猫と旅行はこれで完璧！猫と旅行する際の注意点やマナー紹介

猫を飼っている方の多くは、愛猫のことを単なる愛玩動物としてではなく大切な家族の一員として考えていることでしょう。

だからこそ、「猫と旅行に行きたい！」という飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし、犬と泊まれるホテルや旅館についてはよく見聞きしますが、猫と旅行ができる施設については犬ほど情報量が多くありません。

ここではまず、猫と旅行ができるのかどうかについて基本情報をおさえておきましょう。

結論から言うと、猫と旅行をするのは不可能ではありませんが、そもそも猫は旅行向きのペットではありません。

というのも、猫は犬のように外で一緒に散歩をして遊ぶことができないため、旅行先に連れて行ったところで滞在先のホテルや旅館の部屋から出してあげることができないからです。

「せっかくだから外の空気を吸わせてあげたい」と思っても、猫を外に連れて行くと脱走のリスクがあります。

旅行先で猫がどこかに逃げてしまい見つからなくなってしまったという可能性もゼロではありません。

一般的に、猫はケージに入れられた状態で飛行機や新幹線に乗せられると心身ともに大きなストレスを受けます。

長時間の移動を強いて慣れない宿泊先に連れて行くよりも、猫と旅行するのを諦めて、旅行時にはお留守番をさせたり預けたりするのが安全だと言えるでしょう。

1～2泊程度の短期間ならば、自動給餌・給水機などを利用すれば猫だけをお留守番させても問題ありません。

長期の旅行になる場合には、ペットホテルに預けるか信頼できる友人や知人に預かってもらうのがよいでしょう。

一般論からすると猫は旅行向きのペットではなく、犬のように猫と旅行に行く飼い主さんが少ないのは事実です。

ですが、しようと思えば猫と旅行することは十分に可能です。猫と旅行をするためには、猫が移動時や旅先で快適に過ごせるように配慮したり、他の旅行客に迷惑をかけないようにマナーを守ることが必要でしょう。

猫と旅行する際の注意点や守るべきマナーをあらかじめチェックしておけば、愛猫と旅行を楽しむことができるはずです。

では、猫と旅行をするにあたってどのような点に気を付けるべきなのでしょうか。

以下では、猫と旅行する際に注意したいポイントを簡単にまとめているので、ぜひ旅行前に一度ご覧ください。

具体的には、移動中や宿泊先で猫が安心安全かつ快適に過ごせるような工夫に加えて、他の人に迷惑をかけないための配慮、そして慣れない旅行で猫の心身に負担をかけない体調面でのケアが必要になります。

ここからは、それぞれについて詳しくチェックしていきましょう。

猫と旅行に行く際の注意点としてまずご紹介したいのが、普段使っているトイレを持参するということです。

猫は犬のように、リードでつないで外でトイレをさせることができません。旅先の慣れない環境に加えて新しいトイレしかないと、猫はトイレを我慢したり失敗することがあります。

猫がいつも通りトイレができるように、普段使っているトイレを旅先に持っていきましょう。

折り畳みのケージを持参するというのも、猫を旅行に連れて行く際の注意点のひとつとして挙げられるでしょう。

大きくて折り畳みのできないケージだと何かと邪魔になり、荷物になって移動が大変になってしまいます。

その点折り畳みが可能なケージならば、使用しない時に持ち運びがずいぶんと楽になることでしょう。