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ホームセンターなどで買える金魚の種類や値段|飼育のポイントも紹介

更新日:2024年03月01日

どんな種類の金魚が、どのくらいの値段で購入できるかご存じでしょうか?この記事では、販売されている金魚の種類や値段の目安、飼育するのに必要な設備やポイントもあわせて紹介します。これから金魚を飼おうとしている人はチェックしてみてください。

ホームセンターなどで買える金魚の種類や値段|飼育のポイントも紹介
「金魚を飼いたいけど、どんな種類がいるんだろう?」
「ホームセンターで売っている金魚の値段はいくらくらいなの?」
金魚はわたしたち日本人にとってなじみの深い生き物で、ペットとして自宅で飼ったことがある人もいるでしょう。

生活に身近なホームセンターでも金魚は販売されていますが、どんな種類の金魚がいるのでしょうか。また、ホームセンターで購入する場合はどのくらいの値段なのか気になる人もいるでしょう。

この記事ではホームセンターなどで買える金魚の種類と、値段の目安、金魚を飼うのに必要なものや飼育のポイントを紹介します。

販売している金魚の種類や価格相場を知ることで、自分にぴったりの金魚を見つけられるでしょう。飼育のポイントも紹介するため、実際に飼うときも困ることなく金魚を迎える準備ができるようになります。

これから金魚を飼いたいと思っている人はぜひチェックしてみてください。

「金魚」の生態

金魚は誰しもが見たことがある魚ですが、くわしい生態までは知らないという人もいるでしょう。ホームセンターなどで購入できたり、お祭りでもらってきたりと、金魚はとても身近な観賞魚です。飼育することになった場合は、生態について知っておくことがなによりも大切です。

ここからは、飼い始める前に知っておきたい金魚の生態をくわしく解説していきます。

体の特徴や寿命の目安

金魚は赤色だというイメージが強いですが、品種や個体によってさまざまな体色になります。金魚の体色を決める色素細胞は、「赤色・黄色・黒色・白色・虹色」の5種類です。金魚の体色は遺伝的要素で決まることが主ですが、金魚が口にするエサによっても体色は変わってきます。

本来金魚は自分で赤色の色素細胞を作り出せません。カロチノイドなどの色素を含んだエサを食べることにより、赤色や黄色の体色を保っているのです。

金魚はおよそ10年以上生きると言われ、うまく飼育できれば15年~20年くらい生きることもある魚です。長生きする魚ですが、飼育環境や個体によって差が出てきます。長くかわいがってあげるために、飼育環境を適切に整えてあげるといいでしょう。

性格

金魚は基本的に温和な性格です。違う種であってもおなじ水槽で飼うこともでき、激しいケンカはほとんどありません。

ですが、個体差や体格差によっては追いかけたりつついたりすることもあります。動きの速さの違いは金魚にとってストレスになることが多いため、体格差の大きい金魚同士の混泳は避けたほうがいいでしょう。

おなじ水槽で何匹か飼うのであれば、普段泳いでいるときやエサを食べに来るときの様子を見て、いじめられていないかチェックしてあげましょう。

歴史

金魚は、野生で特別変異したフナの交配を重ねることで生まれた観賞魚です。そのため、自然界に野生の金魚は存在しません。

金魚のルーツは中国に生息するギベリオブナで、金魚は今からおよそ500年前に日本に渡ってきました。江戸時代のころに観賞魚として広まり、昔から多くの人に愛されてきた魚です。現在、品種の数は100種を超えると言われており、日本で作られた種も多くいます。

品種改良によって多くの種が生まれ、ヒレの形や模様、色、大きさなど、さまざまな見た目の金魚が存在します。

産卵や繁殖

金魚は水草などに一度に500個以上の卵を産みつけ、繁殖していきます。産卵する時期になると、オスがメスを追いかけたり、おなかをつついたりする様子が見られるでしょう。

産卵行動は、水温が18~25℃である春や秋の時期に起こります。ただし、水温を一定の温度にして飼っている場合は産卵が起こりにくいことがあります。温度変化によって産卵行動が起こるため、水槽の水を替えたときの水温の変化によって産卵行動が始まることもあるようです。

産卵した卵は親が食べてしまうことが多く、稚魚として孵ったとしても親に食べられてしまいます。卵から孵して育てたい場合は、卵を別の水槽に移して育てるようにしましょう。

ホームセンターなどで買える金魚の種類と値段の目安

ホームセンターなどで買える金魚の種類や値段|飼育のポイントも紹介
日本人になじみのある金魚の入手方法は、お祭りなどの金魚すくいでしょう。ですが、金魚は身近なホームセンターなどでも比較的手ごろな値段で購入できます。ほかにも、養魚所や金魚専門店、熱帯魚ショップでも金魚の取り扱いがあります。

流通量が多い和金やデメキンは、リーズナブルな値段で売られています。琉金やランチュウは体長がおよそ10cmを超えると、値段が大幅に上がってきます。オランダタイプの金魚は恰幅のいい身体が特徴的で、大型であるほど高値です。
金魚の種類値段の目安
和金100~15000円
琉金400~24800円
ランチュウ400~50000円
デメキン500~3000円
オランダ500~57200円

金魚の値段が上がる理由

値段は流通量に大きく左右されます。繁殖や育成がしやすかったり、海外からの輸入が容易な種は比較的安価です。

逆に、繁殖させたり成魚まで大きく育てることが難しい品種や、専用の設備が必要な品種は高値で取引されます。つまり、飼育の難易度も値段に影響すると言えるでしょう。

金魚を大きく美しく育てることは簡単ではありません。育てやすい和金という種類でも、品評会などに出すには手間をかけて育てられています。そのため、完成された成魚は幼魚や稚魚よりも高値で売られるのです。

金魚を飼育するときに必要なもの

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初回公開日:2022年12月10日

記載されている内容は2022年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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