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ペットとしてのカワウソは販売されているのか|値段/購入/いくら

初回公開日:2017年10月30日

更新日:2020年08月08日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

動物園で大のカワウソ。まんまるの顔立ちにくりんとした目に癒される方も多いでしょう。今回はそんなカワウソをペットとして飼えるのか、ペットとして迎え入れる場合、何を気をつけたらいいのかなどをご紹介していきます。ペットにしたい方はぜひ参考にしてください。

ペットとしてのカワウソは販売されているのか|値段/購入/いくら

カワウソってどんな動物?

カワウソというと、ラッコをイメージする方も多いでしょう。カワウソは川辺に生息し、イタチ科の動物なんです。まず最初にカワウソは一体どんな動物なのか紹介していきます。

カワウソはイタチの仲間

カワウソは、ネコ目イタチ科カワウソ亜科に属する哺乳動物です。カワウソ亜科にはニホンカワウソやラッコなどが属しています。 泳ぎが得意で、水中での生活していますが、カワウソは陸上でも自由に行動することができます。

南極、オーストラリア、ニュージーランドを除く、世界全域の水辺や海上で生息しています。日本ではかつて、日本固有の種類としてニホンカワウソが全国で生息していました。しかし乱獲などで数が激減し、1979年以降は目撃されていなく、2012年に絶滅危惧種に指定されました。

日本で多く流通しているコツメカワウソはワシントン条約で輸入が制限されているため、人間の飼育下で繁殖された個体のみが流通しています。カワウソは漢字で書くと「川獺」「獺」と書きます。「嘘の皮」という言葉の語源が「カワウソの皮」を指すことからきています。

昔の中国や日本でタヌキ、キツネなどのように人間を化かす生き物と考えられていたことから、川に住み嘘をつく(人を化かす)生き物としてカワウソと呼ばれるようになったと言われています。

カワウソの特徴

カワウソの手足には水かきがあり、胴体は細長く見た目はイタチに近いです。体は毛で覆われており、この毛によって水中で体温が奪われることを防いでいます。頭の上部は扁平で、耳、目、鼻が同一線上に並んでいるため、水に潜りながらこれらの感覚器を水面上に同時に出し、外の様子をうかがうことができるようになっています。

また、水中では耳孔や鼻孔を閉じることができます。肉食性で、ザリガニ、カエル、魚などを捕まえて食べています。鋭い歯があるため、噛み砕いて食べることができます。

カワウソってペットとして飼えるの?

動物園ではよく見かけるカワウソですが、では実際にペットとして飼うことはできるのか、どこで販売しているのかなど、紹介していきます。

カワウソの値段

カワウソは一部のペットショップで販売されています。値段は最低でも60万円〜で、赤ちゃんになると100万円前後になります。ペットショップで販売されているカワウソは『コツメカワウソ』という種類のカワウソになります。

かつて日本では野生でニホンカワウソが生息していましたが、2012年に絶滅してしまいました。現在販売されているコツメカワウソは東南アジアに生息し、輸入が難しいことから国内での繁殖に頼るしかなく、希少価値が高いためこの値段となっています。

カワウソの購入方法

カワウソはペットショップで販売されていますが、数も少ないため予約販売されているところが多いです。大手のペットショップというよりは、小動物専門や熱帯魚などを扱うペットショップで販売されています。一部のペットショップでは、会員制のところもあるので、事前に問い合わせをしてから行くと安心でしょう。

カワウソをペットとして飼うには何が必要?

