そうに見えますが、常日頃から様々なことに気を付けてあげなければなりません。適切な世話を怠ると、簡単に体調を崩してしまいます。
ここではアルゼンチンテグーの日々の世話について紹介します。
大きなトカゲですから頑丈そうに見えますが、常日頃から様々なことに気を付けてあげなければなりません。適切な世話を怠ると、簡単に体調を崩してしまいます。
ここではアルゼンチンテグーの日々の世話について紹介します。
餌
テグーは肉食の傾向を強く持つ雑食性のトカゲです。飼育下ではタンパク質を中心に、果物や野菜などバランスよく与えていく必要があります。栄養が偏ると病気の原因になりますから、タンパク質やビタミン、カルシウムなど必要栄養素を考慮した内容にしましょう。
メインとして与えるものはデュピアやヒナウズラ、マウス等が一般的です。野菜や果物の中には与えてはいけないものもありますので、給餌の際は下調べをしっかり行いましょう。特にネギ類と、シュウ酸を多く含む野菜は危険です。
給餌回数は成長度合いによって変わります。基本的には幼体であれば毎日与え、成体は数日おきが好ましいでしょう。目安として排便回数などを見ることも重要です。
メインとして与えるものはデュピアやヒナウズラ、マウス等が一般的です。野菜や果物の中には与えてはいけないものもありますので、給餌の際は下調べをしっかり行いましょう。特にネギ類と、シュウ酸を多く含む野菜は危険です。
給餌回数は成長度合いによって変わります。基本的には幼体であれば毎日与え、成体は数日おきが好ましいでしょう。目安として排便回数などを見ることも重要です。
温度と湿度
アルゼンチンテグーの飼育温度はおおむね25℃~26℃程度、湿度は60%~70%が好ましいと言われています。特に冬場は温度と湿度が下がりすぎないようにしましょう。
気を付けたいのは日本の夏場です。原産国である南米は年中温暖な気候ではありますが、夏の最高気温は日本の方が高くなります。暑すぎるとテグーが弱る原因にもなりますので、あくまで適温の範囲に留まるよう調節してあげてください。
また、日本の冬は原産国よりも乾燥が激しく、アルゼンチンテグーの脱皮不全などに繋がりかねません。快適な室温に加え、水浴びや加湿などで適切な湿度になるよう配慮しましょう。
気を付けたいのは日本の夏場です。原産国である南米は年中温暖な気候ではありますが、夏の最高気温は日本の方が高くなります。暑すぎるとテグーが弱る原因にもなりますので、あくまで適温の範囲に留まるよう調節してあげてください。
また、日本の冬は原産国よりも乾燥が激しく、アルゼンチンテグーの脱皮不全などに繋がりかねません。快適な室温に加え、水浴びや加湿などで適切な湿度になるよう配慮しましょう。
アルゼンチンテグーがかかりやすい病気
どんな動物も飼育していると何かしらの病気や不調に見舞われるリスクがあります。
ここでは飼育されているアルゼンチンテグーに起こりやすい病気について紹介します。
もし、ご自宅のペットに明らかな不調が見られた場合は、速やかにかかりつけの獣医師に相談しましょう。
ここでは飼育されているアルゼンチンテグーに起こりやすい病気について紹介します。
もし、ご自宅のペットに明らかな不調が見られた場合は、速やかにかかりつけの獣医師に相談しましょう。
熱射病
生物が温度の高すぎる場所に留まると、熱により様々な障害を引き起こすことがあります。締め切った室内が高温となり、生体に起こる障害を熱射病と呼びます。ちなみに、日光に当たりすぎて起こるものを日射病、すべてを総称して熱中症と言います。
アルゼンチンテグーの場合、長時間の日光浴やケージの換気不全によって熱中症が引き起こされることがあります。ケージ飼育を基本とするアルゼンチンテグーは特に熱射病のリスクが高いので、温度管理には細心の注意を払いましょう。
熱射病をはじめとした熱中症になると、突然息が荒くなったり泡をふいたりします。熱中症の疑いがある場合は速やかに涼しい場所に移動させて体温を下げてあげながら、かかりつけの獣医師に相談してください。
アルゼンチンテグーの場合、長時間の日光浴やケージの換気不全によって熱中症が引き起こされることがあります。ケージ飼育を基本とするアルゼンチンテグーは特に熱射病のリスクが高いので、温度管理には細心の注意を払いましょう。
