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マンチカンの毛色と種類を知ろう!人気のカラーや抜け毛対策も紹介

更新日:2024年03月01日

マンチカンという猫を飼ってみたいと思っていませんか。この記事ではマンチカンの毛色と目の色についてくわしく解説しています。マンチカンを飼う上での注意点にも触れています。かわいいマンチカンについて知りたい方は是非ご覧ください。

マンチカンの毛色と種類を知ろう!人気のカラーや抜け毛対策も紹介
「マンチカンを飼ってみたいけど、高価なのかな?」
「マンチカンにはどんな毛色があるんだろう?」
「マンチカンを飼うときの注意点ってあるのかな?」
映像などで見るマンチカンの愛らしさに、飼ってみたいと思う方は多いでしょう。

この記事では、マンチカンの毛色や目の色のバリエーションと、マンチカンを飼う上での注意点について詳しく解説します。マンチカンは意外と抜け毛が多いので、その対策についても解説しています。

マンチカンはとても魅力的な猫です。短足がかわいらしいマンチカン、あなたもこの記事を読めば詳しく知ることができ、飼うための心の準備ができます。

マンチカンについて知識を集めて、マンチカンを家族として迎え、猫との暮らしを楽しみませんか。

マンチカンが人気の理由

マンチカンの毛色と種類を知ろう!人気のカラーや抜け毛対策も紹介
マンチカンという猫をご存じでしょうか。名前は、英語のMunchkin(マンチキン)からつけられました。子供や小さい人という意味です。マンチカンは、人為的に作られた品種ではなく、突然変異によって生まれました。

短足猫の発見の報告は1940年代にイギリスで、ついでソ連、アメリカなどでありました。現在のマンチカンの先祖となっているのは1980年代にアメリカのルイジアナで発見された2頭の猫です。

その丸い顔や短い脚で歩くかわいい姿などから、人気の猫種になりました。いろいろな他の品種と交配され、毛色や目の色のバリエーションが多いことも人気の理由でしょう。

また、マンチカンは猫の中でも穏やかで人懐っこく、好奇心旺盛です。おとなになっても遊ぶのが好きで、他の猫とも仲良くする傾向があります。

人にもよく懐き、初対面の人にも友好的です。飼い主にはよく甘え、他の家族やペットとも穏やかに接します。 ただし、性格は遺伝にもよりますので、親猫や兄弟猫がわかるケースでは、その子たちの性格を尋ねてみましょう。

マンチカンの毛色の種類 【珍しい色も】


マンチカンは、短足種という品種を確立していく過程で、あらゆる種類の猫と交配されてきました。その結果、様々な毛色の個体が存在し、毛の長さも様々です。実は、脚の長さも3パターンあるため、同じマンチカンはいない、と言われているほどです。

ここからは、マンチカンの毛色のバリエーションについて解説します。

毛色①クリーム

クリームは黄色がかった白で、光が当たると白くうっすらと光っているように見えます。とても美しい毛色であるため人気の毛色になりました。

クリームのなかでも、縞模様の入ったクリームタビー、白い部分のあるクリームタビー&ホワイトもメジャーです。

脚の長さにこだわらなければ、17~18万円位で購入できます。短足の個体は他の毛色でも同様ですが、その約3倍の予算が必要になるでしょう。

毛色②レッド

レッドというのは赤ではなく、いわゆるチャトラの色合いを指します。マンチカンでもレッドは人気の毛色です。

レッドに縞の入った、いわゆるチャトラのレッドタビー、レッドタビーに白い部分があるレッドタビー&ホワイトがよく見られます。

レッドのマンチカンは16~18万円から購入可能です。もちろん、短足の個体はその2~3倍の価格になります。

毛色③ブラウン

マンチカンにはブラウン系の個体もいます。猫自体の原種であるリビアヤマネコの色に近いため、いろいろな品種の猫にブラウン系の個体がみられるでしょう。

ブラウンと呼ばれる毛色は、普通にイメージする茶色よりも濃い、チョコレート色、焦げ茶色に近い毛色です。

いわゆるキジトラが、このグループに入ります。キジトラもタビーですが、ブラウン系はタビーの種類にバリエーションが見られるのが特徴です。アメリカンショートヘアのようなくっきりとした縞模様や、ベンガルのようなヒョウ柄も出現します。

ブラウン系は遺伝的に生まれやすいため15万円くらいから購入可能ですが、脚の長さだけではなく、美しい模様を持った仔猫はかなり高価です。

毛色④キャリコ

キャリコというのは、いわゆる三毛猫です。日本では珍しくない毛色です。しかし世界的には珍しく、ジャパニーズボブテイルのミケネコが、海外では珍重されています。

キャリコとは、白、黒、ブラウンまたはレッドの3色が、ぶち模様になった毛色です。品種に関係なく、キャリコの遺伝は性決定遺伝子によるものであるため、オスのキャリコはほとんどいません。

オスのキャリコは、いたとしても遺伝子に欠陥を持っているため子孫を残すことはできず、オスで、キャリコ、短足と揃うマンチカンは数百万円以上の値が付くこともあります。

また、黒、ブラウンまたはレッドの部分の色が薄く、パステルカラーのダイリュートキャリコも人気が高く、高価です。

キャリコのマンチカンのお値段は17万円くらいです。しかし、短足であったりダイリュートキャリコであったりするとその2~3倍の価格になるでしょう。

毛色⑤ホワイト

マンチカンにも白い猫がいます。短足で白い猫はかわいらしく、人気の毛色です。白い猫は幸運を招くともいわれています。真っ白な個体は珍しく、体の一部が白い、もしくは仔猫の間は白でも成長するにつれて色がでてきたりするケースもあるでしょう。

真っ白な猫は、白色遺伝子か白斑遺伝子のどちらかが発現した結果生まれてきます。

これらの遺伝子を持つ白猫は、高確率で難聴を発症するということに注意が必要です。白いマンチカンを飼う際には、頻繁に動物病院に連れて行くなどしてください。

白と他の毛色のぶち模様のマンチカンは19万円くらいから、短足であったり完全な白であったりすると、より高額で取引されています。

毛色⑥ブルー

猫の毛色にはブルーと呼ばれるものがありますが、いわゆる青色をしているわけではありません。マンチカンのブルーは青みがかった灰色を指します。

この毛色はブルー御三家と呼ばれるコラット、ロシアンブルー、シャルトリューを思い浮かべれば想像できるでしょう。

マンチカンのブルーは単色のケースは少なく、ブルーに白い部分を持ったブルー&ホワイトや、ブルーの部分に縞がありさらに白い部分のあるブルータビー&ホワイトが主流です。

ブルーのマンチカンのお値段は17万円程度からです。もちろん、短足であったり長毛であったりすると価格は上がります。

毛色⑦カメオ

猫の毛色でカメオというのは、聞きなれないかもしれません。カメオというのは一見するとレッドタビーやクリームタビーなのですが、毛をかき分けて根本を見ると白くなっています。マンチカンにはこのカメオの毛色も見られます。

個体によって、一本一本の毛のどこまでが白いか差があるため、白い部分が短い個体はタビーとして売られていることも少なくありません。

タビーではない、カメオの猫もいます。

また、カメオと似たグループにシルバーという毛色もいて、こちらは毛先がレッド系ではなくブラック系です。

カメオのマンチカンは19万円程度から販売されています。
次のページ:マンチカンの値段が変わる理由

初回公開日:2022年12月01日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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