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ヒョウモントカゲモドキのマックスノーとは?人気の魅力や注意点を解説

「マックスノーってどんな色?」
「ノーマルと比べて何が違うの?」
「飼い方はノーマルと同じ?」
ヒョウモントカゲモドキに興味を持っている方で、このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。

この記事ではヒョウモントカゲモドキのモルフの一種であるマックスノーについて、その特徴や購入、飼育に関することについて詳しく解説しています。

この記事を読むことでマックスノーの魅力を知ることができます。

ヒョウモントカゲモドキには約100種類以上のモルフが存在すると言われており、マックスノーはその中でも特に人気のあるモルフです。

これからヒョウモントカゲモドキを飼おうとされている方、またもう1匹増やそうか迷われている方はどんなモルフを選ぶか決めていますか。

ぜひこの記事を参考に、マックスノーを選択肢の1つに入れてみてください。

ヒョウモントカゲモドキのマックスノーとは?

ヒョウモントカゲモドキのモルフは、さまざまなモルフを掛け合わせることで生まれます。その中でマックスノーは白色がベースのモルフです。

ペットショップなどでよく見かけるヒョウモントカゲモドキは黄色っぽい色をした個体が多いですが、黄色以外のヒョウモントカゲモドキを飼育したい方にはマックスノーはおすすめのモルフです。

マックスノーの特徴

一般的なヒョウモントカゲモドキが黄色い体色に黒い模様が入っているのに対し、マックスノーは白い体色に黒い模様をしています。

これがマックスノーの最大の特徴です。
白い体色をしていることからこの名前がつけられました。

体が白っぽいヒョウモントカゲモドキ同士を交配させることでマックスノーが生まれます。
中には若干黄色っぽい部分が残っている個体も見られます。

共優性の遺伝子による形質

遺伝に関する話は難しいですが、少しだけ触れておきます。
マックスノーは共有性の遺伝子を持っているモルフです。

例えば繁殖をさせる際、マックスノーとノーマルのヒョウモントカゲモドキを掛け合わせると50%の確率でマックスノーが生まれます。そのためマックスノー同士でなく、相手が劣性遺伝を持つ個体でも半分の確率でマックスノーが生まれるのです。

出典:遺伝の原理|地方独立行政法人北海道立総合研究機構
参照:https://www.hro.or.jp/list/agricultural/research/sintoku/beef/terms/terms2.html

マックスノーの派生モルフ


マックスノーはマックスノー同士やそれ以外のモルフと掛け合わせた派生モルフがいくつか存在するのをご存じでしたか。
どの種類も美しく魅力的なので、自分の好みはどれか是非チェックしてみてください。

スーパーマックスノー

マックスノー同士を掛け合わせて生まれたモルフです。黄色い色素は全く入っておらず、背中の黒いスポットが並んでいるような模様をしています。
また、目は真っ黒です。

黒い模様の大きさや入り方はさまざまです。
大きなスポットの場合や細かいものなど、色んな個体を見て好みのスーパーマックスノーを探してみてください。

規則的な模様とつぶらな瞳がとても可愛らしいモルフです。

マックスノーアルビノ

マックスノーのアルビノ個体です。
体色は白とピンクのパステルカラーで、成長に伴い薄い黄色が乗ってきます。
スポットは薄い茶色のような色です。

黒色の色素が消失しているので、目は黒ではなく赤い色をしています。
とても可愛らしい色合いで女性に人気がありそうですよね。

スノーグロー

マックスノーとサングローというモルフを掛け合わせて生まれた個体です。
サングローはオレンジ色にアルビノの要素が混ざったモルフで、一般的なヒョウモントカゲモドキが持つ斑点模様がありません。

体色はオレンジ色ですが、はっきりとしたオレンジではなくどこかぼやけたような優しい色をしています。
目は一般的なマックスノーと同じような目です。

マックスノーパターンレス

模様が消失しており、体色は薄い黄色やグレーのような色をしているモルフです。
幼体の時期は薄く模様が入っていることがありますが成長とともに消えていきます。

一見地味と思われがちなモルフですが、淡い色合いをしていてとても美しいです。
また気温などによって体色の濃さが変わることもあります。

マックスノーブリザード

マックスノーとブリザードが掛け合わさったモルフです。
ブリザードは全身の模様が消失し、幼体の時期は目の上が青く透けていることがあります。

幼体の時期は薄いピンクのような体色をしていますが、成長するにしたがって白や薄いグレーに変化していきます。

目が真っ黒な個体もいるので、これがヒョウモントカゲモドキ?と感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。とても魅力的なモルフです。

スノーストーム

マックスノーとTUGスノーというモルフを掛け合わせて生まれたモルフです。
TUGスノーはThe Urban Gecko社というブリードを行う会社によって生み出されたもので、黄色い色素が消失しています。

見た目はスーパーマックスノーと酷似しています。
見かける機会は比較的少ないです。

ヒョウモントカゲモドキのマックスノーの販売価格

大体2万円前後で販売されていることが多いです。
数あるヒョウモントカゲモドキのモルフの中では、比較的安価な方です。
店舗や成長度合いなどで値段は変わってきます。

また全国で開催されている爬虫類の即売会ではより安く販売されていることが多いです。
以下で詳しく説明します。

即売会イベントで購入する

爬虫類即売会では1万円前後で販売されていることがあります。
マックスノーだけでなく販売されているヒョウモントカゲモドキの多くが店舗よりも安く販売されているのが即売会です。

即売会はインターネットで検索すると日時や場所が案内されています。
お住まいの場所によっては開催されていないこともあるかもしれません。

たくさんのヒョウモントカゲモドキに出会えるチャンスなので、ぜひ1度足を運んで見てください。

ショップで購入する

マックスノーは総合ペットショップやホームセンター、爬虫類専門店で販売されています。
初心者の方は爬虫類専門店で購入するのがおすすめです。

ショップによって取り扱っている個体数や値段は異なるので、色んな店を回ってみてください。

ヒョウモントカゲモドキのマックスノーを飼育する時の注意点

基本的には一般的なヒョウモントカゲモドキの飼育方法でOKです。
しかしマックスノーの中には視力が弱い個体がいるので、その場合は注意が必要になります。

例えばマックスノーアルビノは視力が弱いので、明るい場所に長時間置いておくとより視力が落ちてしまうことがあるのです。

また、目が見えにくいため餌をうまく食べられないことがあります。
様子を見てピンセットで口元まで餌を持っていってあげるなどの工夫をしましょう。

魅力がたくさんあるヒョウモントカゲモドキのマックスノーについて知ろう


マックスノーが登場した当初はかなり希少なモルフとして高額で販売されていたそうですが、現在は価格も落ち着きヒョウモントカゲモドキを初めて飼育される方でも手に入れやすくなりました。

また繁殖に使いやすいモルフでもあるので、自分好みのヒョウモントカゲモドキを作る楽しみもあります。
魅力的で人気のあるマックスノーを是非飼育してみてください。
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