ハムスターの年齢を人間に換算すると何歳？年齢早見表で紹介

フワフワの身体からちょこんと延びる手足、くりくりした目でこちらを見つめてくるハムスター。丸まった姿はまるでお団子。小さな尻尾のついたお尻に至っては、ハムケツの愛称で親しまれています。

かわいさを語りはじめたらきりがないハムスター。そんなハムスターの平均寿命はと言うと、意外と知られていないのではないでしょうか？さっそく確認してみましょう。

ハムスターの平均寿命は、だいたい2年～3.5年だとされています。平均80年以上生きる日本人の寿命からしたら、とても短いのが現実です。

生き物にはそれぞれ寿命があり、その違いは千差万別です。年齢の重ねかたも、動物ごとに違いがあります。今回ご紹介しているハムスターも例外ではありません。

分かりやすい例として、犬や猫との平均寿命を比較してみましょう。ペットとして同じようにのある動物同士、どの程度の違いがあるのでしょうか。

平均寿命を比較した際、ハムスターの平均寿命は犬や猫の5分の1ほどだと言われています。

ハムスターは、平均寿命が比較的に短いかわりに、優れた繁殖能力で種族の存続をつなげています。

「ハムスター」とひと口で言っても、種類によって平均寿命に違いがあります。短めの種類で2年、そのほかの多くの種類は長くても3.5年ほどで寿命が訪れます。

例外として、比較的大型であるクロハラハムスターという種類は8年前後と長生きです。同時に、性格も他の種類に類をみないほど凶暴だと言われています。

ハムスターは、性格についても種類ごとの差があります。もちろん個体差もありますが、縄張り意識が強く、単独で飼うべき種類、ペアや多頭飼いが可能な種類がいるのも特徴です。

それでは、犬や猫の5分の1ほどの平均寿命のハムスターと人間の年齢を下記の一覧表で確認比較してみましょう。

短い平均寿命ながらも懸命に生きるハムスターの、濃く凝縮された一生がうかがい知れることでしょう。さらには、人間の年齢の重ねかたとの違いにも注目してみましょう。

前出の表を見ると、人間の年齢が1歳のとき、ハムスターが生後10日であることが分かります。

人間の年齢が1歳から3歳になるまでには約730日間かかりますが、ハムスターを基準に考えると、10日間しか経っていないということになります。

ハムスターの成長が人間と比べて圧倒的に早いことがわかります。つまり、計算上ではハムスターの年齢が3歳になった時、人間の年齢で言えば100歳をゆうに超えています。

そこまで一緒に時間を過ごし、相棒のハムスターとナッツを片手に、熱いお茶で一服するのもオツなものでしょう。

ここからは、平均寿命が短めな上に非常にデリケートなハムスターに長生きしてもらうためのコツや、大事な要素を4つのポイントに分けて確認して行きましょう。

一般的に、ハムスターは寿命まで生きられないことが多い生き物だと言われています。しかしながら、せっかく飼うと決めたなら、少しでも長く生きてほしいと願うのが飼い主の心情でしょう。

毎日を快適に健やかに、飼い主に選ばれた幸せを感じてもらいながら、年齢を重ねて天寿を全うさせてあげましょう。

ストレスに敏感なハムスターは、ストレスが溜まったままだと体調を崩しやすくなってしまいます。飼育環境の衛生管理は、きちんと行いましょう。

広いケージに大きめの巣箱、十分な量の食事、回し車などの運動ができる設備を整えて、室内の温度は20～26度の適温にしてください。基本的な準備は以上です。

掃除は、夜行性である習性に合わせて、活発に動きはじめる夕方にしてあげるのが理想ですが、毎日だとハムスターの負担になることも考えられます。

それぞれの性格に合わせて調整してあげましょう。