熱射病をはじめとした熱中症になると、突然息が荒くなったり泡をふいたりします。熱中症の疑いがある場合は速やかに涼しい場所に移動させて体温を下げてあげながら、かかりつけの獣医師に相談してください。
くる病
くる病とは骨に発生する疾患の1つです。主な原因はカルシウムの不足、あるいはビタミンD3の不足等によるカルシウムの吸収不全と言われています。発症すると骨に貯蔵されていたカルシウムが血中に放出され、骨がどんどん脆く柔らかくなっていきます。
くる病になると単に歩けなくなるだけでなく、低カルシウム血症による神経症状も危惧されます。簡単に治療できる病気ではないので、日ごろからくる病を発症しないように飼育することが大切です。
給餌の際はカルシウムを含む餌やカルシウムパウダー等を使い、必要量を摂取できるよう努めましょう。また、太陽光に含まれる紫外線はビタミンD3を体内で生成するために欠かせませんから、紫外線を浴びることができる環境を作ってあげましょう。
くる病になると単に歩けなくなるだけでなく、低カルシウム血症による神経症状も危惧されます。簡単に治療できる病気ではないので、日ごろからくる病を発症しないように飼育することが大切です。
給餌の際はカルシウムを含む餌やカルシウムパウダー等を使い、必要量を摂取できるよう努めましょう。また、太陽光に含まれる紫外線はビタミンD3を体内で生成するために欠かせませんから、紫外線を浴びることができる環境を作ってあげましょう。
アルゼンチンテグーを飼育する際の注意点
逃走しているアルゼンチンテグー可愛いなぁ? pic.twitter.com/eW0rQ2fuZ8
— なぽの妹パパ娘 (@8z7yYdxsNjRzO39) October 27, 2021
大型種であるアルゼンチンテグーは、その体のサイズゆえに飼育者が気を付けなければならないことがいくつかあります。
ここではアルゼンチンテグーと過ごす日常において、特に気を付けるべき2点を紹介します。
ここではアルゼンチンテグーと過ごす日常において、特に気を付けるべき2点を紹介します。
必要に応じ温浴させる
温浴とは、字の通り爬虫類をぬるま湯に浸けることを指します。温浴はテグーに限らず多くの爬虫類にとって多くのメリットをもたらすと言われていますが、野生下では見られない行動のため、体に負担があるという声もあります。
温浴を行うと、脱皮不全や消化不良などを予防することができると言われています。特に、乾燥に弱いアルゼンチンテグーでは温浴により脱皮不全に対してある程度の効果が期待できます。
温浴は、生体の入るサイズの容器に37℃くらいのぬるま湯を貯め10分程度行います。この時、頭が完全に水面から出る程度の深さになるよう気を付けます。お湯を飲んでしまう可能性もあるので、汚染されていない容器と飲用しても問題ないお湯を利用しましょう。
温浴を行うと、脱皮不全や消化不良などを予防することができると言われています。特に、乾燥に弱いアルゼンチンテグーでは温浴により脱皮不全に対してある程度の効果が期待できます。
温浴は、生体の入るサイズの容器に37℃くらいのぬるま湯を貯め10分程度行います。この時、頭が完全に水面から出る程度の深さになるよう気を付けます。お湯を飲んでしまう可能性もあるので、汚染されていない容器と飲用しても問題ないお湯を利用しましょう。
ハンドリングをしない
アルゼンチンテグーの中には幼少期からハンドリングされ人の手に慣れた個体も存在しますが、全く噛まない保証はありません。テグー類は気性の荒い個体が多く、ハンドリングには向かないとされています。
ケージの掃除などやむを得ない場合は皮手袋で飼育者の手を守り、テグーの攻撃に備えます。空腹時は攻撃性が高まるため気を付けましょう。また、自切してしまう可能性があるので尾を掴んではいけません。
ハンドリングに慣れていない個体は、手に乗せると暴れてしまう場合もあります。慣れないハンドリングは飼育者とペット双方にとって危険ですから、慎重に行ってください。
ケージの掃除などやむを得ない場合は皮手袋で飼育者の手を守り、テグーの攻撃に備えます。空腹時は攻撃性が高まるため気を付けましょう。また、自切してしまう可能性があるので尾を掴んではいけません。
