柴犬の年齢を人の年齢で換算｜柴犬の平均寿命と長生きの5つポイント

柴犬は日本土着の犬で、日本人を犬にしたような性格と言われます。飼い主に忠実で、自立心の強い犬種です。

家族に対してべったりと甘えてくることは少なく、すこしクールなところがありますが、自分だけに甘えてくれたり特別な顔を見せてくれたら、飼い主さんはうれしいですね！

柴犬は飼い主さんに非常に忠実で、一度リーダーと認めたら生涯忠誠を尽くします。忠犬ハチ公（秋田犬）に代表されるように、基本的に日本犬は主人に忠実です。

一方で飼い主以外にはなかなか懐かないと言われていますし、家族に対しても一定の距離を保つ傾向があります。

柴犬は縄張り意識と警戒心が強く、番犬に向いています。

その警戒心の強さと縄張り意識、そして責任感も強いので、家族以外の来客や郵便配達の人などが自分のテリトリーに入ると激しく吠えます。

あまりにひどかったり、集合住宅やマンションで飼う場合はしつけが必要です。ケージやクレートなど「安心して落ち着ける場所」を用意してあげるのもいいですね。

柴犬は実は頑固で、デリケートな性格と言われています。散歩中、急にいやになり、「断固拒否して動かない！」という柴犬を見たことがあるのではないでしょうか。

我慢強いため多少のことには耐えられますが、我慢してストレスがたまった結果、爆発してしまうこともあるので、なるべくストレスを溜め込まないようにしてあげたいですね。

主人以外にはあまり懐かないと言われている日本犬ですが、特に柴犬の中には人懐っこい犬も少なくありません。

「すこし無愛想でカタブツ、あまりしっぽも振らない…」などのイメージがありますが、最近では洋犬のようにフレンドリーな柴犬も増えています。

飼育環境や小さい頃からの経験によっても、性格は変わってくると言われます。

柴犬に限らず、日本犬は小さい子供が苦手な傾向があります。

子供は基本的にうるさく、マイペースにどんどん向かってきます。柴犬は警戒して攻撃してしまうなど、危険な行動に出る可能性があります。

散歩中や公園などでは、子供が犬を見つけて急に走って近寄ってくることがあり、その前に親が止めてくれればいいのですが、そうとも限りません。

トラブルや事故を回避するため、小さい子供たちとの接触には十分に気をつけましょう。

柴犬の平均寿命は12〜15歳です。犬全体に言えることですが、犬の健康が第一です。

人間も動物も、不摂生や不健康は万病のもとです。健康でいられるように飼い主さんが気をつけ、室内飼いをするなどして、寿命を伸ばしてあげることが必要です。

柴犬は犬種特有の遺伝性疾患なども少なく、ほかの犬種に比べて比較的長生きと言われています。

ペット保険のアニコム損害保険による犬種別の平均寿命では、柴犬は14.5歳で4位にランクイン。ミックス犬を除けば、柴犬以外で10位以内にランクインしているのは小型犬です。

小型犬は大型犬よりも長生きする傾向があります。柴犬も厳密には小型犬に分類されますが、このサイズの犬では比較的長生きであると言えますね。