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アルマジロトカゲの販売価格は?入手方法や飼い方のポイントも紹介

「アルマジロトカゲって実際どんな動物?」
「ペットとして迎えたいけど、どうすればいいの?」
「販売価格はどれくらい?」
丸まった姿が「可愛い」「かっこいい」と感じて、アルマジロトカゲをペットとして迎え入れたいと考えている方もいるのではないでしょうか?ですが、どんな風にお世話するのかは謎の多い生き物ですよね。本当にペットとして迎えられるのかも心配になるでしょう。

この記事では、アルマジロトカゲの特徴や、入手する方法、販売価格相場、飼う際に必要なもの、飼う時のポイント、複数飼育への疑問、繁殖について解説していきます。

記事を読めば、アルマジロトカゲについての様々な知識が身に付くでしょう。

アルマジロトカゲの魅力を知って、飼ってみることを検討してみて下さい。珍しい動物を飼ってみたい方は特に注目です!

アルマジロトカゲの特徴



アルマジロトカゲは、全身が固い鱗で覆われていて、敵に襲われた時に自分の尻尾を噛んで丸くなります。丸くなった姿がアルマジロに似ていることが、名前の由来です。

そんな姿が可愛くて、かっこいいアルマジロトカゲの特徴について、見ていきましょう。

体のサイズ

アルマジロトカゲの体長は小さい個体で12cmほど、大きい個体で21cmほどとなっています。

海外で観賞用に販売されているトカゲは、30cm~50cmほどの個体が多いようです。アルマジロトカゲは、トカゲの中でも小型な種類と言えるでしょう。

性格

アルマジロトカゲの性格は、温厚であることが有名です。ただ、臆病な性格でもあるため、人になつくことはほとんどありません。

ですが、トカゲでは珍しく10匹ほどで集団生活をするので、社会性はあります。人にも慣れれば、ハンドリングが可能です。

生息地

生息地は、南アフリカ共和国の西部やナミビアの南部とされています。環境としては、乾燥した、岩の多い荒地です。

アルマジロトカゲは普段、岩や植物の陰に隠れて生活しているため、地域特有の暑さにはあまり強くありません。しかし、昼夜の温度差には対処可能です。

寿命

寿命は10年ほどとなっています。環境が良ければ、10年以上生きることも多いです。

一般的なトカゲの例として、ニホントカゲの寿命を挙げると、5~7年ほどとされています。アルマジロトカゲは、比較的、長寿なトカゲということです。

アルマジロトカゲを入手する方法

入手するためには、販売実績のある店舗を探して、予約をするという方法が一般的です。

しかし、アルマジロトカゲは、乱獲によって個体数が減少し、絶滅危惧種に登録されています。販売取引が規制されているため、入手することが難しい状況です。

アルマジロトカゲの販売価格相場

アルマジロトカゲは、30万円ほどで販売されています。希少種なので、輸入・販売が規制されているようです。

アルマジロトカゲは、ペットとしての販売が大きな要因となり、乱獲されてしまいました。乱獲されたことにより、絶滅危惧種に指定されています。

アルマジロトカゲを飼う際に必要なもの



アルマジロトカゲを飼うと決めたら、どのような設備が必要なのか、どのように販売されているのか、気になるところです。

また、アルマジロトカゲを飼うか迷っている人もいるでしょう。ここでは、必要な設備について詳しく紹介していきます。
  • ケージ
  • バスキングライト
  • 紫外線ライト
  • 保温球
  • 床材
  • シェルター
  • 水入れ