ハンドリングに慣れていない個体は、手に乗せると暴れてしまう場合もあります。慣れないハンドリングは飼育者とペット双方にとって危険ですから、慎重に行ってください。
その他の種類のテグー
こんな優しげな顔をしていますが、今日はケージの上でイタズラしてたので抱き上げたら、ヘミペ出るほど力んで抵抗してプンスコ言ってました…
— 阿修羅さん (@ashley_lizard) June 9, 2022
テグー3匹目にして初めての雄だけど、性格は優しいんだけどやっぱりパワーと勢いが違う… pic.twitter.com/uEgBSywWJq
ゴールデンテグー
ゴールデンテグーはテグー類の中でも比較的安価に出回っている種です。
光沢のある黄色の体色と、つんと尖った口先が特徴です。他のテグー類に比べ特に気性が荒く、人に懐くことはほとんどないと言われます。
全長は最大120センチ程度にまで成長します。
光沢のある黄色の体色と、つんと尖った口先が特徴です。他のテグー類に比べ特に気性が荒く、人に懐くことはほとんどないと言われます。
全長は最大120センチ程度にまで成長します。
レッドテグー
レッドテグーは全身が暗赤色をした種です。通常、オスの方がメスに比べ明るい発色を呈します。
最大全長が120センチと大きくなる種類ですが、温厚な性格の個体が多いので、世界中に愛好家がいます。
最大全長が120センチと大きくなる種類ですが、温厚な性格の個体が多いので、世界中に愛好家がいます。
ブルーテグー
ブルーテグーは、アルゼンチンテグーのカラーバリエーションの1つです。
スタンダードなアルゼンチンテグーは成長に伴い黒と白の斑紋が出てきますが、ブルーテグーの場合、白の割合が多くなります。
単に体色のバリエーションですので、基本的なサイズや性質はアルゼンチンテグーに準拠します。
スタンダードなアルゼンチンテグーは成長に伴い黒と白の斑紋が出てきますが、ブルーテグーの場合、白の割合が多くなります。
単に体色のバリエーションですので、基本的なサイズや性質はアルゼンチンテグーに準拠します。
キタテグー
キタテグーは、南アメリカの北部に生息する大型のトカゲです。
主にコロンビアやベネズエラを原産とします。アルゼンチンテグーをはじめとするミナミテグー類によく似ていますが、ミナミテグー類では頬板を2枚有するのに対し、キタテグー類は頬板を1枚しか持ちません。
ミナミテグーとキタテグー、両者の基本的な性質はほとんど変わらないと言われています。
主にコロンビアやベネズエラを原産とします。アルゼンチンテグーをはじめとするミナミテグー類によく似ていますが、ミナミテグー類では頬板を2枚有するのに対し、キタテグー類は頬板を1枚しか持ちません。
ミナミテグーとキタテグー、両者の基本的な性質はほとんど変わらないと言われています。
ミナミテグー
アルゼンチンテグーの別名です。南米の南部を中心に生息するため、キタテグーとは生息域が異なります。
キタテグーの項に記した通り、目と鼻の間にある鱗「頬板」の枚数が異なりますが、それ以外の基本的な生態はほとんど変わりありません。
キタテグーの項に記した通り、目と鼻の間にある鱗「頬板」の枚数が異なりますが、それ以外の基本的な生態はほとんど変わりありません。
アルゼンチンテグーの飼育方法を知ろう!
うちの子達です?
— ゆき@爬虫類垢 (@yukibkorori) February 24, 2022
色々教えて下さい☺#アルゼンチンテグー#レッドテグー#サルバトールモニター#ウルグアイブラックヘッド#ブラックアンドホワイトテグー pic.twitter.com/KgBw5WY4hV
大きな体にのんびりした顔のアルゼンチンテグーは、大型トカゲの中でも人気が高く、日本での飼育例も少なくありません。
もしも飼育をお考えの場合は、SNSでの飼育者同士での情報交換や、かかりつけの獣医師への相談等なども含め、しっかりと飼い方をリサーチしましょう。
本来の生息地から遠く離れた、この日本で飼育するということへの責任をしっかりと認識し、大切に育ててあげてください。
もしも飼育をお考えの場合は、SNSでの飼育者同士での情報交換や、かかりつけの獣医師への相談等なども含め、しっかりと飼い方をリサーチしましょう。
本来の生息地から遠く離れた、この日本で飼育するということへの責任をしっかりと認識し、大切に育ててあげてください。