初心者でも簡単!ヒョウモントカゲモドキの飼育|餌/飼育セット
更新日:2024年10月01日
ヒョウモントカゲモドキの飼育方法
ヒョウモントカゲモドキはある程度の暑さ、寒さにも強いので家庭で飼育しやすい爬虫類です。しかし飼育するにあたって餌や飼育環境には注意が必要な点もあるのでをよく確認して飼育を検討しましょう。
今回は、そんなヒョウモントカゲモドキの飼育方法について紹介します。
今回は、そんなヒョウモントカゲモドキの飼育方法について紹介します。
なぜヒョウモントカゲモドキの飼育は簡単だと言われるの?
ヒョウモントカゲモドキの飼育が簡単と言われる理由は、温度・湿度管理があまり厳しくなく餌の頻度も毎日ではないというということが大きいでしょう。餌は基本的に生きたコオロギなのでその点だけ虫が苦手な方にはハードルが高いですが、生餌以外にペースト状の餌もあり、個体によっては食べてくれるので生餌が必要ないこともあります。
また、ヒョウモントカゲモドキはフンと尿酸を排出しますが、トイレの場所をだいたい決まった場所にするという習性があるので床材が汚れにくいというのも飼育しやすいポイントです。
また、ヒョウモントカゲモドキはフンと尿酸を排出しますが、トイレの場所をだいたい決まった場所にするという習性があるので床材が汚れにくいというのも飼育しやすいポイントです。
ヒョウモントカゲモドキの餌は何?
先にも少し述べましたが、ヒョウモントカゲモドキは生餌を好んで食します。一般的にはコオロギを餌として用意する場合が多いですが、コオロギ以外にも生餌にはミールワームやハニーワームやシルクワーム、デビュアなどがあります。
また、生餌でなくとも乾燥コオロギや缶詰のコオロギや冷凍ピンクマウス、ヒョウモントカゲモドキ用の練り餌もあります。ヒョウモントカゲモドキは基本的に同じ餌をずっと食べますが、なんかしらの理由で急に食べなくなってしまうこともあります。普段から数種類の餌を試しておいて食べなくなったら切り替えてみると拒食の予防になるでしょう。
なお、ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度は幼体は毎日食べるだけ、成体は3、4日おきに週2~3回に食べるだけと言われています。ただ、高カロリーの餌は与えすぎると肥満などの原因となるので食べさせ過ぎないようにしましょう。
また、生餌でなくとも乾燥コオロギや缶詰のコオロギや冷凍ピンクマウス、ヒョウモントカゲモドキ用の練り餌もあります。ヒョウモントカゲモドキは基本的に同じ餌をずっと食べますが、なんかしらの理由で急に食べなくなってしまうこともあります。普段から数種類の餌を試しておいて食べなくなったら切り替えてみると拒食の予防になるでしょう。
なお、ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度は幼体は毎日食べるだけ、成体は3、4日おきに週2~3回に食べるだけと言われています。ただ、高カロリーの餌は与えすぎると肥満などの原因となるので食べさせ過ぎないようにしましょう。
コオロギ
餌として一般的なコオロギですが、餌用コオロギには2種類あります。黒くて少し鈍いがフタホシコオロギ(略してフタホシ)、薄茶色で少し動きが早いものがヨーロッパイエコオロギ(略してイエコ)です。
与えるサイズはヒョウモントカゲモドキの頭の半分程度の大きさにしましょう。また、食いつきは生餌より悪くなる場合が多いですが乾燥コオロギや冷凍コオロギ(必ず常温に戻す)、缶詰のコオロギもあります。
コオロギは安価で栄養バランスが良いですが、クル病を予防にカルシウムとビタミンDを添加する必要があります。これには専用のサプリが販売されています。カルシウムは毎食、ビタミンDは週1~2回の頻度が良いでしょう。
与えるサイズはヒョウモントカゲモドキの頭の半分程度の大きさにしましょう。また、食いつきは生餌より悪くなる場合が多いですが乾燥コオロギや冷凍コオロギ(必ず常温に戻す)、缶詰のコオロギもあります。
コオロギは安価で栄養バランスが良いですが、クル病を予防にカルシウムとビタミンDを添加する必要があります。これには専用のサプリが販売されています。カルシウムは毎食、ビタミンDは週1~2回の頻度が良いでしょう。
ミルワーム
ミルワームはゴミムシダマシ科の幼虫のことです。うねうねと良く動くのでヒョウモントカゲモドキが食いつきやすい傾向があります。
