cms-import-animaroll-wp

愛らしいゼニガメがペットにオススメ!飼育に必要なものや注意点を解説

「ゼニガメって一体どんなカメなのだろう」
「ゼニガメってどうやって飼育するの?」
「ゼニガメをペットにするにあたって、注意するべきことが知りたい!」
このような疑問や悩みを抱えているという方は多いのではないでしょうか。

ゼニガメについて詳しくなってからペットにしたいという方もいるでしょう。この記事では、ゼニガメに関する基本情報やゼニガメはペットとして飼育できるのかどうか、ゼニガメを飼うために必要なもの、ゼニガメを子亀から飼育する場合の注意点などを詳しく紹介していきます。

この記事を読むことで、ゼニガメの生態などについて知ることができるため、愛らしいゼニガメをペットとして迎え入れることができるでしょう。

ゼニガメについてご興味がある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

ゼニガメのルーツとは?

ゼニガメは、元々ニホンイシガメの幼体の別名とされていましたが、最近では台湾などから輸入されているクサガメの幼体もゼニガメと呼ばれているそうです。

また、現在ニホンイシガメは数が減少傾向にあるため、クサガメの幼体をゼニガメとしてペットショップなどで販売されています。

その丸い甲羅が江戸時代の硬貨である銭に似ていることからゼニガメと呼ばれるようになったと言われています。

ゼニガメをペットにしたいと考えている方は、こういったルーツも知っておくとおもしろいでしょう。

ゼニガメの生態

カメは陸でも海でも生きることができるため両生類だと思われやすいですが、実は肺のみで呼吸をする爬虫類なのです。

ゼニガメは、カメ目 ヌマガメ科 クサガメ属に分類されています。ここからは、ゼニガメの生態について詳しく紹介していきます。ゼニガメをペットにしたいという方やゼニガメについてご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

大きさ

ゼニガメはニホンイシガメやクサガメの幼体ということもあり、手のひらサイズで愛らしい印象を受けますが、成長していくと甲長はオスで15cm~17cmほど、メスで30cmほどとなります。

オスよりもメスのほうが大きくなるのは驚きでしょう。また、体重はオスで1kgほど、メスで1.5kg~2kgほどとなっています。

手のひらサイズの愛らしいゼニガメが、貫禄のある体つきに成長していく過程を楽しむためにペットにしたいという方も多いのではないでしょうか。

食性

カメの食性は棲む環境によって左右されます。肉食や草食といったカメがいますが、中でも野生のゼニガメは雑食性で、水生昆虫やザリガニなどの甲殻類、オタマジャクシ、肉類、小魚、水草、貝類などを食べています。

近年、主に水田に生息しているスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)をゼニガメが捕食することで、増殖するのを抑えているということが、とある研究で分かってきているそうです。

ペットとしてゼニガメを飼育下においた場合の餌については、詳しく後述していきますので、参考にしてみてください。

原産国・生息地

ゼニガメをペットにする前に原産国・生息地を知っておきたいという方は多いのではないでしょうか。

ゼニガメが成長した姿であるニホンイシガメは、日本の固有種とされていおり、北海道と沖縄を除くほとんどの地域に生息しているとされています。一方で、クサガメの生息地は中国や朝鮮半島、台湾となっています。

原産国は韓国や中国で、クサガメもかつては日本の在来種と認識されていましたが、200年以上前に日本に朝鮮半島や中国から人為的に輸入されていたのではないかと考えられているそうです。

寿命

ゼニガメはとても長寿の動物です。平均的な寿命は15年~30年ほどと言われています。中には40年以上も生きたという例もあります。愛情込めて大切に飼育すれば、それも叶うことでしょう。

一方で、病気にかかりやすかったり、体質が弱かったりといったゼニガメもいます。どちらにせよ、終生飼育をするという覚悟と責任が必要になります。

ゼニガメに限ったことではありませんが、とても長い期間お世話をする必要があるため、ペットが幸せに過ごし天寿を全うできるように、大切に飼育しましょう。

鳴き声

ゼニガメ(クサガメ)はさまざまな鳴き声をしますが、鳴き声にはそれぞれ原因があるとされています。ここでは、鳴き声の種類と原因について解説していきます。

「グエッ」「クワッ」「カッ」「カチッ」などのカエルに似たような鳴き声をする場合は、ゲップやアゴがこすれたときの音、くしゃみ、うがいが原因です。特に健康に問題があるわけではないので安心してもいいでしょう。

