鼻ぺちゃ犬はなんでブサカワなの？鼻ぺちゃ犬の種類と特徴について紹介

昔、大となったアニメ「キャンディーキャンディー」の歌詞の中に「鼻ぺちゃだってお気に入り」というフレーズがありました。犬にも鼻ぺちゃ犬の犬種がいて、ブサカワだと不動のを誇っています。

特にアメリカでは鼻ぺちゃ犬の犬種がの有数10入りを果たしているほどです。ここでは、の鼻ぺちゃ犬や種類について、また鼻ぺちゃ犬の特徴についてご紹介します。

鼻ぺちゃ犬とは短頭犬種のことです。多くの犬は、マズル（口吻）がながく、鼻がすっとしているイメージを受けますが、短頭犬種は、マズルが極端に短いので、鼻ぺちゃに見えます。

鼻ぺちゃ犬は体温調節が苦手なことで知られています。もともと犬は鼻や肉球に汗線があり、ハアハア吐息をすることで体温調節をしています。鼻ぺちゃ犬の口腔は他の犬に比べて小さいため体温調節が苦手なので夏は熱中症にならないように気をつけてあげましょう。

また鼻ぺちゃ犬は寝るときにいびきをかくのも特徴です。人間のようないびきをかく犬もいます。

一言に「鼻ぺちゃ犬」といっても色々な犬種があり、特徴や性格も違います。ここでは実際にの鼻ぺちゃ犬を何匹かご紹介します。

ブサカワのすがたに癒されるでしょう。きっとお気に入りの鼻ぺちゃ犬が見つかります。鼻ぺちゃ犬を飼うことを考えている人もそうでない人も鼻ぺちゃ犬の魅力を知りましょう。

フレンチブルドックは鼻ぺちゃに加えて大きくてピンとたった耳が特徴のイギリスやフランスが原産の犬です。

家族愛が強く、飼い主のことをとても愛し、よくなつきます。撫でられるととても喜ぶので飼い主も愛情をかけて可愛いがりがえがあります。

でも、飼育費がかかることや、ヘルニアや肌の病気になりやすい犬種なので、飼うときにはそれ相応の覚悟が必要になります。飼育費にかかるおおよその費用について検討しておきましょう。

パグは、鼻ぺちゃに加え、大きな目とシワだらけの顔が特徴の犬です。とても人懐っこく、明るくて陽気な性格です。

穏やかでのんびりしているため、室内で飼うのにも向いていて、子供たちとも仲良くなります。ただ、のんびりしている一方で頑固でプライドが高い一面もあるので、しつけの時には、威厳を持って対応してあげることが大切です。

とても魅力的な犬なので、一度パグをかった人は次の犬もパグがいいと思うほどパグの魅力にとりつかれてしまいます。パグは体温調節が苦手なので、夏や冬などの室内管理を行ってあげましょう。

名前にもあるように、ボストンテリアはアメリカのボストン発祥の犬で、二色のマーブルな毛並みが特徴です。

フレンチブルドックと似ていますが、フレンチブルドックに比べマズルが長く、丸顔です。ボストンテリアは、「ボストン犬界の紳士」というニックネームで呼ばれるほどに、気品にあふれています。

性格は寛容で正義感に溢れています。テリアの血を引いているため、溌剌としている一面もあり十分な運動を必要とします。テリアの影響で一度興奮したら自分をコントロールできないこともあるため、子犬の頃からきちんとしつけましょう。

シーズはフサフサとした毛並みが特徴の鼻ぺちゃ犬で、中国では獅子という名前で呼ばれていました。とても穏やかで、日向ぼっこを楽しんだり、気持ちよさそうに昼寝するという生活スタイルを好みます。

人懐っこい性格で、もちろん人と遊ぶことも大好きです。遊ぶ時には、今までの静かさが信じられないほどに夢中になって元気いっぱいに遊ぶというメリハリの効いた犬です。

攻撃性などはなく平和な犬ですが、頑固な一面もあり「物覚えが悪くしつけが難しい」と感じる人もいます。子犬のうちからしっかりとしつけをする必要があります。

ペキニーズは中国が原産の鼻ぺちゃ犬で、昔は中国の王宮で変われとても高級な犬として、富と権力の象徴でした。

毛が長い毛がフサフサと生えていて見えにくいのですが、パグと同様、顔にシワがたくさんあるのが特徴です。

他の鼻ぺちゃ犬と違い、ペキニーズは警戒心が強く簡単に人に慣れない特徴があります。頑固な一面もありしつけが難しい犬ともされています。

プライドの高さや人間に媚びない性格から「もっとも猫に近い犬」と呼ばれることもあります。その分、飼い主を信用し懐いている姿を見るのはとても愛らしいと言えるでしょう。