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ハムスターが疑似冬眠した時の起こし方4つ!硬直していたらどうなる?

更新日:2024年02月06日

本来、ハムスターは冬眠をする生き物ではありません。しかし、条件によっては疑似冬眠をすることがあります。もし、ハムスターが疑似冬眠に入ってしまった場合には、自分で起きれないことも多いため、適切な対処をしてあげる必要があります。

ハムスターが疑似冬眠した時の起こし方4つ!硬直していたらどうなる?

ハムスターの疑似冬眠とは?

ハムスターが疑似冬眠した時の起こし方4つ!硬直していたらどうなる?
本来、ハムスターは冬眠をしない生き物です。しかし、気温が低くなりすぎると、ハムスターは体力を温存するために疑似冬眠を行います。ハムスターにとって疑似冬眠は非常に危険な状態となるため、注意が必要です。

ハムスターが硬直していたら?

ハムスターに限らず、生き物は亡くなってしまうと筋肉が硬直します。ハムスターも亡くなってからしばらくすると硬直して、全身が硬くなるので睡眠とすぐに区別がつきます。

ただし、ハムスターは疑似冬眠を行っているときも体が硬直します。疑似冬眠はハムスターにとって危険な状態ですが、亡くなってしまっているわけではありません。

しかし、疑似冬眠の知識がない場合、ハムスターの飼い主はその区別ができずに亡くなってしまったと勘違いをしてしまうことがあります。

ハムスターの疑似冬眠の4つの原因

ハムスターにとって疑似冬眠は危険な状態です。そのため、飼い主はハムスターが疑似冬眠を行わないように注意してあげないといけません。疑似冬眠を防ぐためには、まず疑似冬眠を行う原因を把握する必要があります。

ハムスターの疑似冬眠の原因1:低体温症

ハムスターが疑似冬眠を行うときは、ハムスターが寒さによって低体温症になってしまっている可能性があります。そのため、疑似冬眠は体温が下がり、眠ろうとしている状態のため、凍死の直前に陥っています。

低体温症から命を守るために、ハムスターは冬眠を行います。しかし、カエルなどが行う冬眠とは異なり、飼育されているハムスターは冬眠に耐えられるだけの体力はないため、疑似冬眠に入ってしまうと、自分で起きることができず、そのまま亡くなってしまうことも多いです。

ハムスターの疑似冬眠の原因2:温度の急激な低下

ハムスターが疑似冬眠を行う主な原因は低体温症です。その低体温症になる原因は気温です。

ハムスターが疑似冬眠をしてしまう気温はハムスターの種類によって異なりますが、ゴールデンハムスターのように体の大きい種類では10度以下、ジャンガリアンハムスターのように小さな種類であれば5度以下が危険な温度の目安となります。

もし、急激に気温が低下して、これらの気温まで下がってしまうとハムスターが低体温症になり、疑似冬眠を始めてしまう可能性があります。

ハムスターの疑似冬眠の原因3:室内の日照不足

ハムスターは夜行性のため、基本的には薄暗いところを好みます。しかし、常に暗すぎるとハムスターが昼夜の区別ができず、生活リズムを狂わせてしまうことがあります。その生活リズムの狂いが原因で疑似冬眠に入ってしまうことがあるとも言われています。

そのため、ハムスターのケージは適度に明るい場所にも置いてあげる必要があります。ただし、ハムスターに直射日光を当ててはいけないため、窓際にケージを置いて飼育することは避けるようにしましょう。

ハムスターの疑似冬眠の原因4:栄養不足とストレス

餌が足りなくて、栄養不足で命の危機となった場合や、ストレスによって体が弱ってしまった場合などに、疑似冬眠をしてエネルギーの消費を最小限にしようとします。そのため、ハムスターにとって、疑似冬眠は生命維持の最終手段です。

しかし、ハムスターの疑似冬眠は回復が目的ではなく、エネルギー消費を抑える目的のため、疑似冬眠中にもエネルギーは消費されていきます。すでに瀕死の状態で眠り、自分で回復できる状態ではないため、疑似冬眠はハムスターにとって非常に危険な状態となります。

ハムスターの疑似冬眠の確認方法7つ

ハムスターが硬直していても、それは疑似冬眠でハムスターは生きている可能性があります。そのため、ハムスターが硬直している場合はまず疑似冬眠かどうかを確認する必要があります。
次のページ:ハムスターを疑似冬眠から起こす方法4つ

初回公開日:2019年08月01日

記載されている内容は2019年08月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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