「シューッ」「シッ」といった強い鼻息のような鳴き声をする場合は、興奮や威嚇状態を表しているそうです。音は一瞬ですが、健康に問題はないでしょう。

「ヒュー」「ピーピー」「キュー」などの口笛に似た鳴き声をする場合は、基本的に鼻炎や風邪などの病気が考えられるとされています。特徴としては口呼吸になっており、継続的に音がすることが挙げられます。早めに獣医さんに検査してもらいましょう。

このように、ゼニガメの状態は鳴き声によって大体ではありますが、予想することができます。鳴き声をよく聞き、観察してゼニガメの気持ちを理解してあげましょう。

出典・参照:クサガメの鳴き声と呼吸音について解説!キューキュー鳴くのは病気なのか【動画付き】|クサガメ飼育-とんの部屋- クサガメ(ゼニガメ)の飼い方ブログ

ゼニガメはペットとして飼育できる?

ゼニガメは他のカメと比べて比較的温厚な性格で、エサを手から食べるようになると人に慣れる個体も多いことから、ペットとして飼うことに適しています。

ただ、ゼニガメは他のカメに比べると神経質なところもあり、環境が変わると人前では餌を食べなくなったり、手で触れられることが慣れていないためにストレスに感じたりしてしまう可能性があるため、購入してから数日は注意しましょう。

ここからは、ゼニガメをペットとして飼育するための方法、販売価格などを紹介していきます。ゼニガメをペットにしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

ゼニガメの入手方法と販売価格の目安

ゼニガメの入手方法としては、身近にあるペットショップで購入する方法があります。他にも、ネット通販や近くに大きなホームセンターがある場合はペットコーナーがあるため、取り扱っていることもあるでしょう。

販売価格は、目安ではありますが2,000円ほどで購入することができるようです。

ペットショップで購入すると少々販売価格は高くなりますが、実際に個体を見てから購入することができたり、飼育方法などで困ったことがあれば店員さんに相談したりできるというメリットがあるでしょう。

さまざまな入手方法があるため、よく考えてから購入することをおすすめします。

ゼニガメを飼うために必要なもの

ゼニガメに限らず、カメを飼育するのに必要なものは餌や水槽、水槽の水を替えるためのカルキ抜き、カメが隠れたり甲羅干しをするための陸、日光浴のための紫外線ライトなどです。

これらは初日から必要になるものとなっているため、ゼニガメを購入する際に一緒に買うことをおすすめします。

また、カメは冬になり寒くなると冬眠してしまいます。冬眠をしないようにするためにヒーターやサーモスタッドがあると便利でしょう。

ゼニガメをペットとして飼育するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
  • 水槽
  • 水温計
  • ヒーターまたはサーモスタッド
  • 紫外線ランプ
  • カルキ抜き
  • 陸地
  • バスキングライト

ゼニガメは食欲旺盛で、たくさん食べてくれる姿を見せてくれます。基本的には、主食としてカメ用の配合飼料を与えれば問題ありませんが、副食(おやつ)として生餌を食べさせてあげましょう。

たとえば、小魚や昆虫です。アカムシやメダカは指向性が高いとされているため、たくさん食べてくれるでしょう。

ただ、注意点もあります。それは副食(おやつ)の与えすぎです。ゼニガメの主な死因はいくつかありますが、その一つに消化不良があります。

高カロリーのおやつを食べすぎると、消化不良によって体内に残ってしまうのです。これによりうまく排泄されなかったというケースが多いようです。

何事もやりすぎは禁物です。大切なペットに長生きしてもらうためにも、適切な量を与えるよう心がけましょう。

出典・参照:【アクア事業部監修】ゼニガメを飼いたい!特徴や飼育方法を紹介|小動物の総合情報サイト ペットスマイルニュースforスモマル

水槽

ゼニガメの水槽は、幼体のときは30cmほどの水槽でも問題ありませんが、成長するにつれて貫禄のある体つきになっていき、30cmほどの大きさになることもあります。そのため、最低でも60cmほどの水槽、できれば90cmほどの水槽を用意することをおすすめします。

