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ペットにできるネズミの種類と値段・ネズミはなつくのか

更新日:2023年12月03日

屋根裏やドブの中にいるネズミは恐いけど、ペットとして改良されたネズミは、毛色や模様が豊富で値段もお手頃です。学習能力にすぐれ、人にも良くなつくため、とても可愛いです。ハムスターもいいけれど、マウスやラットにも目を向けてみませんか?

ペットにできるネズミの種類と値段・ネズミはなつくのか

ネズミはペットとしてなつくのか

ネズミが主役のアニメや絵本はたくさんあります。「トムとジェリー」「ぐりとぐら」は、子供の頃から慕われていますが、ネズミのキャラクターは知的で可愛い印象に描かれています。

一方、野生のネズミが家のまわりや駅のホーム下に突如現れたら「ギョ」っとしてしまうのはなぜでしょうか。ネズミは汚い、見た目が怖い、しっぽが苦手など敬遠されがちです。同じネズミでも「ハムスターは好き、ネズミは苦手」という人もたくさんいるのではないでしょうか。

ハムスターに負けないくらいなつきます

ネズミは学習能力が高いという事は良く知られています。ペットのネズミは人になつきやすく、話しかけたり遊んであげると、ちょっとした芸を覚えたり、名前を呼ぶと振り返るなど、愛嬌たっぷりの姿を見せてくれます。ネズミの種類や個体によって、スキンシップを負担とし臆病なネズミも中にはいますが、鑑賞としての魅力も十分あります。

ペットにできるネズミの種類

ネズミのことを「マウス」や「ラット」と呼ばれていますが、もともとはドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミのことを言います。実験用やペット用に改良されたドブネズミやクマネズミを「ラット」、ハツカネズミを「マウス」と呼びます。

大きめのネズミ「ラット」

体長は10cm~15cm、尻尾を含めると20cmくらいになります。ラットとは、ドブネズミやクマネズミを実験用・ペット用に改良されたもので、比較的大きいネズミです。頭が良く人にもなつきやすいため、小動物の中でも飼育しやすいでしょう。

ペットとして「ファンシーラット」が販売されています。ファンシーラットの毛色は、バリエーションが豊富で模様も個体ごとに違います。珍しい毛色になると少し価格が高くなります。

小型なネズミ「マウス」

体長は5cm~10cm、尾長は約7cmです。マウスとは、ハツカネズミを実験用・ペット用に改良されたもので、小型のネズミです。学習能力にすぐれ好奇心旺盛、人になつくと甘えたりじゃれてきたりします。

毛色や模様の種類が豊富な「ファンシーマウス(カラーマウス)」、パンダのように耳・首・お尻周りが黒く少し小柄な「パンダマウス」、縮れ毛が特徴の「ティディマウス」などがペットとして販売されています。

カラージャービル(スナネズミ)

体長は10~18cm、尻尾は7~15cmです。毛がふさふさしているので、ピンク色の尻尾が苦手な方でも大丈夫でしょう。毛色は、黒色、白色、シルバー、シナモンなど、性格は臆病で特に音に敏感ですが、極度の緊張状態におかれると突然けいれんを起こすことがあります。

元々乾燥地帯に巣穴を掘って生息するネズミなので、湿気や温度管理には注意が必要です。個体差がありますが、なついたとしても触られることがストレスで噛みつくこともあります。

ペットのネズミの値段・価格

ペット用に改良されたネズミはペットショップで販売されているとは限りません。小動物専門店やエキゾチックアニマルを取り扱っているショップも覗いてみましょう。価格の相場は、ファンシーマウス500円~1,000円、ファンシーラットやスナネズミ1,000円~3,000円です。同じ銘柄でも珍しい毛色や模様により値段設定が異なる場合もあります。
ラットやマウスは、爬虫類やフクロウなどの餌としても販売されています。餌用のため、色の種類は豊富ではありませんし、なつかせるのも根気がいります。爬虫類専門店などでハツカネズミは1匹100円~、ラットは1匹500円くらいが相場です。

ペットのネズミの寿命

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初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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