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アベニーパファーが餌を食べない原因とは?予防策や対処法も紹介

更新日:2024年02月28日

アベニーパファーはストレスにより餌を食べない拒食状態になることがあります。このような状態になったときには早めに対処することが大切です。本記事ではアベニーパファーが餌を食べない原因や予防策、対処方法を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

アベニーパファーが餌を食べない原因とは?予防策や対処法も紹介
「アベニーパファーはどんな生き物?」
「餌を食べないけれどどうすれば良い?」
「アベニーパファーが拒食になる前の予防法はある?」
このようにアベニーパファーの拒食が気になる人も多いのではないでしょうか。ふっくらとしたフォルムが可愛らしいアベニーパファーが痩せ細っていくのは、心が痛みます。

本記事ではアベニーパファーが餌を食べないときに考えられる原因を解説しています。原因を知ることで対処方法や予防方法が見つかりやすくなるでしょう。

合わせてアベニーパファーが拒食にならないための予防策も紹介しているため、迎え入れる準備をするときにも役立ちます。また餌を食べない個体がいるときの対処方法も、ポイントとしてまとめています。

アベニーパファーの拒食に悩んでいる人、これから飼育を考えている人はチェックしてみてください。

アベニーパファーが餌を食べない原因

アベニーパファーが餌を食べない原因とは?予防策や対処法も紹介
繊細な性格をしているアベニーパファーは、様々な原因により餌を食べなくなる拒食状態に陥ります。拒食状態になると、健康的な体に戻すのに時間がかかってしまうため早めに原因を知り対策することが大切です。

餌を食べない状態が続くと愛らしいふっくらとしたフォルムをしているアベニーパファーが、どんどん痩せ細っていきます。命にかかわる状態になることもあるため、水温や水質の調整などストレスの原因になるものから気をつけていきましょう。

まずはアベニーパファーが餌を食べない原因に繋がる5つのポイントを紹介します。アベニーパファーの飼育を考えている人もぜひチェックしてみてください。

水温が低い

1つめに紹介する餌を食べない原因が「水温が低いこと」です。アベニーパファーにとって好きな餌を与えているにもかかわらず、食欲のない状態が続くようなら水温を見直してみましょう。

原産国がインドやスリランカであるアベニーパファーは、水温が低くなると餌を食べない状態に陥ります。水温が下がりやすい季節には、アベニーパファーにとって適温と言われている23~28℃を保てるように水温調節機能のあるヒーターなどの使用がおすすめです。

熱帯魚に分類されるアベニーパファーは事前に様々な設備を揃えておく必要があるため、事前に準備しておきましょう。

水質が不安定

2つめに考えられる餌を食べない原因が「水質が不安定なこと」です。水質の状態が安定していなかったり、新しい水に慣れていなかったりしている状態でも餌を食べなくなります。

熱帯魚であるアベニーパファーが住みやすいのはろ過バクテリアが繁殖している状態です。水質が不安定になったことにより餌を食べないのであれば、ろ過バクテリアをセットして定着させる必要があります。

それでも定着するまでに時間がかかるため、早めに実行することが大切です。食べ残した餌も水質の悪化に繋がるため早めに取り除きましょう。またアベニーパファーの飼育水は弱酸性が適しています。

ストレスに弱い

3つめに紹介する「ストレスに弱いこと」も餌を食べなくなる原因のひとつになります。前述しているように繊細な性格をしているアベニーパファーは、ストレスを抱えやすい生き物です。

特に飼育を始めたばかりの時期は、環境に慣れるまでストレスを感じやすくなります。そのストレスを少しでも軽くするために、それまで育ってきた環境とあまり変化をつけないことが大切です。

また長期間飼育していても隔離したり水槽のサイズを変えたりするタイミングでストレスを感じ、餌を食べない状態になることもあります。少しの変化でもストレスの原因となる繊細な性格をしていることがわかります。

隠れる場所がなくて落ち着かない

4つめに紹介する餌を食べない原因も、アベニーパファーの繊細さを象徴しています。

飼育しているアベニーパファーが餌を食べない状況が続くときには、マジックリーフやマツモ、流木など隠れる場所を作っているか確認してみましょう。とても目が良いアベニーパファーは周囲の動きにとても敏感です。

人間が水槽に近づいてきたときに隠れる場所がないと、パニック状態になりストレスを感じるようになります。また繊細な性格の生き物ではありますが、単体よりは複数匹での飼育の方が環境に慣れやすい傾向にあります。

アベニーパファーが好きな餌じゃない

最後に紹介する餌を食べない原因の5つめが「好きな餌ではないこと」です。アベニーパファーは餌へのこだわりが強いことでも知られています。

生まれたときから食べてきたものだけを餌と思っているため、それ以外のものを与えられたときに食べ物だと認識していないこともあります。アベニーパファーを迎えるときには、今までどのような餌を食べてきたのかをリサーチしておきましょう。

水温、水質に問題がなくアベニーパファーが健康であっても餌を食べない状況であれば、好みの餌ではない可能性があります。好みではない餌はお腹が空いていても食べないこともあるため、根気よく観察するのが大切です。

アベニーパファーが拒食にならないための予防策

アベニーパファーが餌を食べない状態が続くことを拒食と言います。拒食になったアベニーパファーはどんどん痩せ細り、丸みを帯びた愛らしいフォルムは見る影がなくなります。

拒食となったアベニーパファーはどんどん餌に興味がなくなってしまいます。対策が遅れると弱ってしまい命を落としてしまうため注意が必要です。

ストレスを感じやすい生き物であるアベニーパファーは、餌を食べているか丁寧に観察していきましょう。早めに対策すればするほど、回復に向かう可能性が高くなります。次に紹介する拒食にならないための予防策を参考にしてみてください。

水槽の立ち上げをしっかりする

次のページ:アベニーパファーが餌を食べるようになるための対処法

初回公開日:2022年08月13日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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