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世界と日本猿の種類|中国/日本/大きい/小さい/ペット/性格

更新日:2020年09月25日

私達が身近に目にする猿といえばニホンザルです。昔話や干支にもなるこのお猿さん以外にも、世界には沢山の種類の猿がいて、人を含めればその数は220種類にもなります。今回は、そんな猿の種類の説明や、ペットとして買う場合に猿について紹介していきます。

世界と日本猿の種類|中国/日本/大きい/小さい/ペット/性格

国別猿の種類一覧

人間に近いけれども、人間ではない猿は、不思議な存在感を持った動物です。今回はそんな猿の生態に迫っていきます。ところで、一口に猿といっても、世界中にはたくさんの種類の猿がいます。まずは、国別に猿の種類を紹介します。

中国

チベットマカク

日本ではチベットモンキーという名前で知られている猿です。中国南部から東部の山岳地帯に生息している、マカクの種類の中でも大きい体を持っています。口の周りに髭のように長い体毛があることが特徴です。

チベットマカクはニホンザルと同様に、群れで複数のオスとメスの猿が集団で行動する性質を持っています。そして、その大人の猿同士の対話は、自分とは赤の他人になる子猿をお互いに抱え、敵意がないことを示すというユニークなものです。

また、名前に「チベット」と付いてはいますが、チベットマカクはチベット周辺には生息していません。

日本

ニホンザル

日本人にはもう馴染みの深いニホンザルは、本州、四国、九州に生息していて、猿をイメージした場合にこの種類の猿が浮かぶ人も多いでしょう。「桃太郎」や「さるかに合戦」など昔話にもよく出てきます。

ニホンザル以外の種類の猿は、主に熱帯地方などに分布していることが多いために、冬に雪の中にいる猿は海外の人から見ると非常に珍しく、英語では「Snow monkey」などと呼ばれる事があります。

ボス猿がいて、集団で行動したりする猿ではありますが、とても厳しい規律などがあるというわけでもなく、グループ全体はとても仲がよく、仲間を大切にする傾向が強いという特徴もあります。

コンゴ共和国など

チンパンジー

テレビなどでよく見かける、賢いイメージが強い猿がチンパンジーです。コンゴや中央アフリカ、ガーナ、ナイジェリアなど、生息地はゴリラとほぼ同じです。顔以外の場所に黒い毛を持ち、尻尾はありません。

見た目とは裏腹に、非常に凶暴な性格で、怪力の持ち主です。アメリカではチンパンジーが車を襲撃し、フロントガラスを破壊。中に乗っていた人を車から引きずり下ろし、殺してしまうという事件がありました。

大きさ別猿の種類

体重わずか100グラムの小さい猿「メガネザル」

メガネザルはインドネシアのボルネオ島や、フィリピン諸島付近に生息している、猿の種類の中では世界で一番小さな体の持ち主です。英語名は「ターシャ」。基本的に夜行性であるために、夜でも物が見れるようにと大きな目をしています。

体重はわずか100グラムで、大きさは人間の手のひらに乗るほどしかありません。大きな目の1つの重さは3グラムで、これはメガネザルの脳みその重さと全く同じです。木の上にいることが主ですが、地上にいる時はピョンピョンと跳ねるように移動します。

また、非常に繊細な猿で、ストレスを感じると硬い岩などに頭をぶつけたり、水に頭を入れて自殺を図ろうとするという、猿の種類の中では非常に珍しい生態を持っています。そのために飼育は注意をしなければいけません。

世界で有数大きい猿はゴリラ

猿の種類の中で一番大きい体を持っているのは、ゴリラです。コンゴ、ナイジェリア、中央アフリカなど赤道直下の国付近に生息する、動物園でもおなじみのお猿さんです。

オスの身長はおおよそ170~180センチメートル、体重は150~180キログラムという巨体です。見た目の大きさや、厳つい見た目をしているために、とても怖そうに見えるゴリラですが、性格はとても優しいです。野生のゴリラはチーターなどに食べられてしまうケースもあります。

ゴリラには2種類に分類されます。主にローランドゴリラ、マウンテンゴリラに分けられ、そこからさらに細かい名前になります。また、学名は「ゴリラ・ゴリラ」と言います。

世界の猿の種類の数

人や猿の種類などを合わせた目を霊長目(またはサル目)と呼びます。人間、ゴリラやチンパンジー、ボノボなどの種類をまとめた「類人猿」、キツネザル科、オナガザル科などで構成されており、すべての種類を合わせると、220種類が地球上に現存しています。

