スカイテリアってどんな犬？特徴から考えられる性格・販売価格

警戒心が強い、頑固などと言われているスカイテリアですが、実は甘えん坊な一面もあります。

警戒心を解き、心を開いた相手には寄り添ってきますので、時には無邪気に甘えてくることもあります。

今まで懐かなかった犬が、急に懐いてくる姿はかわいいですが、上下関係をはっきりさせておかなければ、ならない犬種なので甘やかしは禁物です。

スカイテリアは、誰にでも愛想を振り撒く、愛嬌のある性格ではありません。

警戒心が強く、知らない人や知らない犬には心を許しさないので、番犬に向いている犬種となります。また、気も強く頑固で人に媚びません。

ただ、心を許した相手にはうって変わって、友好的な態度を取るようになります。

スカイテリアの購入費用ですが、子犬だと約50万円ほどかかります。

これはペットショップで購入したときに掛かる費用ではなく、個人で海外のブリーダーから購入した場合の、おおよその目安とされている金額です。

海外から購入せずとも、日本のペットショップでスカイテリアを、購入できないのでしょうか。絶滅を危惧されているスカイテリアですが、どのようにすれば飼えるのでしょうか。

日本での知名度が低いため、日本のペットショップではスカイテリアは扱っておらず、日本のブリーダーからの購入も困難です｡

海外のブリーダーから購入する方法がありますが、世界的に数が少ないので、日本国内ほどではありませんが、入手はなかなか困難といえます。

海外のブリーダーから購入するときは、個人でやりとりをする方法の他に、仲介業者や、やりとりを代行してくれる業者に頼むという方法もあります。

譲渡会などを利用し里親になるという選択肢もあります。なんらかの事情で飼い主を失ってしまったスカイテリアの里親となり、新しい家族の一員として迎え入れる方法です。

しかし、残念ながら、スカイテリアの場合はこの里親制度を利用しても、飼うことは叶わないでしょう。

なぜなら、JKC（ジャパンケネルクラブ）にここ何年か、登録されていない犬種となっているからです。

子犬のときから、主従関係をはっきりさせておく必要が、スカイテリアにはあります。上下関係を認識させることにより、いうことを聞くためです。

立場が下だと認識されてしまうと全くいうことを聞かなくなるため、あいまいなことをしてはいけません。

スカイテリアは警戒心が強く、なかなか心を許さない犬ですが、心を開くととても忠実な犬に変わります。

スカイテリアがどのくらい忠実かというのを、現している逸話があります。それはスコットランド版、忠犬ハチ公といわれている「グレーフライアーズ・ボビー」の逸話です。

ボビーは飼い主の死後14年間、追い払われても戻ってきて、ずっとお墓の側を離れなかったそうです。

スカイテリアは警戒心が強く、すこし頑固な一面もあるため、誰に対しても心を開くタイプではありません。

しかし、心を許した相手には態度ががらりと変わり、友好的な態度をとるようになり、忠実に尽くしてくれます。