栄養バランスは少々悪く、脂肪分は高め、たんぱく質とミネラル分はやや少ない傾向があります。カルシウムとリンの比率も悪いと言われているのでコオロギと同じようにカルシウム(毎食)、ビタミンD(週1~2回)の添加をしましょう。
ヒョウモントカゲモドキに与える方法はコオロギと同じですが、稀にミルワームがヒョウモントカゲモドキの腹を食い破って出てきてしまうことがあるのでミルワームの頭は潰すかカットしてからあげましょう。
栄養バランスは少々悪く、脂肪分は高め、たんぱく質とミネラル分はやや少ない傾向があります。カルシウムとリンの比率も悪いと言われているのでコオロギと同じようにカルシウム(毎食)、ビタミンD(週1~2回)の添加をしましょう。
ヒョウモントカゲモドキに与える方法はコオロギと同じですが、稀にミルワームがヒョウモントカゲモドキの腹を食い破って出てきてしまうことがあるのでミルワームの頭は潰すかカットしてからあげましょう。
ハニーワーム
ハニーワームはハチノスツヅリガの幼虫です。栄養価が高く柔らかいので嗜好性が高い餌です。脂肪分も高いのであげ過ぎるとヒョウモントカゲモドキの消化不良や肥満の原因になってしまうので注意しましょう。
また、ハニーワームばかり与えているとハニーワームしか食べなくなってしまうことがあります。その状態で拒食してしまうと他の餌も食べず危険な状態になってしまうこともあるので、ハニーワームは主食にしないほうが良いでしょう。
ハニーワームは拒食しているヒョウモントカゲモドキの食欲を取り戻すためや、産卵後に体力が著しく落ちてしまうメスのヒョウモントカゲモドキの回復のために与えるなど、用途を絞って使用しましょう。
また、ハニーワームばかり与えているとハニーワームしか食べなくなってしまうことがあります。その状態で拒食してしまうと他の餌も食べず危険な状態になってしまうこともあるので、ハニーワームは主食にしないほうが良いでしょう。
ハニーワームは拒食しているヒョウモントカゲモドキの食欲を取り戻すためや、産卵後に体力が著しく落ちてしまうメスのヒョウモントカゲモドキの回復のために与えるなど、用途を絞って使用しましょう。
シルクワーム
シルクワームは蚕の幼虫のことです。栄養価が高く消化にも良い餌ですが動きが鈍いのでヒョウモントカゲモドキが食いつきにくいことがあります。ただ、動きが鈍くヒョウモントカゲモドキを噛む心配がないのでエサ皿に入れっぱなしでも見失いにくく、ピンセットから餌を食べないデリケートな性格のヒョウモントカゲモドキには良いでしょう。
シルクワームの扱いにくい点は専用の人工餌がコオロギやミルワームなどと比べて高価だったり、環境変化に敏感だったりと飼育管理に気を遣うことでしょう。またシルクワームは蚕なのでもちろん桑の葉も食べますが、桑の葉を食べたシルクワームは人工餌を食べなくなることが多いようなので注意しましょう。
シルクワームの扱いにくい点は専用の人工餌がコオロギやミルワームなどと比べて高価だったり、環境変化に敏感だったりと飼育管理に気を遣うことでしょう。またシルクワームは蚕なのでもちろん桑の葉も食べますが、桑の葉を食べたシルクワームは人工餌を食べなくなることが多いようなので注意しましょう。
デビュア
デビュアとは、アルゼンチンフォレストコックローチというゴキブリの仲間です。ゴキブリの仲間というだけで生理的に無理な場合は適しませんが、雌の成虫と幼虫には羽がなく(雄の成体に羽はあるが滅多に飛ばない)、動きも鈍くて栄養価はコオロギ並みかそれ以上、噛みついたり鳴いたりしないというメリットはあります。
餌切れや水切れにも強いので管理しやすいですが、大きくなるとヒョウモントカゲモドキには大きすぎる場合もあるので大きくなり過ぎた個体は他の爬虫類に食べてもらうか繁殖用にしましょう。また、ヒョウモントカゲモドキによってはデビュアを好まない場合もあるので食べるか確認してから繁殖を検討するようにしましょう。
餌切れや水切れにも強いので管理しやすいですが、大きくなるとヒョウモントカゲモドキには大きすぎる場合もあるので大きくなり過ぎた個体は他の爬虫類に食べてもらうか繁殖用にしましょう。また、ヒョウモントカゲモドキによってはデビュアを好まない場合もあるので食べるか確認してから繁殖を検討するようにしましょう。
初回公開日:2017年12月04日
記載されている内容は2017年12月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。