人を除いた主な猿たちは、熱帯系の地域に生息する種類がほとんどで、ニホンザルはその中でも最も高緯度に分布しており、やはり猿の種類の中では非常に珍しい生態を持っていると言っても良いでしょう。

また、ヨーロッパに生息している猿の種類はわずか1種類のみで、北アメリカ大陸北部には猿は生息していません。

ペットとして飼うことができる猿の種類

猿は見た目も愛嬌があり、ペットとしても飼うことが事実上可能ではありますが、非常に難しいのも事実です。まず種類を問わず、猿は人間の言うことを聞くということができない動物です。テレビで見かける猿とは違います。

好奇心が非常に強い生き物で、両手も器用ですから、飼い主の大切なものを壊してしまう恐れもあります。ペットというよりも、野生の動物と生活をしている感覚で接し、猿の気持ちを尊重してあげましょう。

そして、猿は犬や猫などの種類の動物とは違い、人間に非常に近い生き物であるために、感情を持っています。せっかく飼ったのに、もしも忙しくて構ってあげられないなどという状況に陥ると、猿はとても寂しがってしまいます。

飼育環境も止まり木を用意するなど、猿に適した環境を用意する必要があります。それを踏まえた上で、ペットとしての猿を数種類紹介します。

コモンマーモセット

ブラジルの熱帯雨林に広く生息しているという猿が、このコモンマーモセットです。猿の種類の中ではとても小さな猿で、毛色は茶色、大きさは大人になっても16~20センチほどと小さいです。

「ペットとして飼育するならどの猿が良いか」と言う話題が上ると、まず最初に挙げられる猿の種類でもあります。小さい体でとても動きが素早いことが特徴的です。

とても警戒心が強く、臆病な性格で、大人になると自我が芽生えるために、言うことを聞くということはまず不可能と言って良いでしょう。機嫌が悪いと噛み付く危険性もあります。嫌なことがあると表情に出しますので、その時はしつこく構いすぎないほうが良いでしょう。

そうは言っても飼育レベルは高くもなく、猿の種類の中では飼いやすい傾向にあります。とても寂しがりやのお猿さんで、構ってあげないとストレスになってしまいます。値段は50万円ほどになります。

ピグミーマーモセット

ピグミーマーモセットはコモンマーモセットと似た大きさをしており、大きさ15センチほどという、猿の種類の中では小さな部類でもあります。小さい動物や魚には「ピグミー」と付く種類が多いです。

南米のアマゾン川流域の地帯に生息しているピグミーマーモセットは、やはり小さくてもとても賢い動物で、警戒心が強いお猿さんであることは、コモンマーモセットと同様なので、やはり人間に従順になるとは必ずしも言えません。

また、ペットとしても飼うことは可能ですが、希少性の高い種類でもあるために、入手は少々難しいとも言えるでしょう。ワシントン条約の関係もあり、この猿を扱っているお店の情報はほとんど無いのが現状です。毛色は茶色や黄色が混ざっています。値段は50万円以上と非常に高価です。

スローロリス

数年前にテレビ番組でタレントのベッキーが飼っていたとして話題になった猿が、このスローロリスという猿です。クリクリとした目が愛嬌があり、一気にスローロリスは話題に登りました。

しかし現在は、スローロリスは絶滅危惧種と認定され、ペットとしての購入は禁止という状況でもあります。購入は可能ではありますが、コピーではない登録票がしっかりと示されていないものを購入してしまうと、違法となり罰せられるので注意が必要です。

安易に入手ができるという業者は、しっかりと確認をしないと大変なことになるので気をつけてください。値段は規制対象となっているために「なし」という言い方が妥当と言えます。

猿は人間に最も近い生き物

世界には我々が知らない以上に、さまざまな種類の猿が生息しています。動物園でよく見かける可愛い仕草や動きは、見ていてとても癒やされる存在です。

またペットとして飼う場合は、人間の言うことを聞かせると言うよりも、猿と気持ちを共有し、共存するという覚悟を持って飼うことが良いでしょう。小さな人間として、友達として、お猿さんと仲良く過ごしていきましょう。

初回公開日:2017年11月21日

記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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