カワウソをペットとして迎え入れるには、生活環境を整えてあげる必要があります。実際に何が必要なのか、ご紹介していきます。

ケージ

カワウソは好奇心旺盛な動物なので、外出時など生活の軸となるケージを用意してあげましょう。ケージの中にはフード皿やトイレなど、飼い主が留守にしていても生活できる環境に整えてあげてください。広めのケージを用意してあげて、なるべく野生に近い状態にしてあげることがベストです。

トイレ

カワウソはしっかりとトイレを覚えることができます。個体に合わせて、トイレ砂やシートなど、ペットショップの方と相談して用意してあげてください。

水遊び用のスペース

カワウソは水遊びが大好きです。毎日水遊びをしないとストレスがたまってしまいます。家庭用の水遊びができるプールや、浴槽などスペースを確保してあげてください。

おもちゃ

カワウソは活発で好奇心旺盛な動物なので、一人でも遊べるようにおもちゃを用意してあげてください。おもちゃはペットショップで用意されているもので大丈夫です。

ペットとしてカワウソを飼うのに適している方

ペットをお家へ迎え入れるには、カワウソに限らずどの動物でも環境や条件が重要になってきます。実際にペットとしてカワウソを飼うのに適している方をご紹介します。

スキンシップが好きな方

人懐っこいカワウソを飼育するなら毎日遊んであげるのが理想なので、ペットとスキンシップを楽しみたいフレンドリーな方が向いています。カワウソに限らず、ペットはスキンシップが大切になってくるので、たくさん遊んであげられる方が理想です。

金銭的余裕がある方

カワウソは一匹、60万円以上の金額で販売されています。また食べる物が魚類、甲殻類、貝類などペットの餌としては犬や猫より高額になるため、飼育する場合は金銭的に余裕がある家庭が望ましいです。

十分な飼育スペースを確保できる方

長期間の旅行をしないこと

カワウソの飼育にはある程度の広さが必要なこともあり、狭いキャリーに閉じ込める時間が長いとストレスがたまったり、一度に大量の糞尿をする場合があるためあまり長期間の旅行にはできません。また、ペットホテルなどもカワウソの受け入れをしているところはほとんどないため、長期間の外出は難しいでしょう。

ペットのカワウソの臭い

ペットとしてのカワウソは販売されているのか|値段/購入/いくら
※画像はイメージです
カワウソというと、水の中で生活をしていて魚を食べるところを想像すると、臭いはあるのかな、と気になるところです。ここではカワウソの臭いについ紹介していきます。

肛門からの臭い

カワウソは肛門からの臭いはありません。犬や猫と同じと考えて大丈夫です。おならをすることはありますが、あくまでおならなので、スカンクのように肛門から臭いを発するということはありません。

カワウソの体臭

カワウソはイタチの仲間なので、体臭はかなりあります。獣臭と生臭さです。獣臭は体が毛で覆われているため、どうしても臭いはあります。ペットとして飼うには他の動物に比べ臭いがきつく感じます。

獣臭に関してはこまめにお風呂に入れてあげることで多少は改善されます。生臭さに関しては、カワウソが食べる生魚などからくるものなので、どうしようもありません。

川辺に住む生き物なので生魚などは好んで食べます。生魚のみをあげるのはちょっと、という方は、フェレットフードを中心にペットフードも混合であげることで多少の改善は期待できます。

ペットのカワウソは人になつくのか

カワウソは動物園ではよく見かけるけど、なついている姿を見たこととがある方は少ないでしょう。ここではペットのカワウソはなつくのか紹介していきます。
カワウソはコミュニケーションをとることが大好きな動物です。動物園でも10頭前後で家族で生活しています。水遊びなど、遊ぶことが大好きなので、ペットとしてカワウソを飼う場合はたくさんコミュニケーションをとってあげてください。飼育の仕方によっては飼い主の言っていることを理解し、なついてくるので育てがいがあります。

ペットのカワウソのトイレのしつけ方法

カワウソは比較的賢い動物です。ペットとしてカワウソを飼う場合、トイレのしつけをすることもできます。ケージの中にトイレを設置してあげたり、ケージ周辺にトイレシートを敷いてあげるなど、ペットショップの方と相談しながらやるといいでしょう。

ペットのカワウソの鳴き声はうるさいのか

カワウソの鳴き声を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。カワウソって一体どんな鳴き声をするのか気になる方も多いでしょう。ここでカワウソの鳴き声を紹介していきます。

カワウソって鳴くの?

