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ゴールデンハムスターが噛むのはなぜ?6つの対処法を紹介

更新日:2024年02月15日

ゴールデンハムスターは温厚で飼いやすいハムスターです。しかし、よく噛むので悩んでいる方もいると思います。この記事ではゴールデンハムスターが噛む理由とその対策方法について紹介しています。飼っているゴールデンハムスターが噛むという方はぜひ読んでみてください。

ゴールデンハムスターが噛むのはなぜ?6つの対処法を紹介

ゴールデンハムスターの性格とは?

ゴールデンハムスターは騒音も出しにくく飼いやすいペットとして有名ですが、この記事を読んでいる方の中に「ゴールデンハムスターが噛むのを何とかしたい」、「噛む理由を知りたい」、「噛まれない方法を知りたい」と思っている方は多いのではないかと思います。

それらを解決するにはまずはハムスター自身のことを知る必要があります。

理由がわからないうちに叱りつけるなどの方法は1番避けてほしいことです。攻撃手段として噛んでいるという認識から1歩足を引いて別の視点から考えてみましょう。

実際に攻撃として噛むこともありますが、理由さえわかればやめさせることが可能です。

ゴールデンハムスターの性格1:温和

ゴールデンハムスターは基本的に温和でなつきやすい性格をしています。

しかしゴールデンハムスターによくなつく個体が多いとは言え個体によっては臆病な性格をしている可能性も大いにありえます。

全体が温和な性格だとは決めつけず人間の手に慣れるまで触り方や持ち方などに気をつけて様子を見ながら信頼関係を築いていくようにしましょう。

人間を怖いなもの、嫌いなものと認識してしまわないように慎重で強引でない慣らし方をして、例え臆病な個体であっても自分から人間の手に登るくらいに温和で人懐こい性格に導いてあげましょう。

ゴールデンハムスターの性格2:賢い

ゴールデンハムスターは学習能力が高い傾向にあります。

飼い主の声や匂いを覚えて他の人と見分けることもできますし、トイレの場所を覚えることもハムスターの中では最も早く、ゴールデンハムスターは最短で飼い始めたその日の内に覚えることもできます。

しかし、裏を返せば怖い思い出や不快だった出来事から恐怖心を覚えてしまい、臆病な性格であったり噛む性格になってしまうことも十分に考えられます。

怖い思いをさせてしまうことで噛みぐせが1度ついてしまうと大変ですので、十分に気をつけて接してあげましょう。

ゴールデンハムスターの性格3:縄張り意識が強い

ゴールデンハムスターは穏やかな性格である半面、縄張り意識の強い面も持ち合わせています。

激しい縄張り争いが起こる可能性から複数飼育は避けるように、それどころか単独飼育を強く推奨されています。

ハムスターの中では体格が大きめのゴールデンハムスターはケンカになると血を見るほどの激しさになってしまう可能性があります。

大切なハムスターたちが怪我をした姿を、最悪の場合命を落とした悲しい姿を見たくないという方は2頭以上のハムスターを飼うときは必ず飼育スペースを分けて単独飼育をするようにしましょう。

ゴールデンハムスターが噛むとき4パターン

ゴールデンハムスターの性格を理解した上で、続いては4つのパターンに分けて噛む理由や状況について考えてみましょう。

普段温和な性格のゴールデンハムスターが攻撃的になってしまうということは、接する時に注意してあげる必要があります。

恐怖心や威嚇、嫌なことをされて不快な気持ちから噛むという行動は私たち人間から見ても理解できる行動ですが、ゴールデンハムスターとしての本能からほぼ反射的に噛んでいる場合などは理由を想像するのは難しいです。

ゴールデンハムスターの習性について詳しくないという方はその可能性も考えてみましょう。
  1. 縄張りに侵入されたとき
  2. 手を近づけたとき
  3. ケージや巣箱の近くにいるとき
  4. ストレスを感じているとき

ゴールデンハムスターが噛むとき1:縄張りに侵入されたとき

縄張り意識の強いゴールデンハムスターは、侵入した相手にそのつもりがなくても咄嗟に自分の命が脅かされていると感じて噛んでしまっている可能性があります。

縄張りを作る習慣のない人間である私たちから見ると不可解な行動ではありますが、ハムスターにとっては死活問題です。

しかし、野生の名残りなので矯正することは不可能だと考えてください。上手く共存するためにはきちんと理解して、野生下での生活に沿った飼育をしてあげましょう。

もし縄張りに侵入して噛まれてしまっても、落ち着いてこれは習性だと理解するのが理想的です。

ゴールデンハムスターが噛むとき2:手を近づけたとき

手を近づけられたとき、手に慣れていないハムスターや手に恐怖心を抱いているハムスターは噛むことがあります。

何をされるのかわからない状態や危害を与えてきたことのあるものが自分に向かって近づいてくる状況は人間から見ても大変ストレスを感じる状況だとわかるはずです。

その場合は手を見せるだけで危害を加えないことを理解させるところから始めて、ゆっくりと手を近づけるようにしてみたり、好物を与える時は毎回手から与えるようにしてみたりなど工夫しながら慣れさせてあげると良いでしょう。

ゴールデンハムスターが噛むとき3:ケージや巣箱の近くにいるとき

実はケージや巣箱の近くで噛む時も縄張り意識から本能的に噛んでいる可能性が高いです。

散歩をさせた場所を即座に縄張りと決めてしまうことがあるほどですので、ハムスターを普段生活させているケージや巣箱は当然ながら自分の縄張りと認識しています。

よって、噛むのをやめさせたい場合はまずは私たちがハムスターの縄張りの範囲を認識しておくことが必要となってきます。

散歩のコースもあらかじめ決めておいて、縄張りを広げてしまわないように何か危険でない障害物を設置してあげましょう。
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初回公開日:2019年08月01日

記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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