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ハムスターの頬袋に食べ物はどれだけ入る?吐き出させる必要はある?

更新日:2024年02月15日

ハムスターの頬袋について、頬袋をどのように使っているのか、仕組みや習性、どの程度の容量があるのかを文字や動画を利用して解説しました。頬袋に食べ物が詰まってしまった時の吐き出させ方、詰まってしまう原因、頬袋に関係する病気についても解説しています。

ハムスターの頬袋に食べ物はどれだけ入る?吐き出させる必要はある?

ハムスターの頬袋の特徴は?

食べ物をどんどん頬袋に詰め込むハムスターはとても食いしん坊に見えて愛らしく、思わず虜になってしまいます。

ハムスターの頬袋は、ハムスターの歯から肩甲骨あたりまでの口の中の皮膚のことを言います。
頬袋の役割は、いわば食べ物を運ぶかばんです。食べ物を入れて、小屋などの安心して食べられる場所まで運びます。

ハムスターがどれくらいの食べ物を頬袋に詰められるのか、レントゲンを用いて実験した動画が話題になっています。

頬袋は背中まで広がっている

ハムスターの頬袋は、何と背中まで広がっています。

頬袋の大きさに驚かされる動画でした。レントゲンの映像でハムスターが食べ物を詰め込む様子がよく分かります。

左右の頬袋にぐいぐい食べ物を詰め込んでいき、入りきらない食べ物は口に咥えて運んでいます。

動画を見るとよく分かりますが、頬袋に伸縮性があるため、食べ物をぐいぐい詰め込むことで腰のあたりまで伸ばすことができます。

体の半分の長さがあるような餌やおやつも詰め込むことができるのも納得です。

食べ物を巣まで移動させるために使う

ハムスターは食べ物を頬袋に詰め込み、安全な巣に持ち帰ります。

元々野生で暮らしていたハムスターは、天敵に狙われないよう、地下で暮らす性質があります。外で食べ物を見つけては頬袋に貯め込み、巣など安全な場所に持ち帰る習性が今も残っています。

一度口に入れた食べ物を巣で吐き出すのは汚いと思われますが、ハムスターにとってはマーキングの役割があり、自分のにおいがつくので安心できるのだそうです。

また、巣に運ぶ間に食べ物が分解されないように、唾液の分泌を抑えることもできます。

ハムスターの頬袋に食べ物はどこまで入る?

ハムスターの頬袋に食べ物はどれだけ入る?吐き出させる必要はある?
ハムスターの頬袋に食べ物はどこまで入るのでしょうか。何と体重の半分以上の食べ物を入れることができるそうです。

もちろん、体の大きなシリアンハムスターと、体の小さなジャンガリアンハムスター、ドワーフハムスターですと頬袋の容量に差はあります。

具体的にどのくらい食べ物を詰め込むことができるのか見てみましょう。
食べ物ひまわりピーナッツミニ人参ヤングコーン
数量200粒20粒5本2から3本

ひまわりの種の場合

ひまわりの種は200粒以上詰め込むことができます。ハムスターを飼われている方がブログや動画で検証していました。

他には80粒程度、100粒程度というデータもありました。ひまわりの種の大きさにはいくつかサイズがあるので、数字にばらつきがあると思われます。

ひまわりの種は脂肪分が多いため、あげすぎは肥満の原因になってしまいます。一週間に3粒あげるのが良いとされています。

たくさんあげてしまっても、食べる前に回収しましょう。

ナッツの場合

ピーナッツの場合は20粒以上、頬袋に詰めることができます。殻付きのピーナッツをあげると器用に殻を剥いて食べます。中には器用に渋皮も残すハムスターもいます。

ハムスターはナッツ類も大好きです。アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、くるみ、かぼちゃの種なども食べます。

ただしピーナッツなどのナッツ類もひまわりの種と同じく、高脂肪です。あげすぎには注意し、週に1粒にしたり、小さく割って与えてあげましょう。

フルーツ・野菜の場合

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初回公開日:2019年08月02日

記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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