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ミドリガメの生体や飼育設備の値段相場は?飼育に必要なものも紹介

更新日:2024年01月25日

ミドリガメを飼育する際、購入値段や飼育設備にどのくらい費用がかかるか疑問に思っている方もいるでしょう。この記事ではミドリガメの生態や値段、飼育に必要な道具、飼育の注意点をまとめています。ミドリガメの飼育を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

ミドリガメの生体や飼育設備の値段相場は?飼育に必要なものも紹介
「ミドリガメの値段は安いの?」
「ミドリガメとゼニガメはどのくらい値段が違う?」
「ミドリガメは値段をつけて販売してもいい?」
丸くてかわいい亀の赤ちゃんであるミドリガメですが、亀の生態や飼育方法、値段が安いか気になる方も多いでしょう。

この記事では、ミドリガメの生態について詳しく解説し、値段や飼育方法、注意点などを解説しています。

記事を読むことで、ミドリガメのことをより深く理解し、きちんとお世話する心構えができるでしょう。飼育に必要なアイテムも紹介しているため、初めての飼育で道具を購入する際の参考にもできます。

ミドリガメを飼育しようと検討している方、ミドリガメのことをもっと知りたいと考えている方は、ぜひ読んでください。

ミドリガメの生態

日本ではミドリガメの呼び名で知られる小さな丸い緑色の亀ですが、正式名称は「ミシシッピアカミミガメ」です。幼体のうちは鮮やかな緑色の体色で、成体になると甲羅は黒っぽく変化します。

元来は北アメリカ南部に生息している亀で、1950年代後半から輸入によって日本に持ち込まれました。値段が安く手軽に入手でき人気も高まりましたが、ペットとして飼えなくなった人が野外に放すケースが多いのが問題視されています。

ミシシッピアカミミガメは強い繁殖力を持っており、水質の悪い環境でも生き延びるため、全国に定着しているのが現状です。かつて幼体がゼニガメとも呼ばれていた在来種のニホンイシガメは、この影響で絶滅危惧種となり、ゼニガメの名称はクサガメに移行してしまいました。

性格

亀という生き物に対して、おっとりとした性格のイメージを持つ方は多いでしょう。ミドリガメは一般的に飼育される亀の中では活発な性質で、気性の荒いやんちゃな性格の持ち主です。

しかし、好奇心が強く幼体はよく動き回るため、見ていて楽しい一面もあります。飼育環境によっては人によく馴れてくれるため、手からエサを食べたり人の後をついて回ったりといったスキンシップが楽しめるでしょう。

サイズ

成体になるとオスが20cm前後、メスが24cm前後まで成長し、体重も1~2kgと非常に大きくなります。

幼体は手のひらにすっぽり収まるサイズですが、どんどん大きくなっていくため、飼い始めて驚く方も多いでしょう。メスの場合、ふ化から1年ごとに約3cmずつ甲羅が大きくなり、成長速度は徐々に緩やかになっていくものの、10年で約20cmを超えるサイズになります。

平均寿命

亀は非常に長く生きることが知られていますが、ミドリガメも例外ではありません。野生下の寿命は15~30年前後といわれていますが、飼育下では40年ほど生きる個体もあります。

飼育されている亀は、外敵に狙われることもなく餌も定期的に摂取できるため、野生下より長く生きると想定されるでしょう。飼育前に40年ほどお世話ができるのか、慎重に考える必要があります。

ミドリガメが食べるもの

ミドリガメはなんでも食べる雑食性ですが、亀の中では肉食傾向が強い種類です。

野生下では魚類、両生類、甲殻類のほか、水生植物や陸上の植物の葉、果実など幅広く食べて生活しています。飼育下では亀用のエサを与えれば、栄養面での問題はありません。

食いつきが悪い場合は、野生下でも食べているイトミミズやメダカなどの水棲生物を活きエサとして与えてみましょう。

ミドリガメの値段相場はどのくらい?

ミドリガメの値段相場は500円前後となっており、非常に安いのも人気が出た理由のひとつです。しかし、ミドリガメ(正式名称:ミシシッピアカミミガメ)は、緊急対策外来種に指定されており、今後は販売が禁止になる予定とされています。

以前はホームセンターなどでも手軽に入手できましたが、販売している取扱店は減少傾向にあります。専門店などから購入するのも現状は難しいでしょう。その場合は、里親募集の掲示板などで探してみましょう。

出典:アカミミガメ | 日本の外来種対策 | 外来生物法|環境省 自然環境局
参照:https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/akamimi.html

ミドリガメの飼育方法

ミドリガメは比較的丈夫で簡単に飼育できる亀のため、屋内と屋外どちらでも飼育が可能です。

幼体のうちは野鳥などの外敵も多いため、屋内の水槽で飼育してあげましょう。また、幼体は甲羅が柔らかく病気になりやすい傾向があるため、こまめな水替えが必要です。

エサやりは幼体のうちは毎日、成体は2~3日に1度で十分です。与えすぎると体が大きくなりやすいため、5分で食べ終える程度に抑えましょう。

ミドリガメの飼育に必要なもの

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初回公開日:2022年07月29日

記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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