カワウソは実は22種類の鳴き声があるといわれています。人間には聞き分けることができませんが、鳴き声の種類はとても多いです。カワウソは群れを作って行動するため、鳴き声ではぐれることがないようにしています。

ペットとして飼われているカワウソの鳴き声はインターネット動画などでも多数見ることができます。遊びたくて鳴いたり、お腹がすいて鳴いたり、など愛らしい姿が多数見れます。
とても癒されるのでぜひ一度見てみてください。

カワウソってどんな鳴き声なの?

カワウソの鳴き声は『キュンキュン』、『キューキュー』、『ミャーミャー』、『メーメー』などと鳴きます。声も大きくよく鳴きます。ペットとして飼う場合は生活環境や近隣への配慮を考えた上で飼われることをします。

ペットのカワウソの餌

カワウソって何を食べるの?

野生のカワウソは川辺で生活しているため、川魚や貝、エビなどを捕まえて食べています。カワウソは肉食系の動物になるので、カエルなども食べます。小さくて可愛らしい姿からは意外な印象です。

ペットのカワウソには何をあげればいいの?

ペットとしてカワウソを飼う場合は、フェレットフードを中心に、キャットフード、魚類、甲殻類、貝類をバランス良くあげましょう。またササミなども好んで食べます。一日の食事量は300g〜600gが目安になります。

一般的に個体の体重に対して15%の量と言われていますが、個体によって異なるので、様子を見ながら適量の餌をバランス良くあたえて下さい。購入する際にペットショップの方と相談してからだと安心でしょう。

ペットのカワウソの平均寿命

カワウソの平均寿命は12年程になります。犬や猫よりは若干短いですが、小動物の中では長生きです。カワウソは運動量が多く、遊ぶことが大好きなので、広めな飼育スペースが必要になります。

ペットとして飼う場合は、飼育スペースをしっかりと確保し、バランスの良い食事を与えてあげることでストレスも軽減し、長生きにつながるので、余裕をもって飼育ができることが望ましいです。

ペットのカワウソの特徴と性格

カワウソは実はコツメカワウソ、ニホンカワウソ以外にもたくさんの種類のカワウソがいます。
ここで少しカワウソの種類と特徴を紹介していきます。

カワウソの種類

オオカワウソ

オオカワウソは体調2mに達する程かなり大きな種類のカワウソです。世界で1000頭程しかいなくとても稀少な種類です。コロンビアやブラジルなどに生息していて、ほとんどを水中で過ごしています。その大きさからワニも襲って食べる程、獰猛な性格も併せ持っています。コツメカワウソと同じく、群れを作って行動します。

ユーラシアカワウソ

ヨーロッパカワウソとも呼ばれているこのカワウソは、群れを作らずに単独行動をすることが特徴的です。乱獲により現在では数が激減し、絶滅危惧種に指定されています。

ニホンカワウソ

かつては日本にもカワウソが生息していました。しかし明治から大正期に乱獲され、1979年の目撃例を最後に姿を見せなくなり、2012年にはついに絶滅危惧種から絶滅種に指定されてしまいました。

コツメカワウソの大きさ・体重

コツメカワウソは小型のかわいらしいカワウソで、ペットにできる種類のカワウソはこのコツメカワウソがほとんどです。

イタチ科らしい体つきで、足が短く胴が長いのが特徴です。全長60㎝~90㎝(このうち尾の長さはおよそ30㎝くらい)、体重は5㎏~10㎏くらいの大きさですが、それでも60㎝はありますので小型といってもそれなりに大きいです。

コツメカワウソの爪は非常に小さく、指先から出ることもないです。爪が短いので引っかかれる心配もありません。

コツメカワウソの性格

カワウソはとても活発で、遊ぶことが大好きな動物です。中でも水遊びが大好きなので、一日に一回は水遊びをさせてあげてください。行動時間は早朝〜夕方で、夜行性ではありません。また、人懐っこく甘えん坊な一面もあり、人になつくともいわれています。

声でのコミュニケーションも発達していて、社会的能力も高いため、トイレや芸も覚えることができるので、ペットとしての需要も高くなっています。

カワウソは実は噛まれると痛い!

