「レオパのモルフについてくわしく知りたい」
「どのモルフが人気なの?」
「レオパの飼育を始めたいけど、どのモルフにするか迷っている」
このように、レオパのモルフについて興味関心をもっている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、レオパのくわしい生態をはじめとして、レオパの人気のモルフや、モルフの元となった品種などについて紹介していきます。
この記事を読むことで、モルフに関する情報を中心に、レオパについての知識を得ることができます。その知識を活用しながら飼育するレオパを探すことで、自分のお気に入りの子と出会えるようになるでしょう。
レオパについて知りたいという人は、ぜひこの記事をチェックしてください。
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レオパについて知りたいという人は、ぜひこの記事をチェックしてください。
レオパとは?
ごきげんやな
— ちょろ (@leopacres_ao) July 13, 2022
なんかええことでもあったんか?#レオパードゲッコー pic.twitter.com/CBepjG2xX4
レオパは、ヒョウモントカゲモドキの通称です。ヒョウモントカゲモドキという名前は和名で、英名であるレオパードゲッコーを省略してレオパと呼ばれています。
レオパは比較的飼育がしやすく、ペットとしての人気が高い動物です。また、体の模様が美しい品種が多いこと、しぐさや表情がかわいらしいことも、世界中で愛される要因となっています。
レオパの仲間
トカゲモドキ属の中でレオパは有名な種類ですが、他にも5種類のトカゲモドキ属、すなわちレオパの仲間がいます。例に挙げると、オバケトカゲモドキ、ダイオウトカゲモドキなどです。
レオパ以外のトカゲモドキは珍しく、目にする機会はあまり多くないでしょう。ただ、レオパと飼育方法はあまり変わらないため、飼育自体はそれほど困難ではありません。
レオパ以外のトカゲモドキは珍しく、目にする機会はあまり多くないでしょう。ただ、レオパと飼育方法はあまり変わらないため、飼育自体はそれほど困難ではありません。
レオパの生態
レオパはヤモリ科トカゲモドキ亜科アジアトカゲモドキ属に分類されます。トカゲモドキという名前からも分かる通り、トカゲではなくヤモリ科の仲間です。
体長は20~25cmほどになります。メスよりオスの方が大きくなりやすいです。オスは成長すると、尻尾の根本に膨らみとギザギザの鱗が見られるようになります。
活動する時間帯は夜がメインです。日中は身を隠し、暗くなると餌を探して動き回るようになります。
体長は20~25cmほどになります。メスよりオスの方が大きくなりやすいです。オスは成長すると、尻尾の根本に膨らみとギザギザの鱗が見られるようになります。
活動する時間帯は夜がメインです。日中は身を隠し、暗くなると餌を探して動き回るようになります。
寿命
レオパは生まれてから、1年ほどかけて大人になっていきます。赤ちゃんのころから何度も脱皮を繰り返し、徐々に大きくなっていくのです。
寿命は10年ほどであるとされています。しかし、上手に飼育することができれば、もっと長生きさせることもできるでしょう。長い時間を元気なレオパと一緒に過ごすために、大切に飼育してあげてください。
寿命は10年ほどであるとされています。しかし、上手に飼育することができれば、もっと長生きさせることもできるでしょう。長い時間を元気なレオパと一緒に過ごすために、大切に飼育してあげてください。
分布
レオパが生息しているのは、アフガニスタン、パキスタン、インドの穏やかな砂漠地帯です。砂漠といっても砂ばかりの場所ではなく、岩があったり多肉植物が生えていたりする場所で暮らしています。
レオパは枯れて積み重なっている植物の下をすみかにしています。砂漠は雨が降ることが少ないですが、そうした植物の下はある程度の湿度が保たれているため過ごしやすいのでしょう。
レオパは枯れて積み重なっている植物の下をすみかにしています。砂漠は雨が降ることが少ないですが、そうした植物の下はある程度の湿度が保たれているため過ごしやすいのでしょう。
レオパの特徴
レオパはヤモリの仲間ではありますが、まぶたや指といった体の部位にはトカゲによく似た特徴が現れています。その特徴をくわしく見ていけば、トカゲモドキと呼ばれる所以が分かるでしょう。
ここでは、レオパの体の特徴について紹介していきます。トカゲモドキの不思議な特徴を知って、レオパのさらなる魅力を感じていってください。
ここでは、レオパの体の特徴について紹介していきます。トカゲモドキの不思議な特徴を知って、レオパのさらなる魅力を感じていってください。
尻尾
レオパの尻尾はぷっくりと膨らんでかわいらしいことが特徴です。その尻尾には栄養が蓄えられており、栄養が十分に摂れていると太く立派な尻尾になります。
尻尾は感情表現の役割も果たします。餌を狙っているときや威嚇をしているときには、尻尾を振る姿を見ることができるでしょう。
レオパには驚いたり危険を感じたりすると尻尾を自切する性質があります。再生はしますが、わざと驚かせるなどして自切をさせることはしないようにしましょう。
尻尾は感情表現の役割も果たします。餌を狙っているときや威嚇をしているときには、尻尾を振る姿を見ることができるでしょう。
レオパには驚いたり危険を感じたりすると尻尾を自切する性質があります。再生はしますが、わざと驚かせるなどして自切をさせることはしないようにしましょう。
まぶた
レオパにはまぶたがあります。実はトカゲの仲間の中で、イグアナやオオトカゲなどはまぶたをもっているのですが、ヤモリはもっていないのです。この点で、レオパはヤモリの仲間でありながら、ヤモリとは特徴が異なっているといえます。
まぶたがあるため、レオパはまばたきができます。まばたきをする姿は大変かわいらしいですから、ぜひ注目してみてください。
まぶたがあるため、レオパはまばたきができます。まばたきをする姿は大変かわいらしいですから、ぜひ注目してみてください。
指
ヤモリは指に趾下薄板という器官をもっています。その器官を使うことで、垂直な壁に貼りついたり、ツルツルの壁でもよじ登ったりできるのです。
ところが、レオパには趾下薄板がありません。指は細かい鱗で覆われているため、ヤモリのようにどこでも登ることはできないのです。レオパは爪を使い、ゴツゴツとした岩を登ったり降りたりします。
ところが、レオパには趾下薄板がありません。指は細かい鱗で覆われているため、ヤモリのようにどこでも登ることはできないのです。レオパは爪を使い、ゴツゴツとした岩を登ったり降りたりします。
モルフとは?
