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亀の甲羅が割れる・剥がれる理由と対処法|中身/穴/剥がす

更新日:2023年12月05日

亀の水槽を棚の上や、ベランダなどに置いていると、脱走して高い所から落ちてしまうこともあります。このとき、ある程度の高さがあると亀の甲羅が割れてしまう危険性もあります。万が一、亀の甲羅が割れてしまった場合はどうなるのでしょうか?

亀の甲羅が割れる・剥がれる理由と対処法|中身/穴/剥がす

亀の甲羅が割れる・剥がれる理由と対処法

亀はのんびりとした動きと、可愛らしい見た目から、家で飼育している人は多いです。しかし、のんびりした動きと行っても、目を離すと意外な場所にまで進んでいたり、重たい体と思って油断していると水槽から脱走したりなどします。

なので、水槽を棚の上や、ベランダなどに置いていると、脱走して高い所から落ちてしまうこともあります。このとき、ある程度の高さがあると、亀の甲羅が割れてしまう危険性もあります。

万が一、亀の甲羅が割れてしまった場合はどうなるのでしょうか。また、甲羅は剥がれることもあります。亀の甲羅は剥がれる物なのでしょうか。

亀の甲羅の中身

当然ながら、亀にとって甲羅は身を守るための重要な物です。亀の甲羅と、亀の体はくっついているので、ヤドカリが貝から体を出すように、甲羅と体を離すことはできません。

亀の甲羅はとても大きいです。その甲羅の中に、亀の体はあります。甲羅は背骨によってアーチ状の形を作っています。亀の体以外には、体を引っ込めるための空間があります。

亀の甲羅が白い理由

亀の甲羅の一部分が白くなったり、甲羅全体が徐々に白くなっていくことがあります。すべての場合が当てはまるわけではありませんが、これは亀が水カビ病になってしまっている可能性があります。水カビ病になる原因には、水質悪い、日光浴不足、ストレスなどです。

これらが原因で亀の免疫力が落ちてくると、菌が繁殖して水カビ病になってしまいます。症状が悪化してくると、甲羅の白い部分が広がっていったり、皮膚が炎症を起こしたり、最悪の場合は死んでしまったりすることもあります。亀が水カビ病にならないようにするには飼育環境を清潔に保つようにしましょう。

亀の甲羅の成分

亀の甲羅は成長と共に大きくなります。その成分はカルシウムやたんぱく質などです。亀が背負っている物を甲羅と呼びます。そして、お腹側部分のことを腹甲と呼びます。甲羅は背骨がアーチ状になって作られていて、甲羅と腹甲は繋がっています。これらは真皮が骨質化した骨板と骨格と結合して作られている物と言われています。

亀の甲羅の穴がある時の対応

亀の甲羅にスポンジのようにポツポツと穴ができるときがあります。これは甲羅の病気にかかってしまっている可能性があります。

亀の甲羅に穴を開けてしまう「アエロモナス」という菌がいます。亀がこの菌に感染してしまうと、甲羅に穴が開いてしまいます。症状がひどくなると甲羅がボロボロになってしまいます。もしも、感染の疑いがある場合はすぐにお医者さんに診てもらうようにしましょう。

完治することもありますが、感染経路などについて、詳しくわかっていない部分もあり、治すことが難しいこともあります。

亀の甲羅の模様の種類

亀は種類によって甲羅の模様や形などが違います。日常でよく見かける亀はミドリガメ、イシガメ、クサガメです。

ミドリガメはペットショップなどでもよく見かけます。小さいときは綺麗な緑色の甲羅をしています。緑の甲羅の中に黄色のラインが入っていたり、クジャクの羽のような模様が入っていたりなど鮮やかな種類もいます。しかし、成長すると黒っぽくなることが多いです。

イシガメの甲羅の色は個体によって違います。黄色ぽっい色をしているときもあり、赤っぽい色をしているときもあります。

よく池などで見かける真っ黒い甲羅をしているのはクサガメです。最初から真っ黒なわけではなく、成長すると共に黒い色が濃くなっていきます。

亀の甲羅の掃除方法

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初回公開日:2017年12月07日

記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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