カワウソにはとても鋭い歯があります。この歯で噛まれるとかなり痛いです。甘噛みならまだ優しいものですが、本気で噛まないためにしつけも必要になります。

ペットとしてカワウソを飼うときの注意点

ペットを飼う以上、気を付けならなければならないことはたくさんあります。ここでカワウソを飼うときの注意点をご紹介します。

寄生虫に注意

ペットのカワウソにあげる生魚や貝類などには寄生虫が潜んでいる可能性があります。寄生虫が体に入ると体調を崩してしまうので、生魚や貝類などをあげるときは一度冷凍し、寄生虫を殺してからあげるようにしましょう。

ストレスに注意

カワウソはストレスに弱い動物です。ケージが狭い、水遊びが足りないなど生活の中でストレスは溜まりやすいので、注意してあげてください。ストレスがたまると食欲不振などにつながります。ペットとして飼う場合は、ストレスには十分注意してあげてください。

診察できる病院をあらかじめ探しておく

カワウソはペットとして飼われてる数がまだ少ないため、診察してくれる動物病院は少ないです。いざという時のために診察してくれる病院が近くにあるか、探しておきましょう。

カワウソは多頭飼いが

カワウソは群れで行動する動物なので一頭だと淋しさでストレスを感じてしまうこともあります。そのため、ストレスを溜めさせないようにできれば二頭以上の多頭飼いすることをします。

金銭的余裕が必要

生体価格だけでも最低60万〜100万円程で、ケージを用意したりなど初期費用が高めです。また毎日の水遊びでの水道代や、ペットフード以外のエサでの費用など、予想以上にかかります。

多頭飼いの場合は必要はさらに二倍になります。ペットとして飼う場合はこうした点を考慮した上で、最後までしっかり責任をもって飼えるのか検討しましょう。

長期間の旅行

カワウソの飼育はある程度、広い場所が必要なので、旅行で狭いペット用のキャリーに長期間、入れ続けるのはできません。またカワウソは一度に大量の糞尿をする場合があるので極力、長期間キャリーに入れっぱなしという状況は避けることをします。

繁殖が難しい

カワウソは一般的に繁殖が難しいと言われています。繁殖を目指す場合はペットショップのスタッフや専門家の意見をよく聞いて参考にして下さい。

住みやす環境

カワウソを飼育するにあたって、室温、飼育スペースなど住みやすい環境を整えてあげることが大切です。室温に関しては、場合によってはエアコンの稼働が常に必要な場合があります。

体調管理

体調の変化を把握するために、できれば毎日体重管理をしてあげることが望ましいです。

カワウソを飼育する魅力

癒される

可愛らしい顔立ちに人懐っこい性格と愛らしい表情に癒されます。幼少期から育てると懐いて甘えてくる姿も見られるでしょう。

飽きない

活発でよく遊ぶので、見ていて飽きません。犬や猫とはまた違うリアクションや表情が新鮮です。

よく遊ぶ

カワウソは遊ぶことが大好きなので、飼い主は毎日ふれあいながら楽しく遊ぶことができます。一緒に遊んでいるといろいろな一面が見れて育てがいもあります。

カワウソって実は飼いやすい

ここまで、カワウソについてたくさんご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?カワウソと聞くと、『動物園でよく見る』という印象の方が多いでしょうが、最近ではペットとしても浸透してきています。

ペットとしてカワウソを飼うとなると、費用などは小動物の中では高めですが、人懐っこい性格や、頭の良さなど、飼いやすさも十分あります。丸くて可愛らしい顔立ちで水遊びしている姿など想像するときっと癒されることでしょう。

また、幼少期から育てることで、人にもよく懐いて育てがいもあります。今までカワウソが気になっていたけど、ペットとして飼えるのかなと悩んでいた方はこの記事でぜひ検討してみてください。

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