ゼニガメは成長スピードは比較的早いため、あらかじめ大きいサイズの水槽を用意しておくことが理想と言えるでしょう。また、水槽が狭いとゼニガメのストレスになってしまい、早死の原因になってしまう可能性があるため、適度に動けるスペースが必要になります。

注意点としては、ゼニガメは脱走が得意なため、しっかりと水槽にフタをしているかこまめに確認しましょう。フタが付いていない水槽の場合は、別途購入を検討することをおすすめします。

水温計

カメは変温動物です。そのため、気温の変化はとても重要になってくるでしょう。水温が下がりすぎて、体温が下がっていくと体調不良になってしまう危険性があります。

水槽に水温系を設置し、朝と晩の2回でいいので水温を必ずチェックしましょう。特に、ヒーターを取り付けている冬場と水温が上がりやすい夏場のチェックはとても重要です。水温は26℃~28℃ほどを保つように意識しましょう。

出典・参照:今日から飼える!!カメの飼育に必要な5つの用品準備リスト|スペクトラム ブランズ ジャパン 株式会社

ヒーターまたはサーモスタッド

ゼニガメは、気温または水温が10℃以下になると冬眠してしまいます。ペットとして飼育しているときに冬眠してしまうと、衰弱死してしまう可能性があるのです。

冬眠させないためにも、ヒーターまたはサーモスタッドは必須のアイテムとなるでしょう。カメが快適に活動できる水温にしてくれるため、冬場でも安心できます。

出典・参照:【アクア事業部監修】ゼニガメを飼いたい!特徴や飼育方法を紹介|小動物の総合情報サイト ペットスマイルニュースforスモマル

紫外線ランプ

ゼニガメの甲羅・骨を守るため、体温を調節するために紫外線が必要となります。野生のカメは毎日日光浴をしているため、室内でペットとしてゼニガメを飼育する場合は、紫外線ランプを取り付けましょう。

紫外線ランプがあることで、体温を調節できないゼニガメの体を温めていきます。また、甲羅や骨はカルシウムでできているため、紫外線を浴びてビタミンD3を生成することでカルシウムの吸収効率を上げる効果があります。

幼体において紫外線不足は甲羅がいびつな形になったりするため、ペットとしてゼニガメを飼う場合は注意しましょう。

出典・参照:ビタミンD3|株式会社エバーライフ
出典・参照:亀におすすめのライト|紫外線ライトとバスキングライトとは?|Woriver

カルキ抜き

カルキ抜きとは、水質調整剤のことを言います。ゼニガメの水槽の水を入れ替えるときに、水道水を使ってしまうと、カルキが含まれてしまいます。カルキが含まれている水は、ゼニガメにとってあまりいいとは言えません。

特に、幼体やケガを負っているゼニガメには、カルキ抜きを使用することをおすすめします。カルキ抜きを使うことで、水道水に含まれているカルキを抜き、ゼニガメの臭いや雑菌の繁殖も抑えることができます。

ゼニガメの健康を考え、長く一緒に生活したいのであれば、水槽の水替えをしたり水を継ぎ足したりした場合は、カルキ抜きを使用しましょう。

陸地

ゼニガメは基本的に水の近くか水の中で生活していますが、常に水の中にいるわけではありません。日光浴などをするために陸地に上がることもあるのです。

そこで役に立つのが、陸地です。陸地に上がることで、甲羅干しや休憩をすることができるでしょう。また、ゼニガメのサイズに合わせた陸地を選ぶことをおすすめします。

水槽の中に陸地を設置して、常に乾燥している場所を作ってあげましょう。

バスキングライト

最後に紹介するゼニガメを飼うために必要なものは、バスキングライトです。変温動物であるゼニガメにとってこのバスキングライトは必要不可欠なアイテムでしょう。

バスキングライトは、ゼニガメの体温を上げるためにあります。自分で体温を調整できるように、水槽内に取り付けてあげましょう。陸地に向かって照射することをおすすめします。温度の目安はライトに照らされている部分が30℃ほどとなっているため、調整してあげてください。

ゼニガメを飼育するときの注意点

ゼニガメをペットとして飼育するときの注意点が知っておきたいという方も多いのではないでしょうか。「ストレスに弱いと理解しておく」をはじめとした、4項目をピックアップしていきます。

