初心者でも簡単!カタツムリの飼い方|餌/土/冬眠/赤ちゃん
更新日:2024年08月06日
カタツムリの飼い方
雨上がりの庭先や公園でカタツムリに出会うことがあります。でんでんむしむしの童謡でもおなじみのカタツムリですが、飼育することもできます。実はカタツムリの飼育は意外と簡単で、日頃忙しい方でもじっくりと飼育を楽しむことが可能です。今回はカタツムリの基本的な飼い方と飼う時のコツを紹介していきます。
準備が簡単
生き物を飼うということで、身構えていろいろなものを揃えたくなりがちですが、カタツムリを飼うための道具は簡単に準備できるものばかりです。昆虫むけのプラスチックの飼育ケースに土を少し入れるだけで大丈夫です。
土は無くても問題ありませんが、カタツムリに自然に近い環境を整える目的のためにも木の枝や大きめの葉、小石などを入れておきましょう。飼育ケースの見た目もよくなるのでおすすめです。
土は無くても問題ありませんが、カタツムリに自然に近い環境を整える目的のためにも木の枝や大きめの葉、小石などを入れておきましょう。飼育ケースの見た目もよくなるのでおすすめです。
餌
カタツムリにも個性があり、好みがあるため実際に数種類の餌をあげて食いつきを観察し、食いつきのいい餌を与えましょう。
ちなみに、梅雨にアジサイの葉の裏に居るイメージが強いカタツムリですが、アジサイの葉を食べることはありません。飼育ケースの飾りには問題ありませんが、餌は野菜をあげましょう。
カタツムリの餌には卵のカラもおすすめです。細かく砕いて入れてあげても良いですが、カタツムリには歯があるため、大きいカラのままでもしっかりと噛みます。
ちなみに、梅雨にアジサイの葉の裏に居るイメージが強いカタツムリですが、アジサイの葉を食べることはありません。飼育ケースの飾りには問題ありませんが、餌は野菜をあげましょう。
カタツムリの餌には卵のカラもおすすめです。細かく砕いて入れてあげても良いですが、カタツムリには歯があるため、大きいカラのままでもしっかりと噛みます。
土
飼育ケースに土を入れても入れなくてもカタツムリの飼育には問題ありません。土を敷かないほうが飼育ケースの清掃は容易に行えます。
しかし、寒い時期などは、プラスチックケースだけではカタツムリにとって過酷な環境になるため、冷え込む時期だけでも土を敷いてあげると良いでしょう。寒い時期のカタツムリは活発に活動しないため、飼育ケースの掃除も間隔を開けることができます。
植木鉢の下に敷く受け皿に土を入れて、飼育ケースに入れても掃除が楽になるためおすすめです。ボレー粉などでカルシウム補給をおこなう場合は皿の土に混ぜて置けば簡単でしょう。
しかし、寒い時期などは、プラスチックケースだけではカタツムリにとって過酷な環境になるため、冷え込む時期だけでも土を敷いてあげると良いでしょう。寒い時期のカタツムリは活発に活動しないため、飼育ケースの掃除も間隔を開けることができます。
植木鉢の下に敷く受け皿に土を入れて、飼育ケースに入れても掃除が楽になるためおすすめです。ボレー粉などでカルシウム補給をおこなう場合は皿の土に混ぜて置けば簡単でしょう。
水
水分の補給は、霧吹きを用いて飼育ケースの中に数回吹き付け、壁面に水滴ができる程度にしましょう。
飼育ケースの底に水たまりができるほどの量はあげ過ぎです。「土が乾いていたら霧吹きをする」と覚えておきましょう。霧吹きのタイミングは1日数回程度がおすすめです。土が湿る程度の量を心掛けてください。
飼育ケースの底に水たまりができるほどの量はあげ過ぎです。「土が乾いていたら霧吹きをする」と覚えておきましょう。霧吹きのタイミングは1日数回程度がおすすめです。土が湿る程度の量を心掛けてください。
寄生虫ロイコクロリディウム
自然の生き物には寄生虫の心配がつきものですが、カタツムリも例外ではありません。カタツムリに寄生する虫もさまざまな種類がありますが、もっとも危険で人体にも影響を及ぼす可能性を指摘されているのがロイコクロリディウムです。
成体は鳥に寄生して媒介する寄生虫ですが、ロイコクロリディウムに寄生された鳥の糞に卵として潜伏し、その糞を食べたカタツムリの中で幼虫時代を過ごします。
ロイコクロリディウムに寄生されているカタツムリは、寄生されていないカタツムリに比べて動きもおかしく、触覚に寄生虫が見え隠れするため人の目でもわかりやすいです。飼育目的でカタツムリを見つけた場合、おかしな動きをしないかじっくり観察してから捕まえましょう。カタツムリに素手で触った後はしっかり手を洗うことが大切です。
成体は鳥に寄生して媒介する寄生虫ですが、ロイコクロリディウムに寄生された鳥の糞に卵として潜伏し、その糞を食べたカタツムリの中で幼虫時代を過ごします。
ロイコクロリディウムに寄生されているカタツムリは、寄生されていないカタツムリに比べて動きもおかしく、触覚に寄生虫が見え隠れするため人の目でもわかりやすいです。飼育目的でカタツムリを見つけた場合、おかしな動きをしないかじっくり観察してから捕まえましょう。カタツムリに素手で触った後はしっかり手を洗うことが大切です。
掃除
カタツムリはきれい好きなので、なるべく清潔な環境を提供することが重要です。カタツムリの飼育数にもよりますが、飼育ケースの中が汚れてきたらケースを水で丸洗いしましょう。カタツムリが這うため、ケースの中は目に見えないヌルヌルで汚れています。
水で洗うだけではなく、飼育ケース専用のスポンジなどで汚れをこすり取るように洗いましょう。土を入れている場合は、土も取り換えてください。餌などの食べ残しはカタツムリの様子をみて入れ替えましょう。
水で洗うだけではなく、飼育ケース専用のスポンジなどで汚れをこすり取るように洗いましょう。土を入れている場合は、土も取り換えてください。餌などの食べ残しはカタツムリの様子をみて入れ替えましょう。
季節別のカタツムリの飼い方の注意点
カタツムリの世話は比較的簡単です。カタツムリを飼うにあたり、季節ごとに気を付けるべきポイントがあるので順を追って説明していきます。季節に合った世話をすることがカタツムリにとって快適な環境を提供することにつながり、長い飼育が可能となります。
初回公開日:2017年11月01日
記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。