秋田犬の長毛って珍しい？秋田犬の毛色の種類と正しい購入方法

日本を代表する秋田犬は、ふさふさの毛並みと大きな身体が特徴です。「ザキトワ」選手が秋田犬を飼い始めたことから、話題を集め、秋田犬のは高くなってきています。

秋田犬は大型犬ですが、他にはどんな特徴があるんでしょうか。秋田犬の性格、体重や体格、平均寿命、販売価格など、秋田犬の特徴について見ていきます。

秋田犬の性格は、日本犬の性格そのものです。飼い主に対して忠誠心が高く、従順な性格を持っています。

秋田犬は頭が良く、とても利口です。飼い主の言葉をきちんと理解することができ、教えられたことはしっかりと覚えることができます。

飼い主と認めた人に対しては忠誠心を見せますが、飼い主や家族以外に懐くことはほとんどありません。警戒心が強いので、番犬としても活躍してくれます。

危険を感じると他人や他の犬に対し、攻撃を加えることがあります。そのため、しつけはきちんとしないといけません。

秋田犬は、日本犬の中で唯一の大型犬です。標準体重は約38～50㎏、体の大きさは約61～67㎝です。

JKCの規定では、オスの体高は67㎝、メスの体高は61㎝となっています。生後2ヶ月で、秋田犬の体重は5㎏前後になります。

小型犬は成犬になっても5㎏にいかないので、秋田犬がいかに大きいのか分るでしょう。秋田犬は腰高でがっしりとした体格で、足が長いです。

大型犬なので体力があり、骨格は頑丈に作られています。首や腰は幅広く、背中は水平になっています。

秋田犬の平均寿命は、10～13歳と言われています。大型犬の平均寿命と大差はありません。

小型犬の寿命は15年以上なので、秋田犬の寿命は短いと感じるでしょう。大型犬は身体が大きい分、寿命が短くなる傾向にあるので、これは仕方ないことです。

昔は、大型犬は外で飼うのが一般的でした。しかし、最近は大型犬も室内で飼う人が増えています。

そのため、平均寿命は10～13歳ですが、それよりも長生きする秋田犬もいます。医療技術や飼育環境は年々変わっていっているので、秋田犬の平均寿命も長くなってきています。

秋田犬の販売価格は、6万円～12万円程度です。相場価格は10万円程度で、血統や毛の長さなどで値段が変わります。

親犬の血統が良い秋田犬や、容姿の良い秋田犬は高額です。20万円以上で取引される秋田犬もいます。

秋田犬は短毛種ですが、まれに長毛種も生まれます。長毛種はスタンダートから外れるため、比較的安い値段で取引され、数万円程度で購入することができます。

秋田犬の毛色は4色ありますが、毛色で値段は変わることはありません。

秋田犬は日本原産の大型犬で、昔から生息していました。しかし、犬種として認められたのは1900年代に入ってからです。

秋田犬の祖先はマタギ犬の「大館犬」で、秋田県大館市で飼育されていました。闘犬として使われていた時期があり、大館犬と洋犬を交配させて誕生したのが秋田犬です。

闘犬が禁止になり、秋田犬の存続を望む人たちによって秋田犬の標準が決められることになります。最初は天然記念物として認められませんでしたが、1931年にようやく天然記念物として認めてもらうことができました。

秋田犬の毛色は4色あり、赤毛、虎毛、胡麻毛、白毛に分かれます。JKCの基準では、白毛以外の毛色は「裏白」でないといけません。

裏白は、お腹やあごの下など、体の下を向いている部分が白いことを指します。手足の先も白くないとだめです。

赤毛は秋田犬のスタンダートな毛色ですが、愛好家からがあるのは虎毛です。

秋田犬の毛色の中では定番の毛色で、赤みがかった茶色をしています。赤毛の色は、濃い色から薄い色まで、いろいろです。

耳の内側や額から口まわり、お腹などが白い裏白が理想とされています。ロシアの「プーチン」大統領や「ザキトワ」選手が飼っている秋田犬も赤毛です。

成長過程で、赤毛の色が薄くなったり、赤毛と裏白の割合が変化することもあります。赤毛はベーシックな毛色なので、販売価格は相場と変わりません。

オス犬の方が少し、販売価格が高くなる傾向があります。