盲導犬訓練士の給料は？盲導犬訓練士になる方法と仕事内容もご紹介

盲導犬訓練士とは盲導犬の訓練だけではなく、目が不自由な人の心理や状態についても把握しているエキスパートのことです。

盲導犬歩行指導員とは、目の不自由な方に、盲導犬と一緒に安全に歩行してもらうための指導をする人のことです。視覚障害者のことを心理学などの面からもよく理解していて、適切な指導ができなくてはなりません。

盲導犬歩行指導員も盲導犬の訓練をするので、盲導犬訓練士として認められています。

盲導犬訓練士とは、盲導犬歩行指導員になるために全段階の位置にいる方で、盲導犬訓練士という国家資格自体はありません。

現在、国家公安委員会から指定された盲導犬の育成団体は全国に11団体と14施設あります。

そのうちの認定NPO法人全国盲導犬施設連合会に加盟している8団体で認められた人が、盲導犬訓練士として必要な知識と資格があると、団体・社会的に認められています。

個別団体で認められるケースもあります。

それでは、実際に盲導犬訓練士になった場合の給料について見ていきましょう。

盲導犬訓練士の給料は一般的な事務系の仕事と同じような額になります。盲導犬訓練士の給料は高学とはいえない金額です。

本当に犬が好きで、視覚障害者の人たちのために社会に役立てる仕事に就きたい人がなる職業です。

どうしてもお給料を値上げして欲しいと考えている人は、転職や副業なども視野に入れながら、盲導犬訓練士を目指すとよいでしょう。

盲導犬訓練士の平均月収は約20万円といわれています。

ここから税金などが引かれますので、手取りは約17万円ぐらいと考えられます。勤務先によりますが、初任給は約14万円といわれています。

盲導犬訓練士は動物を相手にしている仕事なので、朝は6時から夕方は4時30分までなど、たいへんに過酷な業務となります。

盲導犬歩行指導員になるための修業の場と考え、お金のことは二の次で仕事をする必要があります。

盲導犬訓練士の平均年収は、約250万円～325万円といわれています。

もう少し給料を上げて欲しいという声が多いようですが、盲導犬訓練士は視覚障害者の方にスムーズに盲導犬と歩いていただくための工夫が必要な職種です。経験がものをいう職業ですから、なかなか思ったような給料にならない現実があります。

盲導犬訓練士は全国でも需要が少なく、狭き門となっている職業です。所属する団体などによって給与に違いがあります。

盲導犬訓練士になってから徐々に年代を追うごとにお給料は、20代が約6万～17万円前後・30代が約20万円～24万円前後・40代が25万円～30万前後だといわれています。

盲導犬訓練士になり、役職や仕事に対するスキルが上がることでお給料も上がっていきます。しかし、給料は年功序列という形を取っている職場が多いです。

盲導犬訓練士の主な仕事4つをご紹介していきます。

盲導犬訓練士の仕事は、盲導犬の訓練はもちろんのこと、犬に関する全部の世話も行わなければいけなくなってきます。犬が好きでなければできない仕事です。

また、視覚障害者の方との関わりに関するいろいろな業務も必要となってきます。盲導犬ユーザーのニーズにしっかりと応えられるように、常に勉強する姿勢と向上心が必要です。

報告書を書くための事務仕事もあります。

盲導犬訓練士は盲導犬をしっかりと訓練して、ユーザーの手助けができる犬を育てるという重要な仕事があります。

盲導犬訓練士は、犬に人と歩くためのあらゆる障害や交通、誘導を教えむという重要な仕事があります。

盲導犬になる犬は、盲導犬の素養がある両親から生まれた犬です。親兄弟と一緒に2か月ほど過ごしたあと、パピーウォーカーと呼ばれるボランティアの家で育てられ、盲導犬訓練士のもとで訓練がはじまります。