モルフとは品種のことです。現在、レオパには数多くのモルフが存在しています。
レオパのモルフが豊富なわけは、昔から品種改良が盛んに行われ、様々な体の特徴をもつレオパが生まれてきたからです。モルフは体の色だけではなく、柄や大きさ、目の特徴などによっても分類されます。このように細かく分けられることから、数多くのモルフが生まれてきたのです。
レオパのモルフが豊富なわけは、昔から品種改良が盛んに行われ、様々な体の特徴をもつレオパが生まれてきたからです。モルフは体の色だけではなく、柄や大きさ、目の特徴などによっても分類されます。このように細かく分けられることから、数多くのモルフが生まれてきたのです。
人気のあるモルフを紹介
かっこいいね?#ブラックナイト pic.twitter.com/DBKFwPCgYR
— 【7/31 京都BLACK OUT!】ファニーテール公式 (@funny_tail_) July 14, 2022
レオパのモルフは数が多く、カラーバリエーションなども豊富なところが魅力的です。モルフをくわしく見ていけば、自分のお気に入りのモルフが見つかることでしょう。
ここでは、数あるモルフの中でも特に人気のあるモルフを紹介していきます。ぜひ自分のお気に入りのモルフを見つけて、飼う際の参考にしてください。
スーパー マック スノー(Super Mack Snow)
スーパーマックスノーは、マックスノーと呼ばれる白味の強い品種を品種改良することで生まれました。マックスノーと比べると黄色は退色しており、ほとんど白色の体をしています。
白色の体の上には、黒い斑点模様が縦縞のように規則的に並んでいます。また、目が真っ黒になるのも特徴です。その模様の美しさと大きな目のかわいらしさから、とても人気の高いモルフとなっています。
白色の体の上には、黒い斑点模様が縦縞のように規則的に並んでいます。また、目が真っ黒になるのも特徴です。その模様の美しさと大きな目のかわいらしさから、とても人気の高いモルフとなっています。
レッド アイ エニグマ(Red Eye Enigma)
エニグマというモルフとベルアルビノというモルフがかけ合わされて、レッドアイエニグマというモルフが生まれました。エニグマという言葉は謎やパズルを意味しており、これはエニグマが不思議な模様をしていることから名づけられています。
レッドアイという名の通り、真っ赤な目が印象的なモルフです。体の模様も独特で美しいことから、多くの人から気に入られています。
レッドアイという名の通り、真っ赤な目が印象的なモルフです。体の模様も独特で美しいことから、多くの人から気に入られています。
ブラック ナイト(Black Night)
ブラックナイトはレオパには珍しく、黒い体色のモルフです。ひたすらに黒い個体同士を交配させ、長い年月をかけて誕生しました。
ブラックナイトは体色の黒の具合によってグレードが異なります。一般的に黒の面積が大きい方がグレードは高く、グレードが高いほど値段も高くなりやすいです。フルブラックと呼ばれる全身が真っ黒の個体は非常に人気で、高価格であることが多いでしょう。
ブラックナイトは体色の黒の具合によってグレードが異なります。一般的に黒の面積が大きい方がグレードは高く、グレードが高いほど値段も高くなりやすいです。フルブラックと呼ばれる全身が真っ黒の個体は非常に人気で、高価格であることが多いでしょう。
ホワイト ナイト(White Knight)
ブリザードとレーダーをかけ合わせることで誕生したのがホワイトナイトです。白色の体をしており、ブラックナイトと同じく体色によってグレードが決められます。
その真っ白な体も特徴的ですが、ルビーのような真っ赤な目をしているところも特徴です。美しい体色と映える目の色から、大人気のモルフになります。
その真っ白な体も特徴的ですが、ルビーのような真っ赤な目をしているところも特徴です。美しい体色と映える目の色から、大人気のモルフになります。
スーパー レーダー(Super Rader)
スーパーレーダーは、スーパーマックスノーとレーダーとの交配で誕生しました。レーダーは明るく透き通るような赤目をもっているのが特徴です。
レーダーの特徴を受け継ぎ、スーパーレーダーも赤くかわいらしい目をもっています。その見た目から人気の高いモルフです。
レーダーの特徴を受け継ぎ、スーパーレーダーも赤くかわいらしい目をもっています。その見た目から人気の高いモルフです。
各モルフの元となる品種
これまで、人気の高いレオパのモルフを紹介してきました。これらのモルフは様々なモルフをかけ合わせることで誕生しているため、元となるモルフが存在しています。
