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メチレンブルーの正しい使い方|薬浴期間中の餌の与え方や水換え方法を紹介

更新日:2024年01月24日

メチレンブルーといった言葉を耳にしたことはあるでしょうか。メチレンブルーは、主に魚の病気を治す際に使用します。本記事では、メチレンブルーの使用方法や注意点を紹介します。メチレンブルーを使用する方は、ぜひこの記事をチェックしてください。

メチレンブルーの正しい使い方|薬浴期間中の餌の与え方や水換え方法を紹介
メチレンブルーの効果は約1週間になります。

5~7日経つと色素が薄くなってきます。色が薄くなるという事は効果もなくなってくると覚えておくと良いでしょう。様子を見ながら病気が治っている際には、水槽から出して元の水槽に戻してあげましょう。

メチレンブルーを使用する際の注意点



メチレンブルーを使用する際には、注意する点がいくつもあります。例えば、メチレンブルーを使用することで、水槽内のバクテリアが死滅してしまいます。

バクテリアは、水槽内のフンや餌の食べ残しを有害なものから無害へと変えてくれます。そのためバクテリアがいないと住めない環境になるので、こまめな水換えを行いましょう。

ここでは、上記の内容に加えて5つの注意点を紹介します。

日光に当てない

メチレンブルーは、投薬後の水槽に日光のような強い光が当たると、メチレンブルーの分解が促進されてしまいます。そのため薬効期間が短くなる恐れがあります。

メチレンブルーを投薬した水槽は、なるべく日光の当たらないような場所での管理をしましょう。またできるだけ暗い場所だと、投薬の影響がわかりやすいです。

水換えを頻回にする

メチレンブルーを使用するとバクテリアが死んでしまい、水質が悪化しやすくなります。

水質が悪化すると、さらに病気にかかりやすくなる恐れがあります。水質の悪化を防ぐため、水換えの頻度を多めにしましょう。

また餌の食べ残しも水質悪化の原因となるので、餌の食べ残しがある場合には餌のみを取り出し、水を少し足してください。

メチレンブルーの使用中は水草を取り除く

メチレンブルーは、水草を枯らしてしまう効果が含まれています。メチレンブルーを使用する際には、水草を別の水槽やバケツに移動しましょう。

ただし、別の水槽でメチレンブルーによって薬浴している場合は、水草などがない状態ですのでそのままでもよいでしょう。

フィルターは取り出しておく

普段使用している水槽にメチレンブルーを入れ薬浴する場合には、活性炭などのフィルターは取り除きましょう。フィルターを取り除かないまま薬浴すると、バクテリアが死んでしまって水質が悪化し、他の病気になりやすくなります。

塩水浴との併用について

メチレンブルーは、塩水浴との併用が可能です。塩水浴と併用することで、魚の病気の治療に効果的になります。そのためメチレンブルーを使用し、薬浴のみで症状が改善しない場合には塩を少し入れ、塩水浴と併用して使い方を工夫するのが良いでしょう。

そして5~7日ほど様子を見ましょう。

治療中の餌はどうするの?

薬浴をしている場合の餌は、与えずに飼育するのが良いでしょう。

餌を少なくすることによって食べ残しを減らすことができ、水質の悪化を防ぐことができます。また餌を食べないことで消化するために体力を使わないため、自然治癒力が高まる可能性があります。

もし、魚が餌を食べずに痩せているようであれば、様子を見ながら餌を与えましょう。

真水に戻すときの水換え方法

病気の症状が良くなってきたら薬浴を終了し、水換えする場合は真水に少しずつ戻しましょう。注意点として、いきなりすべてを真水に戻すのはやめましょう。水をすべて換えてしまうと魚がストレスを感じてしまいます。

ストレスによって、病気の再発や別の病気になる可能性があるため1週間に1度、水槽の半分の水換えをしましょう。水替えの回数を分けることで、徐々に薬が抜けていきます。約1ヶ月で真水へと戻すことが可能です。

メチレンブルーの保存方法

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初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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