ミニチュアダックスのカットの種類5選！注意点とグッズまとめ

ミニチュアダックスは毛が定期的に生え変わるため、あまりトリミングが必要ありません。しかし、トリミングが全く必要ないわけではなく、ミニチュアダックスの健康を保つために定期的なカットは必要となります。

ミニチュアダックスはトイプードルやビションフリーゼなどと比べるとカットスタイルが少ないと思われることがあります。しかし、ミニチュアダックスもいろいろなカットをしてあげることができます。

暑い夏場は毛を短くして涼しく過ごせるようにしてあげたいと考える飼い主もいます。しかし、全身の毛を短くするだけでは個性がないと思ってしまう飼い主もいます。そのような場合には、全体の毛を短めにして、尻尾の先の方の毛を残すライオンカットがです。

全体の毛を短くするので、奇抜なカットにならず、ミニチュアダックスも涼しく過ごしやすくて、尻尾に可愛らしさのアクセントが出ます。

ただし、お腹周りの毛も短くする場合には、散歩中に照り返しで火傷をしないように対策をしてあげましょう。

ミニチュアダックスの夏の過ごしやすさを優先してあげたいという場合には、ライオンカットのようなアクセントを残さずに、全身を短くカットするサーマカットにしてあげても良いでしょう。

また、毛が短くすると、ミニチュアダックスが暑い夏を過ごしやすくなるだけではなく、抜け毛や毛玉の予防にもなります。

抜け毛や毛玉を放置すると、皮膚病の原因となってしまうこともあるため、飼い主は定期的にブラッシングをしてあげる必要があります。ですが、サーマーカットにすれば、ブラッシングの手間や頻度を減らすこともできます。

ミニチュアダックスのカットでが高まってきているのはモヒカンカットです。モヒカンカットはその名前の通り、頭部の毛を長く残してモヒカンを作ります。

モヒカンカットのミニチュアダックスは見た目がやんちゃそうで、元気で健康的な印象を与えます。また、少し癖のある毛質をしている場合には、その癖があることで可愛らしく見えることもあります。

強めの個性を出すことに抵抗のある飼い主は、ソフトモヒカンにして、個性を抑え目にしても良いでしょう。

サマーカットなどで全体の毛を短くする際に、一部分にハートなどの形に毛を残してあげるとワンポイントとなり、チャームポイントを作ることができます。また、冬場で全身の毛を長くしている場合には、ハートなどの形の輪郭に沿ってラインを入れてあげると良いでしょう。

あくまでもワンポイントなので、背中に大きくデザインを作るよりも、小さく作ってあげる方が可愛らしく見えるでしょう。

ミニチュアダックスは脚が短いということもあり、お腹の飾り毛が伸びてくると、散歩のときに毛を地面に擦ってしまい、汚れてしまうということがあります。

そのため、飾り毛はミニチュアダックスの清潔さを保ってあげるために、伸びすぎた場合にはカットしてあげる必要があります。

また、ミニチュアダックスの清潔さを保ってあげるためには、排泄物で汚れないようにお尻周りの毛や、通気性を良くして蒸れないように耳の毛なども、定期的にカットしてあげる必要があります。

ミニチュアダックスの清潔さを維持してあげるためにも、トリミングは必要となります。しかし、カットの際には、人の言葉がわからない犬にハサミなどの刃物を使うため、必ず注意するべき点があります。