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オオカミはペットにできるのか|似ている狼犬の値段についても紹介

更新日:2024年08月16日

オオカミを飼ってみたいと感じる人もいることでしょう。この記事では、オオカミをペットにすることが可能なのかどうか説明するとともに、オオカミによく似た狼犬の特徴や購入する際の値段についても紹介しています。オオカミや狼犬に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。

オオカミはペットにできるのか|似ている狼犬の値段についても紹介
「オオカミをペットとして飼うことはできるの?」
「オオカミってどんな生き物なの?」
「オオカミに似た種類の犬はいる?」
精悍な顔つきをしたオオカミに興味があるけれど、オオカミのことについてはあまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか。

本記事では、オオカミをペットにできるのかどうかについて解説するとともに、オオカミの生態やオオカミに似ている狼犬についても紹介しています。

この記事を読むことで、オオカミや狼犬がどんな生き物なのか理解することができ、オオカミや狼犬に対してさらに興味が湧いてきて、彼らのことをより好きになることでしょう。

ペットを飼いたいと考えている人や、オオカミについて深く知りたいという人は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

オオカミはペットにできる?

オオカミはペットにできるのか|似ている狼犬の値段についても紹介
オオカミをペットとして飼ってみたいと考えている人もいるでしょうが、実際にオオカミをペットにすることは可能なのでしょうか。

残念ながら、オオカミをペットにすることはできません。環境省は人に危害を加える恐れのある危険な動物を特定動物として定め、2020年6月1日から特定動物を愛玩目的で飼うことは禁止されています。動物園や研究施設などでは飼育できますが、その場合も許可が必要となります。

オオカミは特定動物に指定されています。よって、法律で禁止されているためオオカミをペットとして飼うことはできません。

出典・参照:特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可について|環境省

オオカミとはどんな生き物?

オオカミをペットにはできないことを説明しました。

そんなオオカミですが、どんな生き物なのでしょうか。オオカミの特徴について紹介します。

オオカミの体重や大きさについて

オオカミは現生するイヌ科の生き物の中では最大で、その大きさは体長100~160cm、肩までの高さ60~90cm、体重25~50kgになります。その大きさには地域差があり、一般的に高緯度に生息する種類ほど大きくなっていきます。

1930年代にはアラスカで体重が79kg以上にもなる個体が確認されています。2010年代にカナダで捕獲された個体は、それをさらに上回る80kg以上を記録しました。

見た目は犬によく似ていますが、ほかのイヌ科の動物と比べると胴体が短く、尾が長いです。毛色は黒色、茶色、灰色、白色などが混ざったような色をしています。

オオカミの生態ついて

オオカミはユーラシア大陸や北アメリカ大陸などに生息しているイヌ属の哺乳類です。

オオカミは数頭ほどの群れを作って生活し、さらにその群れはなわばりを持ちます。群れは雌雄のペアを中心に、その兄弟や子どもなどの血縁関係にある個体で形成されていることが多いです。

オオカミは肉食で、ウサギなどの小動物やシカ、ヤギ、ヒツジなどを食べます。狩りをするときはペアで行動することが多く、病気を持っている個体や高齢あるいは幼い個体などの比較的弱い個体を狙います。

オオカミの特徴的な遠吠えは、彼らのコミュニケーションの1つです。群れの仲間との連絡、なわばりの主張などが遠吠えの目的とされています。

オオカミの寿命ついて

オオカミの寿命は野生では10年弱、飼育下では15年ほどになります。ときに、それ以上長生きする個体もいます。野生では10年以上生きる個体も確認されていますし、動物園では20年生きたという記録もあるくらいです。

一方で、野生化では幼くして命を落としてしまうこともあります。自分よりも体の大きな動物と対峙した際に、致命傷を負ってしまうことがあるからです。

オオカミの種類ついて

オオカミには様々な種類が存在します。一般的にオオカミと呼ばれているのは、タイリクオオカミのことです。ハイイロオオカミとも言います。タイリクオオカミは最も広く生息している種類です。

タイリクオオカミには複数の亜種が確認されており、ツンドラオオカミ、ホッキョクオオカミ、ヨーロッパオオカミなどがいます。

ツンドラオオカミはユーラシア大陸北部のツンドラ地域に生息しています。ツンドラとは、地下に永久凍土が広がっている地域のことです。ツンドラオオカミはタイリクオオカミの亜種の中では大きな体をしています。

ホッキョクオオカミは北極圏に分布している種類です。具体的には、グリーンランドやカナダの北部などを生息地としています。ほかの種類と比べると小さめで、白い毛並みをしているのが特徴的です。

ヨーロッパオオカミはユーラシア大陸に広く分布しています。その範囲はヨーロッパから中国にまで及んでいます。体の色は黒色、茶色、黄色、白色などで構成されています。

絶滅したニホンオオカミとは?

オオカミの特徴や種類について見てきましたが、日本には野生のオオカミはいないのでしょうか。

かつて日本にもニホンオオカミという種類のオオカミがいました。しかし、ニホンオオカミは1900年代の始めに絶滅したとされています。

ニホンオオカミの体長は95~114cm、肩までの高さは55cm、体重は15kgほどと、他の地域のオオカミと比べると小柄な体格をしていました。その大きさは中型の日本犬ほどですが、身体能力は日本犬よりも優れています。

ニホンオオカミの絶滅の原因は、狂犬病などの伝染病、それに伴う人為的な駆除、環境の変化といった複合的なものとされます。

興味深いことに、ニホンオオカミは絶滅したとされてからも、ニホンオオカミのような生き物の目撃情報がたびたび寄せられています。それらが本当にニホンオオカミだったのかどうか、専門家の中でも意見が割れ、議論になることもありました。

オオカミに似ている狼犬はどんな生き物?

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初回公開日:2022年12月01日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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