ゼニガメを飼育するときの注意点について詳しく知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

ストレスに弱いと理解しておく

ゼニガメをペットとして飼育する前に、まずストレスに弱い動物だということを理解しておきましょう。

ゼニガメに限ったことではありませんが、マイペースな動物であるゼニガメは過度なスキンシップがストレスに感じてしまうことがあります。そういったストレスが原因で早死にしてしまう可能性もあるため、十分注意しましょう。

ゼニガメに触れている最中、噛まれたり隠れたりした場合は嫌がっているのだと認識し、スキンシップをやめてあげることでストレスも軽減されるでしょう。

出典・参照:元気がない!?カメを長生きさせるために気を付けたい8つのこと|スペクトラム ブランズ ジャパン 株式会社

ゼニガメを触ったあとは手を洗う

ゼニガメを触ったあとはしっかりと手を洗うことも大切です。ゼニガメに限らず、すべての動物にはサルモネラ菌などの細菌、寄生虫などの常在菌が潜んでいると言われています。

サルモネラ菌は食中毒の原因とされているため、ゼニガメに触ったあとは必ず手を洗うようにしましょう。そのままの手で食べ物を触ると衛生的に問題があるため、手洗いを習慣にすることをおすすめします。

出典・参照:元気がない!?カメを長生きさせるために気を付けたい8つのこと|スペクトラム ブランズ ジャパン 株式会社

与えてはいけない食べ物について理解しておく

ゼニガメを飼育する際、与えてはいけない食べ物についても理解しておきましょう。前述したように、ゼニガメは雑食性となっているため、人が与えてしまったものはすべて食べてしまいます。

主に、刺激物や中毒を起こしてしまう危険性がある食べ物、脂肪分や糖分が高い食べ物などは与えてはいけません。すべてゼニガメにとって害となるものです。以下に与えてはいけない食べ物の例を挙げますので、しっかりと確認しておきましょう。

・ちくわ
・ハム
・人が食べるようなお菓子
・ソーセージ
・賞味期限切れや保存状態の悪い食べ物

今回挙げた食べ物以外にもあるため、注意しましょう。

出典・参照:ミドリガメ・ゼニガメについて|ペットショップのコジマ

水温を一定にすることを意識する

ゼニガメは、水温を一定に保つことで長い間生活を共にすることができるとされています。水温は26℃~28℃ほどを保つように意識しましょう。

カメは冬眠する動物です。20℃ほどからだんだんと動きが鈍くなっていき、15℃ほどになると餌すら食べなくなっていきます。そして、水温が10℃以下になってしまうと冬眠してしまいます。

飼育しているときに冬眠してしまうと、衰弱死してしまう危険性が高まるため、注意しましょう。

出典・参照:【アクア事業部監修】ゼニガメを飼いたい!特徴や飼育方法を紹介|小動物の総合情報サイト ペットスマイルニュースforスモマル

ゼニガメを子亀から飼育する場合の注意点

続いては、ゼニガメを子亀から飼育する場合の注意点を紹介していきます。ゼニガメを子亀から飼育する場合、どういったことに注意すればいいのか気になるという方も多いでしょう。

ゼニガメを子亀から飼育する場合の注意点についてご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

水深や水換え

ゼニガメを子亀から飼育する場合は、まず水槽の水深や水換えの頻度について知っておく必要があるでしょう。

まず、水深についてはゼニガメの甲羅が浸る程度の深さであれば問題ありません。ゼニガメの大きさによって変えることをおすすめします。

次に水替えの頻度です。ゼニガメは水槽内で排尿しますが、水槽内の水を飲んでしまうため、なるべく毎日入れ替えることを心がけましょう。最低でも2~3日に1回のペースで行います。

また、食べ残しなどのゴミ掃除は週に1回程度のペースで行うことをおすすめします。

餌の与え方と量

次に、ゼニガメを子亀からペットとして飼育する際の餌の与え方と量について解説していきます。

まず、基本的にはカメ専用の餌を与えましょう。餌の与え方は、日中に1日2~3回を目安に与えてあげましょう。ゼニガメが大きくなってきたら、2日に1回のペースでも問題ありません。

一度に与える餌の量ですが、数分で食べ切れる量だったり、カメの頭3個分だったりがおすすめと言われています。とりあえず一度与えてみて、食べ残しているようだったら減らしていき、徐々に調整していきましょう。