ここからは、その元となったモルフをいくつか紹介していきます。
ここからは、その元となったモルフをいくつか紹介していきます。
アルビノ(Albino)
アルビノというと黒色色素のメラニンが欠乏している疾患をもつ個体のことを指しますが、レオパにおけるアルビノは違います。黒色が抑えられていたり、発色をしなかったりする色彩変異の個体も含まれているのです。
アルビノの個体の中には、視力が悪い個体がいます。飼育をする際には長時間光にさらさないなど、様々なことに注意してあげてください。
アルビノの個体の中には、視力が悪い個体がいます。飼育をする際には長時間光にさらさないなど、様々なことに注意してあげてください。
ハイ イエロー(High Yellow)
ハイイエローは黄色の体色をしているモルフです。野生の個体の中で黄色味の強い個体やスポットの少ない個体を交配させることで誕生しました。改良種の始まりともいえる、レオパの基本種です。
ハイイエローは流通が盛んで、他の種に比べると見かけることの多いモルフです。さらに値段も比較的手ごろなことが多く、手に入れやすいモルフであるといえるでしょう。
ハイイエローは流通が盛んで、他の種に比べると見かけることの多いモルフです。さらに値段も比較的手ごろなことが多く、手に入れやすいモルフであるといえるでしょう。
ブリザード(Blizzard)
ブリザードは、レオパによく見られるまだら模様がないモルフになります。色素生成が他のモルフよりも少ないため白化が起きており、模様をもたないレオパとなるのです。
体色は白色から薄い灰色になります。中には真っ白になるものや黄色がかった体色になるものも見られるでしょう。黒い目の上はほんのり青く見え、とても美しく印象的な姿をしています。
体色は白色から薄い灰色になります。中には真っ白になるものや黄色がかった体色になるものも見られるでしょう。黒い目の上はほんのり青く見え、とても美しく印象的な姿をしています。
タンジェリン(Tangerine)
タンジェリンは、みかんの名前から名づけられています。その名の通り、みかんのような美しいオレンジ色をしたモルフです。ハイイエローを選別して交配させたことで生まれました。
基本的にオレンジ色ですが、黄色っぽいものからほとんど赤に近い色のものまで存在しており、その色は個体によって様々です。成長するにつれて模様が変化する個体も多く、飼育の楽しいモルフになります。
基本的にオレンジ色ですが、黄色っぽいものからほとんど赤に近い色のものまで存在しており、その色は個体によって様々です。成長するにつれて模様が変化する個体も多く、飼育の楽しいモルフになります。
レオパの購入価格は?
レオパの購入価格は、モルフや個体の状態によって異なります。安い個体になると8,000円ほどで購入できますが、珍しい個体では20万円ほどかかることもあるでしょう。
特に希望する個体がいないのであれば、予算は2万円ほど用意しておくことをおすすめします。2万円ほどあれば、それなりの数のモルフから選ぶことが可能です。予算は余裕をもって用意しておくようにしましょう。
特に希望する個体がいないのであれば、予算は2万円ほど用意しておくことをおすすめします。2万円ほどあれば、それなりの数のモルフから選ぶことが可能です。予算は余裕をもって用意しておくようにしましょう。
飼育環境作りにかかる費用はどれぐらい?
レオパの飼育には、飼育用ケージ、床材、シェルター、水入れ、ヒーター、餌などが必要です。商品によって値段は異なりますが、すべてを揃えるには1万円ほど用意しておくと良いでしょう。
その他にも用意しておきたいものや、買い替えたいものが出てきたときには費用がかかります。予算は十分に確保してから、飼育の準備を開始するようにしましょう。
その他にも用意しておきたいものや、買い替えたいものが出てきたときには費用がかかります。予算は十分に確保してから、飼育の準備を開始するようにしましょう。
レオパのモルフについて知ろう
レオパは数多くのモルフが存在している動物です。モルフによって美しさやかわいらしさは異なりますし、探していけば自分のお気に入りのモルフを見つけることができるでしょう。
レオパは決して安くはありませんし、長い間一緒に暮らすことになるでしょう。そのため、飼育をする前にお気に入りの個体を見つけることをおすすめします。ぜひモルフについて知り、飼育したいと思える子と出会ってください。
レオパは決して安くはありませんし、長い間一緒に暮らすことになるでしょう。そのため、飼育をする前にお気に入りの個体を見つけることをおすすめします。ぜひモルフについて知り、飼育したいと思える子と出会ってください。