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猫のマーキングの防止方法・しつけ方法・対処方法|消臭剤

更新日:2024年09月29日

室内で猫を飼っている方の中には、おしっこをかけるマーキング行為に悩まされている方もいるのではないでしょうか。今回は猫のマーキング行為について原因や対処法をいくつかご紹介します。また、有効な消臭剤の作り方もご紹介しています。

猫のマーキングの防止方法・しつけ方法・対処方法|消臭剤
次にマーキング行為をされたときのことを場面別で考えます。今回は、室内猫に布団にマーキングをされた場合と野良猫に車やバイクにマーキングをされた場合の原因や対処法をご紹介しましょう。

布団

猫が布団にマーキング行為をすることもあります。考えられるのはトイレが不潔な場合や縄張りからの不安からのストレスなどです。また尿石症などの病気の場合トイレでしようとすると痛いので布団でしてしまう場合もあります。

病気の場合はお医者さんに見せなければいけませんが、それ以外ならトイレを清潔にしたり、引っ越しや模様替えをした場合には猫がストレスを感じていないか気を配ってみてはいかがでしょうか。

駐車場などに車を停めている場合に野良猫にマーキングされることもあるでしょう。車を停めていた場合、おしっこをかけられた跡があったりバイクだとサドルの部分で爪とぎされた跡があったりマーキング行為をされる場合もあります。

野良猫によるマーキング行為は縄張りや発情期が原因だと考えられます。このような場合は上記に挙げた対処は有効ではないため猫が嫌いな柑橘系などの芳香剤を置いたり、猫が嫌がるものを置いて車に近づくことのないようにしましょう。

メス・オス別のマーキングはいつから?

子猫のころからマーキングは行われる?

体や頭をこすりつけるマーキングは子猫の頃から行われます。一方、尿によるマーキングは、猫の体が発達する8か月程度からといわれています。そのころあたりから発情期のアピールなどの尿によるマーキングが行われるようになります。

性行動としてのマーキングになるため、時期によってはしません。発情期の春に多く見られますが、雄猫は周りに雌猫がいない場合は発情しない場合もあります。マーキング行為をするのは雄のほうがよく耳にしますが雌も発情中にはマーキング行為をすることがあるのです。ほとんどの場合は雄と同じように避妊手術をすることで治まります。

しかし、発情期以外にも飼育環境やストレス、病気の可能性もありますので原因と対処法については注意が必要です。

消臭剤

ミョウバン水が使える?

におい消しとして好評なのがミョウバン水です。

なぜミョウバンが好評なのか、それは優れた殺菌効果にあります。ミョウバンは水に溶けると酸性になり、においのもととなる原因となる雑菌を分解して菌の繁殖を抑え、においを抑えてくれる効果があります。

また、焼きミョウバンと水道水だけで作ることができるため比較的お金もかからずに済むということで評判が良いです。におい消しとして使うことができるため、もちろんペットの消臭剤としても利用することができます。
作り方は簡単です。まず、焼きミョウバン30gとペットボトルを用意します。ミョウバン30gに対して水道水を1L入れてよく混ぜます。そのまま冷暗所で1日~3日放置し透明になったら完成です。利用する際はこれをさらに10~30倍に薄めて使います。ペットの消臭剤としてだけでなくニキビ予防や水虫の予防にも利用できるので興味があったらぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

猫のことをよく知ろう

今回は猫のマーキング行為の原因や対処法についてご紹介しました。室内で猫を飼っている方でマーキングに悩まされている方も多いでしょう。その原因としては発情期や縄張り、若しくはストレスや病気といったものが考えられます。

マーキングをされた場合には闇雲に叱ったりせずにその原因を飼い主さんがきちんと理解したうえで対処することが重要です。発情期が原因なのであれば去勢や避妊を、ストレスに心当たりがある場合はそれなりの対処を行うなど猫の気持ちを考えて対処していきましょう。

何度も同じ場所にマーキングをされて気が滅入ってしまうのもわかりますが、そんな時こそどうしてマーキングをするのか、猫の気持ちになって考えてみてはいかがでしょうか。今回の記事が読者の皆様のお役に立てれば幸いです。

初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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