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アオマダラウミヘビってどんな蛇?特徴や毒性、飼い方を徹底解説!

更新日:2024年01月09日

アオマダラウミヘビをご存知ですか。いちばんポピュラーなウミヘビで、毒性が強いことでも有名です。性格が大人しく臆病な生き物なので、ペットとして飼育することもできます。そこで今回は、アオマダラウミヘビについてご紹介していきます。

アオマダラウミヘビってどんな蛇?特徴や毒性、飼い方を徹底解説!

アオマダラウミヘビとは?

アオマダラウミヘビとは、インド洋や西太平洋に生息しているウミヘビで、猛毒があります。

アオマダラウミヘビとは一般的によく見かけるウミヘビで、胴体にひし形の黒斑があります。体長は80から150センチと、なかなかの大きさがあります。

よく海でダイバーたちが撮影したりする、馴染みのあるウミヘビです。地面を這うこともできます。

毒は極めて高く、大人しいのであまり人を咬むことはないですが、最低限の注意は必要です。
性格毒性大きさ生息地
大人しい猛毒80から150センチ黒と白インド洋・西太平洋

性格

アオマダラウミヘビの性格は極めて温厚です。

本来、ウミヘビは大人しい性格なので、よほどのことがない限り、咬むなどの危険行為はしません。だから、アオマダラウミヘビが人間を襲うのはまれです。

ただし、一度、咬みついたらなかなか離れないので、細心の注意を払う必要はあります。

ウミヘビは本来とても臆病で、岩の陰などに潜んでいます。危険を感じたり怖いと思うと襲ってくることがあるので、アオマダラウミヘビを見ても、やたらと近づいたりいじめたりすることは止めてください。

大きさや色(オスとメスの見分け方)

アオマダラウミヘビの大きさは全長が80~150㎝で、色は薄青色地に黒い横帯があることが特徴です。

アオマダラウミヘビはエラブウミヘビ属では最大種になります。頭頂部と目の後ろが黒く、唇や下唇を覆っているウロコは淡黄色をしていて、黒く細い横帯が入っています。

覆面を覆うウロコの幅は広いです。そのため、陸上での活動に適した体をしています。実際に、アオマダラウミヘビは浜辺まで上がってくることがあります。

オスはメスよりも小さく、オスは浅瀬に、メスは深い場所に生息しています。

生息地

アオマダラウミヘビは、インド洋頭部や西太平洋に分布しています。

日本では奄美大島東岸や沖縄本島・石垣島・宮古島・西表島の東岸や北岸に分布しています。主な生息地は、南西諸島海岸・オーストラリア海岸・南太平洋・沖縄本島沿岸です。

アオマダラウミヘビはサンゴ礁や港、入り江などの波が穏やかな場所に生息していて、夜行性です。昼間は岩場などに潜んでいます。住居は周辺の岩礁や洞窟の中です。

アオマダラウミヘビは陸上を這うこともできるため、標高50メートルの地上で見つかったこともあります。

アオマダラウミヘビは毒が強い?

アオマダラウミヘビは毒が強いことで有名です。

咬まれたら死ぬこともある強い神経毒を持っています。アオマダラウミヘビはヘビの中でも毒性が強いコブラ科エラブウミヘビ属の毒ヘビだからです。

アオマダラウミヘビの毒の主な成分は、エラブトキシンです。ガラガラヘビの10倍でハブの70~80倍の強さに匹敵する猛毒です。

アオマダラウミヘビが大人しいからと、やたらにつかんだり触ったりするのは危険なので、やめてください。

強烈な毒を持つ

アオマダラウミヘビは猛毒を持っているので、もしも咬まれたらすぐに傷口を洗い流して病院へいきましょう。

アオマダラウミヘビの口は小さく、臆病な正確なので滅多に人に咬みつくことはありませんが、つかむと咬む可能性があるので、気をつけましょう。また、陸の上にも上がってくるので注意が必要です。

アオマダラウミヘビなどのウミヘビという生き物は、コブラ科の毒ヘビが分化したものです。だから、すべてのウミヘビには毒があり、上顎に1対の、毒が出てくる牙を持っていることが特徴です。

アオマダラウミヘビの飼い方

アオマダラウミヘビの飼い方

  • 餌は魚類で週1、2回
  • 飼育する環境は水陸両方
  • ペットショップで対面で購入できる
猛毒があるアオマダラウミヘビですが、ペットとして飼うことができます。

アオマダラウミヘビは毒性があるので特定(危険)生物に指定されています。飼育をするときは、保健所や都道府県知事の飼養許可が必要になってきます。

アオマダラウミヘビはウミヘビの中でもたいへんポピュラーな種類で飼育の対象になりやすいですが、水陸両方のスペースが必要なので水族館のように良い環境を整えてあげなくてはならず、とてもたいへんです。

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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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