ゼニガメのかかりやすい病気について

ここからは、ゼニガメのかかりやすい病気について紹介していきます。ゼニガメをペットにしたいと考えている方や、ゼニガメを飼育する前に勉強しておきたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

ビタミンA欠乏症

ゼニガメがかかりやすい病気の一つに「ビタミンA欠乏症」があります。原因はシンプルで、食餌に含まれているビタミンAの不足によるものです。

安くて品質の悪いフードを主食として与えられているゼニガメに多く見られるそうです。ビタミンA欠乏症になると目が腫れたり、ひどいと目が開かなくなったりします。

ビタミンA欠乏症が進行すると肺炎などを引き起こしてしまい、重症化すると死に至る可能性があるため、ペットとしてゼニガメを飼育するのであれば普段からバランスのいい食餌を与えましょう。

食欲がないなど、普段と違う行動が続くようであれば、獣医さんに検査してもらうことをおすすめします。

出典・参照:カメのビタミンA欠乏症|アイリスプラザ_メディア

くる病

「くる病」は、幼体に多い病気とされており、主な原因として挙げられるのは、紫外線の照射量や食餌に含まれているビタミンD3、カルシウムの不足だと考えられています。

甲羅が変形したり、骨が弱ってしまうことで歩けなくなったりするのが症状として挙げられます。ペットとしてゼニガメを飼うのであれば、しっかりと普段からバランスのいい食餌を心がけ、日光浴や紫外線ライトでしっかりと紫外線を浴びせましょう。

また、甲羅が柔らかくなって変形してしまう原因に、水質の悪化が関係していると言われているため、こまめな水替えを忘れないようしましょう。

出典・参照:ミドリガメ・ゼニガメについて|ペットショップのコジマ

ゼニガメ以外の日本で見られるカメは?

ここでは、ゼニガメ以外の日本で見られるカメをご紹介します。「ミシシッピニオイガメ」をはじめとした、4種類のカメをピックアップしていきます。

どんなカメが日本にいるのか気になるという方や、カメが大好きだからペットにしたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

ミシシッピニオイガメ

ミシシッピニオイガメとは、ドロガメ科ニオイガメ属に分類されているカメで、身の危険を感じると後ろ脚の付け根から臭いの強い分泌液を放つため、ニオイガメという名前が付いたとされています。

サイズも小さくて扱いやすく、飼育が簡単と言われているため、最初のペットにするのもおすすめです。

ヘルマンリクガメ

ヘルマンリクガメとは、名前にもある通り陸で生活しているカメです。ヘルマンリクガメには3種類いて、「ヒガシ」「ニシ」「ダルマティア」が名前の頭にそれぞれ付きます。

ペットショップでよく見るのは「ヒガシ」と「ニシ」です。それぞれ体の大きさなどが違うため、実際にその目で確認してみるのもいいでしょう。

ただ、「ダルマティア」はなかなかペットショップでは見かけないそうです。

キバラガメ

キバラガメとは、カメ目 ヌマガメ科 ニシキガメ属に分類されているカメで、寿命が25年~40年ほどもある動物です。

アカミミガメの基亜種とされており、見た目がよく似ています。国内でも比較的安価で販売されているため、試しにペットショップなどに足を運んでみてはいかがでしょうか。

ミドリガメ

ミドリガメの正式名称は、「ミシシッピアカミミガメ」です。縁日などで販売されているため、見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

寿命は、平均で13年~15年ほどとなっていますが、育て方次第では貫禄のある体つきになり、30年ほど生きたミドリガメもいたそうです。

まずは見慣れたミドリガメをペットにしてみてはいかがでしょうか。

愛らしいゼニガメをペットとして迎え入れよう

この記事では、ゼニガメの基本情報やゼニガメを飼うために必要なものを中心に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ゼニガメをペットとして家族に向かい入れるうえで、必要なものや心構え、注意点などを理解していただけたことでしょう。

ゼニガメの寿命はとても長いです。中途半端な覚悟では終生飼育はできません。しっかりと考え、周りの人と相談しながらペットにするかどうかを決めてください。

ぜひこの記事を参考にゼニガメのことを知って、愛らしいゼニガメをペットとして迎え入れてみてください。
モバイルバージョンを終了