ケージ

ケージ内に、バスキングスポットを作らなければいけません。身体のサイズより、大きめのケージを買うことになります。

横幅は60cm以上、奥行きは45cm以上が良いでしょう。また、上から近づかれるのを嫌うため、前開きのものが好ましいです。

バスキングライト

バスキングライトの目的は、ケージ内に高温地帯を作ることで、身体を温めることです。南アフリカ共和国の気温をイメージして、35~40度ほどの温度に設定しましょう。

体温の上昇は、食欲の増進や消化器官の活性化をさせます。夜間は消灯しましょう。

紫外線ライト

紫外線を浴びることは、骨の形成に役立ちます。骨の形成には、カルシウムが必要です。しかし、カルシウムは、ただ摂取するだけでは、吸収されません。

紫外線を浴びることで、カルシウムの吸収に必要なビタミンD3を生成することができます。

保温球

保温球は、ケージ全体を温める役割を持っています。バスキングライトは、一ヶ所しか温められません。

また、全体の温度としてバスキングライトは暑すぎます。保温球は、昼夜で温度を変えてあげると良いでしょう。昼は25~30度ほど、夜は20度ほどです。

床材

床材を何も敷かないと滑ってしまい、足腰に負担を与えてしまうので、床材は敷く方が良いでしょう。床材には、多くの種類があります。

ここでおすすめするのは、カルシウムサンドです。乾燥地帯の爬虫類推奨であることや、誤飲しても影響が少ないことが理由となります。

シェルター

アルマジロトカゲは、臆病な性格をしているため、シェルターは必要不可欠と言えるでしょう。ストレス軽減や、環境への慣れが早くなることにつながります。

ただ、シェルターを入れすぎると出てこなくなる可能性もあるので、適度に入れるようにしましょう。

水入れ

アルマジロトカゲは、乾燥した地域に生息しているだけあって、乾燥には強いですが、もちろん水を飲むときもあります。

水入れは、アルマジロトカゲが溺れないように飲み口が浅い容器、かつ、乗ってもひっくり返らないような重みのある容器であることが大事です。

アルマジロトカゲを飼うときのポイント



アルマジロトカゲを飼うにあたって、他のトカゲと違うことはあるのか、気をつけるべきことはあるのか、と思うでしょう。ここでは、アルマジロトカゲを飼うときのポイントを解説していきます。
  • エサの与え方を工夫する
  • ケージ内の温度を昼夜で変えてあげる
  • ケージ内に植物をレイアウトしてあげる

エサの与え方を工夫する

アルマジロトカゲは主に、コオロギなどの昆虫を食べます。しかし、昆虫類だけではカルシウムが不足してしまうため、カルシウム剤をまぶして与えると良いです。

生餌を与える際は、力の強い後ろ足をとってから与えるとアルマジロトカゲが怪我をせずに済みます。

ケージ内の温度を昼夜で変えてあげる

アルマジロトカゲの生息地である南アフリカ共和国の乾燥地帯では、夜に少し温度が下がります。

アルマジロトカゲの生息地の温度に合わせて、ケージ内の温度も変化させましょう。昼は25~30度ほど、夜は20度ほどと差をつけます。

ケージ内に植物をレイアウトしてあげる

レイアウトする醍醐味と言えば、ケージ内が華やかになることでしょう。

ですが、生息地の乾燥地帯に生えているような植物を置くことで、アルマジロトカゲのストレスの軽減にもつながります。隠れる場所が増えたり、自然に触れることができたりするためです。

アルマジロトカゲは複数飼育できる?



アルマジロトカゲは本来、10匹ほどの集団で行動をする動物です。同種であれば、同じケージで複数匹、飼育することは可能となっています。

ですが、他の似た種類のトカゲを同じケージで飼うと、喧嘩したり、食べられてしまう危険性があるため、避けた方が良いでしょう。

アルマジロトカゲの繁殖



アルマジロトカゲは、卵ではなく1~2体の幼体を産みます。卵を産まないので、産卵床や孵化容器の用意が必要なく、産む数も少ないので、繁殖は比較的簡単です。

ですが、エサの大きさが違うことや親が世話をしないことから、親とは離しておく方が良いでしょう。

アルマジロトカゲ販売価格を理解して飼育を検討してみよう



アルマジロトカゲを飼うイメージが出来たでしょうか。決して安い値段で販売されていない種類のトカゲですが、高値で買った分、責任感が芽生えるでしょう。

アルマジロトカゲには、たくさん魅力があります。ペットとして、アルマジロトカゲを迎えることも考えてみてください。
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