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猫よけに重曹は使える?使う際の注意点と方法別の重曹の使い方を解説

更新日:2023年12月16日

悪臭の元になったり生ゴミなどを荒らされたりと、猫の被害に悩まされている人は毎日の生活が憂鬱になってしまいます。そんな生活から脱却するためになのが、重曹を使った猫よけです。今回は重曹を猫よけとして使う時のポイントや、注意点などをまとめてみました。

猫よけに重曹は使える?使う際の注意点と方法別の重曹の使い方を解説

粉のまま使う場合

猫の強い糞尿被害に悩まされている時は、重曹を粉のまま使用すると効果的です。

猫は穴を掘って糞をする習性があるので、対象となる場所は掘り返して土と重曹を混ぜるようにすると臭い消しができます。これは糞を片付けてから行ってください。

それ以外の場所は庭にまんべんなく重曹を撒いていきます。風がある日に行うと粉が舞いやすいのと、多めに量が必要になるのが難点です。粉の状態で使う時の量の目安は次のとおりです。
面積重曹
1平方メートル100g
2平方メートル200g
3平方メートル300g

重曹水として使う場合

糞尿被害が広範囲にある場合には、全体的に撒きやすいように重曹水にします。土に染み込みやすいので、気づくことができない埋もれている糞へも対処できます。

分量は以下のとおりですが、もし臭いがキツイようであれば濃度を濃くてもOKです。沈殿しやすいので、重曹水を作ってからすぐ撒くようにしてください。

雨が降ると効果が薄まってしまう可能性もあるため、実行するなら天気の良い日や雨上がりがです。
面積重曹
1平方メートル以下60g1L
1平方メートル72g1.6L
2平方メートル144g3.2L

重曹スプレーとして使う場合

玄関先やベランダなどに撒く程度なら、重曹スプレーが便利です。手軽に撒きやすくなりますが、効果としては粉の状態や重曹水に比べると弱くなります。

まずは糞を片付けて粉や重曹水で臭いを断ち切り、効果が現れてから重曹スプレーに切り替えると良いでしょう。

重曹を使用する量も比較的少量で済むため、経済的にも負担が少なくなります。
面積重曹
1平方メートル以下45g100ml
1平方メートル100g220ml
2平方メートル200g440ml

猫よけに重曹を使う際のポイント3つ

猫よけに重曹を使う時には、より効果的な方法やタイミングがあります。重曹の消臭効果は割と持続するため、こまめに撒く必要が無く3ヶ月に1度でも良いくらいです。

しかし天候や猫の行動によっては、撒くスパンが変わってくるので撒いた後の経過観察は欠かさないようにしましょう。

基本的に害の無いものですが、重曹を撒く時にはゴーグルなどをつけて目に入らないように気をつけてください。

重曹を使う際のポイント1:まんべんなく撒く

猫は自分の臭いをたどりながら、散策をする習性があるためルートが決まっています。また他の猫がマーキングしている場所には寄り付きません。

猫が散策する時に歩くルートから、外すためには徹底的に臭いを消すことが大切です。庭先の土を全て変えられるのが一番理想ですが、そうもいきません。

猫の糞尿、臭いを除去するために糞を取り除いてから「少し撒きすぎかな?」というくらいまんべんなく撒くことで効果が得られます。

重曹を使う際のポイント2:水はぬるま湯を使う

重曹水や重曹スプレーを作る時には、ぬるま湯を使うことがです。重曹が溶けやすくなるので、まんべんなく撒くことができます。

猫の糞は酸性なので重曹で臭いを抑えられますが、尿に関してはアルカリ性の成分も含まれています。可能であれば、漂白剤で尿を洗い流してから重曹水や重曹スプレーを撒くとより効果的です。

範囲が広ければ、スプレーの他にじょうろを使うと撒きやすくなります。

重曹を使う際のポイント3:雨が降りそうな日は使わない

重曹を猫よけとして使う時には、天気に考慮するのも大切です。効果が現れる前に、重曹が薄まってしまうため雨が降りそうな時は避けた方が良いでしょう。

また風が強い日も、粉が舞い散ってしまい効果が薄れてしまうのでNGです。雨上がりや天気の良い日に重曹を撒けば、より効果が期待できます。

せっかく行うのなら、より効果が現れる方法を確認してから実践することがです♪

重曹以外で猫よけする方法3つ

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初回公開日:2019年08月15日

記載されている内容は2019年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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