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日本にいるヘビの種類とは?マムシなど毒を持っているものについても紹介

「ヘビに咬まれちゃった!どうすればいいの?」
「このヘビは毒を持っているの?」
日本には様々なヘビが生息しています。しかしほとんどの方はヘビにめったに遭遇しないため、ヘビに対する知識がありません。

本記事では、日本にはどのようなヘビが生息しているのかなどの紹介に加え、毒ヘビに関する知識や対策などをポイントごとに紹介していきます。

この記事を読むことで、毒のあるヘビ、毒のないヘビはどんな種類が生息しているのか、それぞれの見分け方、具体的な毒ヘビの種類や咬まれてしまった時の症状・対策、咬まれないようにするにはどうすればいいかなどを覚えることができます。

あなたや身近な人が安全・安心に過ごしていくために、ヘビに対する正しい知識をこの記事で身につけていってください。

日本にいる毒のないヘビ



身近に生息する毒のないヘビにはアオダイショウやシマヘビ、ヒバカリ、シロマダラなどが挙げられます。

アオダイショウは民家付近でも見ることがあるため、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

日本にいる毒のあるヘビ

ここからは日本にいる毒のあるヘビについて解説していきます。今回は、マムシ・ヤマカガシの2種類をピックアップしていきます。

日本にいる毒のあるヘビについてご興味がある方は、参考にしてください。

マムシ

日本で生息する毒ヘビと聞いて真っ先に思い浮かぶのは「マムシ」ではないでしょうか。

環境省によると、ニホンマムシの全長は40~65cmで、淡褐色です。かまれると内出血を起こし、血管や筋肉が壊死することがあります。

体長は小さいですが、毒の強さはハブより強いため注意が必要です。

出典・参照: 24 有毒ヘビ類 〈ヘビ亜目〉 |環境省

ヤマカガシ

ヤマカガシは臆病な性格で、人間を見ると逃げていくため見たことがない方も多いのではないでしょうか。

ヤマカガシは「獲物を食べる時の毒」「捕獲された場合に逃げるための毒」の2種類の毒をもつヘビです。猛毒のため失明の危険性もありますので注意が必要です。

出典・参照: ヤマカガシ | 東北地方環境事務所 | 環境省

覚えておきたい毒ヘビの知識

日本にいる毒ヘビはマムシとヤマカガシと紹介してきましたが、それぞれ具体的にどのような特徴があり、どんなところに生息しているのでしょうか?

ここからは万が一咬まれてしまったら、どのような症状があるのか、咬まれてしまった時の対処法など、それぞれの毒ヘビに関する知識を紹介していきます。

あなたや身近な人が毒ヘビに咬まれてしまった時、決してパニックにならず、まずはどんな種類のヘビに咬まれてしまったのか、どんな症状が出ているのかを冷静に判断していく必要があります。

毒ヘビに咬まれてしまったからといって、すぐに命に係わるわけではありません。正しい知識を持っていただき、適切な対処ができるようにしていきましょう。

毒のないヘビとの違い

毒のあるヘビと毒のないヘビを見分けるのは、かなり難しいです。

昼行性のヘビもいれば夜行性のヘビもいます。毒牙についても各個体で特徴が異なってきます。

主な活動時期と遭遇場所

ニホンマムシの場合、日本の中で北海道~九州まで広範囲で遭遇する可能性があります。活動時期は5月~10月ごろまでと言われています。

また、ヤマカガシの場合、日本の中では本州~九州で遭遇する可能性があります。活動時期は4月~11月ごろまでと言われています。

咬まれるとどうなるのか

日本に生息するヘビの中で毒を持っている代表的なヘビはマムシとヤマカガシです。いずれも人を死亡させてしまうほどの猛毒を持っているということを頭に入れておきましょう。

毒ヘビに嚙まれると、焼けるような激しい痛みが出てきます。その後、嚙まれた個所は腫れあがり、紫色になります。

噛まれた毒ヘビの種類にもよりますが、リンパ節の腫れや皮下出血、頭痛、吐き気、めまい等の症状が出てくる危険性があります。

出典・参照: ヘビに咬まれたら・ハチに刺されたら|国立大学法人愛知教育大学

咬まれた際の応急処置

毒ヘビに咬まれてしまったらどのように対処すればいいでしょうか?

毒ヘビに噛まれてパニックにならないよう、まずは落ち着きを保ってください。ヘビから離れたら毒の回りを遅くするために傷口を心臓より低い位置にします。ただし、離れる際に走ったりすると毒が全身に回りやすくなる可能性があるので気をつけましょう。

体調の変化に気を付けながら、早めに医療機関を受診しましょう。

出典・参照:ヘビに咬まれたときの応急手当 – 新潟県佐渡市公式ホームページ

ヘビに噛まれないようにするために

基本的にヘビは臆病な性格のため、見かけた際は「触らない・近づかない・威嚇しない」など、ヘビに刺激を与えるような言動を控えましょう。

また、ヘビを寄せ付けないようにするためには餌となるものを駆除したり、家にある小さな隙間を埋めるなどの対策が有効とされています。

日本にいるヘビの種類について知ろう

今回は日本にいる毒のあるヘビを中心に解説しましたがいかがでしたでしょうか。

毒ヘビの知識など本記事を参考にして、日本にいるヘビの種類について理解していきましょう。
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